DeNAの戸柱恭孝捕手(36)が、2023年オフに結んだ4年契約の4年目にあたる来季契約で、オプトアウト条項を付与されていることが報じられました。行使すればFAでの移籍が可能になり、本人は権利行使を視野に入れていると、スポーツ報知は伝えています。この記事では、報道で確認できた範囲で、条項の中身と行使した場合の分かれ道、2023年に残留した経緯、今季の成績、FAの日程を整理します。
結論
- 戸柱捕手の来季契約には「契約の見直しや破棄ができる」オプトアウト条項が付いている。球団の公式発表ではなく、スポーツ報知(10月28日の取材)と日刊スポーツ(10月30日掲載)の報道
- 報知によると、本人は権利行使を視野に入れている。一方で球団側は、複数年契約をベースに残留を要請している
- 行使すればFAでの移籍が可能になる。日刊スポーツは複数球団が獲得調査に動く模様と伝えているが、球団名は報じられていない
- 行使するかどうかは未確定。FA宣言の期限は11月9日で、それまでに本人の判断が注目される
公開日: 2026年10月30日 / 最終更新: 2026年10月30日
画像出典: 作成: tinpanblog.com(各報道をもとに作成)
目次
- 何が報じられたのか
- オプトアウト条項とは
- 時系列で見る戸柱捕手の契約
- 2023年の残留と契約更改の言葉
- 今季の成績とDeNAの捕手事情
- 行使する場合と使わない場合
- FAの日程
- まだ分かっていないこと
- まとめ
何が報じられたのか|来季契約にオプトアウト条項
最初に伝えたのはスポーツ報知です。10月28日の日本シリーズ第4戦でソフトバンクに敗れたあとの筒香嘉智選手の海外FA検討の記事の中で、戸柱捕手についても触れています。2023年に国内FA権を取得して同年オフに4年契約を結んだ戸柱捕手は、4年目の来季について、契約の見直しや破棄ができるオプトアウトの条項が付与されていることが判明したという内容です(スポーツ報知(Yahoo!ニュース))。
日刊スポーツも10月30日付で、29日に分かったこととして同じ内容を報じました。こちらは、行使すればFAでの移籍が可能となり、複数球団が獲得調査に動く模様だと踏み込んでいます(日刊スポーツ(Yahoo!ニュース))。どちらも球団の公式発表ではなく、取材に基づく報道です。
オプトアウト条項とは
報知は「契約の見直しや破棄ができる」条項と説明しています。一般的には、選手側が一定の条件のもとで契約から抜ける、または内容を見直せる権利を持っている状態を指します。戸柱捕手の場合、対象は4年契約の最終年にあたる来季契約です。
ただし、細かい中身は報道に出ていません。たとえば、いつまでに行使を決める必要があるのか、行使したあとに球団と再契約する道があるのか、年俸がどう変わるのかは確認できませんでした。日刊スポーツは「行使すればFAでの移籍も可能」と書いており、行使すると他球団との交渉を含む選択肢が開くという理解になります。
画像出典: 作成: tinpanblog.com(スポーツ報知・日刊スポーツをもとに作成)
時系列で見る戸柱捕手の契約
画像出典: 作成: tinpanblog.com(ベースボールキング・スポーツ報知・日刊スポーツをもとに作成)
2023年の残留と契約更改の言葉
2023年12月の契約更改で、戸柱捕手は「4年契約を頂きまして、来年からまた横浜でプレーさせてもらえることになりました」と話しています。金額は「いまの年俸よりはすごいアップさせていただきました。単年で億はいかないくらい」と述べるにとどめました。ベースボールキングによると、残留の決め手は「このチームで優勝したいという思いが一番強かったです」とのことです(ベースボールキング)。
当時の戸柱捕手は、シーズン後半から球団本部長と話し合いを重ね、戦力として必要だと伝えられたといいます。チームには伊藤光選手、山本祐大選手、松尾汐恩選手らがいる中で、「またもう一度主戦で一番で出られるように」と語り、同時に若手のサポートにも力を注ぐ姿勢を示していました。
その翌年の2024年には、クライマックスシリーズでMVPを獲得し、26年ぶりの日本一に貢献しています。
今季の成績とDeNAの捕手事情
画像出典: 作成: tinpanblog.com(NPB公式 個人打撃成績をもとに作成)
NPB公式の個人打撃成績によると、今季の戸柱捕手は1軍で42試合に出場し、打率.216、1本塁打、8打点でした(NPB公式 2026年度 横浜DeNAベイスターズ個人打撃成績)。2023年の契約更改の時点で、本人が納得していない様子だった70試合・打率.242・5本塁打・19打点と比べても、出場数と打撃成績はともに下がっています。
画像出典: 作成: tinpanblog.com(ベースボールキング・NPB公式・スポーツ報知をもとに作成)
一方、日刊スポーツは、今季はプロ4年目の松尾選手と古市選手が台頭したものの、1軍での経験は少なく、戸柱捕手は来季も大きな戦力として期待されると書いています。打撃成績では松尾選手が89試合で打率.248、4本塁打、19打点でした。古市選手は27試合、72打席で打率.359ですが、出場試合は少なめです。
数字には出にくい評価も報じられています。日刊スポーツは、チームメートへの声かけ、経験や理論に裏付けされたリード、インサイドワークを高く評価されていると伝えています。報知も、複数年契約を結んだここ3年は開幕から一度も登録抹消がなく、シーズンを完走した点を挙げ、体の強さも武器だと評価しています(スポーツ報知)。
行使する場合と使わない場合
報知によると、球団は野球に取り組む姿勢やチームへ与える影響を評価し、複数年契約をベースに残留を要請しています。そのうえで、FA宣言すれば国内の他球団が関心を寄せる可能性は高そうだと書いています。
捕手の補強を考える球団にとっては、経験のある捕手は市場価値が高いというのが日刊スポーツの見立てです。ただし、今季の出場が42試合にとどまっている点をどう評価するかは、各球団の判断になります。
FAの日程
NPBが10月19日に公示したFA有資格選手の一覧には、DeNAから戸柱捕手を含む複数の選手が載っています(NPB公式)。宣言の期限は11月9日です。宣言した選手の公示は11月10日、交渉の解禁は11月11日です。日程と制度の詳細は、プロ野球FA2026の宣言期限と注目選手で整理しています。
同じDeNAでは、筒香嘉智選手も海外FA権の行使を検討しています。こちらは筒香嘉智のFA期限と球団社長の発言にまとめています。今季の戦いぶりは日本シリーズ2026のDeNA対ソフトバンク戦力比較の記事も参考になります。
まだ分かっていないこと
まとめ
戸柱恭孝捕手には、4年契約4年目の来季契約に、契約の見直しや破棄ができるオプトアウト条項が付いていると報じられています。行使すればFA移籍も可能になり、本人は行使を視野に入れていますが、球団は複数年契約をベースに残留を要請しています。今季は1軍42試合・打率.216でしたが、リードや経験への評価は高く、複数球団が調査との報道もあります。FA宣言の期限は11月9日です。最新の動きは球団とNPBの公式発表で確認してください。
報道の内容や日程は変更される場合があります。最新情報は球団・NPBの公式発表で確認してください。
参考・出典
- スポーツ報知(Yahoo!ニュース) 筒香嘉智、海外FA権行使検討 戸柱恭孝もFA行使視野
- 日刊スポーツ(Yahoo!ニュース) 戸柱恭孝、4年契約4年目の来季にオプトアウト条項 FA権行使なら複数球団が調査
- ベースボールキング DeNA・戸柱恭孝が4年契約で残留!(2023年12月11日)
- NPB公式 フリーエージェント有資格選手(2026年度)
- NPB公式 2026年度 横浜DeNAベイスターズ 個人打撃成績
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