【槙野監督】藤枝vs徳島 ハンド見逃しに抗議|発言と経緯

明治安田J2リーグ第13節、藤枝MYFC対徳島ヴォルティス(2026年10月24日)で、藤枝の槙野智章監督が審判団の判定に猛抗議し、試合後のフラッシュインタビューでも「マジでレベル低い」と訴えました。発端になった場面と発言の要点を、報道をもとに時系列で整理します。

結論
藤枝は徳島に0-1で敗戦。後半24分、FW川本梨誉のプレーで相手DF田中隼人の腕付近にボールが当たったように見えましたがノーハンドの判定で、抗議した槙野監督にイエローカードが出ました。J2にはVARがなく、判定は覆っていません。槙野監督は試合後「誰も言わないから僕が言います」と話し、判定の質の改善を訴えました。2026年10月25日時点で、Jリーグ側の公式見解は確認できていません。
藤枝MYFCの槙野智章監督(スーツ姿)

画像出典: RONSPO(アフロスポーツ)

目次




試合結果と流れ|藤枝は9試合勝ちなし

試合情報
大会: 明治安田J2リーグ 第13節
日時: 2026年10月24日(土)
会場: 藤枝総合運動公園サッカー場
結果: 藤枝MYFC 0-1 徳島ヴォルティス
得点: 前半28分 高木友也(徳島)

静岡放送(SBS)の速報によると、徳島は前半28分にDF高木友也さんがミドルシュートを決めて先制しました。藤枝は後半に左サイドのMF中村優斗さんの仕掛けなどで攻勢を強めたものの、徳島の堅い守りを崩せず、無得点のまま終了。これで藤枝は9試合勝ちなしになりました。

静岡新聞DIGITALは、この「9戦勝利なし」がクラブワーストの更新だと伝えています。

藤枝対徳島の前半、攻め込む藤枝の近藤

画像出典: 静岡新聞社(Yahoo!ニュース掲載)




問題の場面|後半24分に何があったのか

複数の報道で、場面の描写は次のようにほぼ一致しています。

1. 藤枝がボールを浮かせる
0-1で迎えた後半24分、藤枝FW川本梨誉さんが相手ペナルティエリア内で相手をかわそうとボールを浮かせます。
2. 徳島DFの腕付近に当たる
ボールが徳島DF田中隼人さんの左腕付近に当たったように見えました。RONSPOは、田中さんの右膝や腹部あたりに当たったあと、左腕に当たったように映ったと描写しています。
3. 主審はノーハンド
主審(RONSPOは俵元希主審と記載)はハンドの反則を取らず、プレーは続行。PKにはなりませんでした。
4. 槙野監督が副審に抗議し警告
槙野監督は副審のもとへ走って身ぶり手ぶりで抗議し、イエローカードを提示されました。

DAZNの中継では、実況が「ここで左手…」、解説が「まあ、当たってますね…腕には」と話しました(東京中日スポーツ掲載のDAZN公式X投稿の文面より)。別の中継解説は「(腕に)当たっていることは間違いない。それをどうとらえるか。意図的なのかとか」と述べています(THE ANSWER)。つまり、腕に当たった事実は中継でも共有され、論点は「反則と見なすかどうか」にあります。

「後半24分」と「68分」の表記について

フットボールチャンネルは「68分」、SBS・FOOTBALL ZONE・RONSPO・東京中日スポーツ・THE ANSWERは「後半24分」と書いています。後半24分は試合開始から数えると約69分にあたるため、同じ場面を指していると考えられます(経過時間の数え方による差です)。当記事では「後半24分」に統一します。

藤枝対徳島の試合でボールを運ぶ藤枝の選手

画像出典: 静岡放送(SBS)(Yahoo!ニュース掲載)

槙野監督の発言|試合後フラッシュインタビューの要点

DAZNのフラッシュインタビューで、槙野監督は次のように話しました(FOOTBALL ZONE・フットボールチャンネルの掲載分より抜粋)。

「審判が新ルールを採用したのかもしれないですけどね」
「誰かが代表して言わないといけない。誰も言わないから僕が言いますけど、マジでレベル低いので。これをやられると選手の育成もそうだし、せっかくのJリーグが勿体無いことになります」
「後で意見書を出して『あれはファウルでした、ハンドでした』って言われてももう遅いんでね。絶対ダメ」
「見えないはダメだよ。全員見えてんだもん。フォース(第四審判)もいる。副審も目の前だし、主審も前だし」
「マジでJ2のレフェリーのレベルを上げないと壊れます」

さらに「(日本代表が)本気でワールドカップで世界一を目指そうと言っている中で、こういうレフェリングをしたらダメ」とも話しています。

フラッシュインタビューで判定に苦言を呈した槙野智章監督

画像出典: FOOTBALL ZONE(徳原隆元)

最後は選手に前を向くよう求めた

一方で槙野監督は締めくくりに、「やるしかないんでね、勝ってないんでね、レフェリーどうこう言うのは僕だけでいい。選手はしっかりと前向いて、チームを立て直していかなきゃいけないと思います」と話しました。審判への批判を自分が引き受け、選手には切り替えを求める形です。

DAZN公式Xは試合後、問題の場面と槙野監督のインタビューを投稿しました。東京中日スポーツによると、インタビューの投稿には「皆さんはどう思いましたか?」と添えられ、フォロワーから「これをDAZN公式が出したのは熱い」などの声が上がっています。




SNSの反応|支持が大勢、ただし批判もある

RONSPOは、DAZN公式Xのインタビュー投稿のインプレッションが日付の変わる時点で400万回以上に達し、X上で「槙野智章」がトレンド入りしたと伝えています。投稿の多くは槙野監督を支持する内容だったといいます。

支持する声(RONSPO・THE ANSWERの引用)
「よくぞ嫌われ役を買ってくれた」「黙っているのが審判をリスペクトする事じゃないしね」「J2もVAR導入してほしい」「やっぱチャレンジシステム必要だよ」
批判する声(RONSPOの引用)
「リスペクトの欠片もない」「負けたときに言っちゃいかんよ」。RONSPOは批判の投稿は「ごく一部」だったとしています。
Jリーグ側の見解を求める声
「これを観てからの、Jリーグ側・レフェリー側の見解を聞きたい」という投稿も紹介されています。

同じJ2の栃木シティの田中パウロ淳一さんも、「多くのサッカー選手が自分の立場を気にして発言をためらう中、こうして声を上げる槙野さんからは、本気で日本サッカーを良くしたいという思いが伝わってきます」とXに投稿したとRONSPOは紹介しています。

記者会見で話す藤枝MYFCの槙野智章監督

画像出典: フットボールチャンネル(Getty Images)

論点の整理|この件で何が問われているのか

1. 判定そのもの
腕に当たったことは中継でも認められており、争点は「ハンドの反則かどうか」の判断です。報道は「ハンド疑惑」「誤審疑惑」と書いており、反則だったと断定した公式発表は出ていません。
2. J2にはVARがない
東京中日スポーツによると、J2では費用と人材不足からVARは導入されていません。そのため、主審が見逃した場面は試合中に覆りません。
3. 発言の方法
試合後のインタビューで審判の質に直接触れる異例の形でした。支持も批判もあり、「監督の立場で何をどこまで言うか」が議論の的になっています。

J1の最新の動きは、当ブログの【J1順位表】第12節 東京V初勝利|町田首位も広島に勝点1差や【J1順位表】第10節で3チーム首位並び|柏陥落と残留混戦でまとめています。

試合後に判定への思いを語る槙野智章監督

画像出典: 中日スポーツ・東京中日スポーツ

注意点と、この記事の読み方

この記事は、2026年10月25日時点の報道と、DAZN公式Xの投稿を紹介した記事に基づいています。判定が正しかったかどうかは断定していません。Jリーグや審判側から見解が出た場合や、藤枝の次戦で新たな発言があった場合は、内容を確認して追記します。

向いている人
何が起きたのかを短時間で整理したい人、槙野監督の発言の要点を確認したい人、J2のVAR未導入の背景を知りたい人。
向かない人
競技規則の条文に沿った判定の正誤を知りたい人。ここでは規則の解釈には踏み込んでいないため、Jリーグ側の見解や公式の判定解説を待つ必要があります。

インタビューの映像はDAZN公式Xで公開されており、発言のニュアンスは映像で確認できます。フットボールチャンネルの記事にも発言がまとまっています。

そのほかのサッカー関連の動きは、【坂元達裕】プレミア初先発の評価|経歴と日本代表歴を整理も参考にしてください。




まとめ

  • 10月24日のJ2第13節、藤枝は徳島に0-1で敗戦(前半28分に高木友也が決勝点)、9試合勝ちなし
  • 後半24分、藤枝FW川本梨誉のプレーで徳島DF田中隼人の腕付近にボールが当たったがノーハンド。抗議した槙野監督にイエローカード
  • 槙野監督は試合後「誰も言わないから僕が言います」「J2のレフェリーのレベルを上げないと壊れます」と訴え、選手には前を向くよう求めた
  • J2はVAR未導入。SNSは支持が多数で批判も一部あり、Jリーグ側の見解は2026年10月25日時点で確認できていない

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参考・出典

2026年10月25日 公開。引用は報道各社の記載に基づきます。最新の公式見解はJリーグ公式サイト等でご確認ください。





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