2026年8月13日の記録的な大雨で、千葉県内の住宅に浸水被害などが相次いでいます。住宅を失ったり大きな被害を受けたりした場合、最大300万円が支給される「被災者生活再建支援金」を使えるのか気になる人も多いはずです。この記事では制度の仕組みと、今回の大雨での適用状況(本記事執筆時点でわかっていること)を整理します。

千葉県は今回の大雨を受けて18市(千葉市含む)に「災害救助法」の適用を決定していますが、住宅再建の支援金に関わる「被災者生活再建支援法」の適用については、本記事執筆時点で県から正式な発表は確認できていません。同法は住家被害の調査結果をもとに適用の可否が判断されるため、今後の県の発表を待つ必要があります。
目次
今回の大雨の被害状況
2026年8月13日、千葉県では東からの風と北からの風がぶつかり合って線状降水帯が発生し、記録的な大雨となりました。この大雨を受け、千葉県は千葉市を含む18市に災害救助法の適用を決定しています。

災害救助法は避難所の設置や住宅の応急修理などの費用を国と自治体が負担する制度で、被災者生活再建支援法とは別の枠組みです。適用市町村や被害の詳細は今後の県の発表で更新される可能性があります。
被災者生活再建支援金とは
被災者生活再建支援法は、自然災害で住宅に著しい被害を受けた世帯に対し、生活の再建を支援するための支援金を支給する制度です。都道府県が拠出する基金から支給され、対象になるかどうかは市区町村単位の住家被害の程度によって決まります。
支給額の内訳(最大300万円)
支援金は「基礎支援金」と「加算支援金」の合計で、最大300万円が支給されます。
基礎支援金(住宅の被害程度に応じて支給)
- 全壊・解体・長期避難:100万円
- 大規模半壊:50万円
- 中規模半壊:対象外(基礎支援金なし)
加算支援金(住宅の再建方法に応じて支給)
- 建設・購入:200万円
- 補修:100万円
- 賃貸(公営住宅以外):50万円
例えば住宅が全壊し、新たに建設・購入する場合は基礎支援金100万円+加算支援金200万円で合計300万円が支給されます。
対象となる被害区分
支給額は、り災証明書に記載される被害区分によって決まります。「全壊」「大規模半壊」に該当する場合が主な対象で、「中規模半壊」は加算支援金のみ対象、「半壊」「準半壊」「一部損壊」はこの制度の対象外です(ただし住宅の応急修理制度など別の支援を利用できる場合があります)。
申請の流れ・今やるべきこと
被災者生活再建支援法の適用が正式に決まるかどうかにかかわらず、住宅に被害を受けた場合はまず「り災証明書」の交付を申請しておくことが重要です。り災証明書は被災者生活再建支援金だけでなく、税金・国民健康保険料の減免や保険金請求など、さまざまな支援制度の申請に必要になります。
よくある質問
まとめ
被災者生活再建支援金は、住宅が全壊・大規模半壊などの被害を受けた世帯に最大300万円が支給される制度です。千葉県は今回の大雨で18市に災害救助法を適用しましたが、被災者生活再建支援法の適用については本記事執筆時点で未発表です。住宅に被害を受けた人は、支援金の対象になるかどうかにかかわらず、まずり災証明書の申請を進めておきましょう。
※被災者生活再建支援法の適用状況や支給額の詳細は変更・更新される可能性があります。最新情報は千葉県公式サイトまたはお住まいの市区町村窓口でご確認ください。
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