ソフトバンクの山川穂高内野手(34)が10月30日、今オフは約1か月バットを握らない方針を明かしました。「どこの国に行っても、2日以上バットを握らなかったことがない」と話す練習の鬼が、今季は58試合で打率.178、11本塁打と不振に終わったことを受けた決断です。封印の期間は報道によって表現が割れているため、違いも含めて整理します。
結論
- 山川穂高は10月30日、今オフはバットを握らない方針を表明。目的は打撃の考え方の整理
- 期間は、スポニチ・東スポ・報知が「約1か月」。日刊スポーツは見出しで「年内」、本文では「1カ月ほど」と書いている
- 今季は58試合で打率.178、11本塁打、28打点。移籍3年目で最少の出場数
- 来季は4年契約の最終年。一塁には今季28本の正木智也が台頭している
公開日: 2026年10月31日 / 最終更新: 2026年10月31日(同日付の各紙報道にもとづく)
画像出典: 作成: tinpanblog.com(各紙の報道をもとに作成)
目次
- 何を表明したのか
- 今季の成績と不振の経緯
- 封印の期間は「1か月」か「年内」か
- オフの具体的なプラン
- 来季の見どころと不安材料
- まとめ
何を表明したのか
山川は10月30日、今オフの方針として「バットを触らない」ことを明かしました。スポニチによると、本人は「あえてひと月くらい触らないつもり。自分にとってのバッティングはこういうものというのをまず整理したい。今の段階でバットを触ってもうまくならない」と話しています。
これまでの山川は、毎日バットを振りながら自分の打撃の型を探すタイプでした。東スポは、今オフの「大転換」を2つ挙げています。ひとつは「バットを置くこと」、もうひとつは「他人に頼ること」です。これまでは自分で考えて独自の打撃理論を築き、本塁打王を4度獲得してきましたが、今オフは外部の専門家の知識を取り入れるとしています。
日本シリーズの結果や関連する動きは、日本シリーズ2026の記事にまとめています。
今季の成績と不振の経緯
画像出典: 作成: tinpanblog.com(日刊スポーツ・報知の報道をもとに作成)
今季の成績は58試合で打率.178、11本塁打、28打点です。日刊スポーツは、移籍3年目で最少の出場数だと伝えています。通算では286本塁打で、プロ13年間をバットで生き抜いてきた選手です。
画像出典: 作成: tinpanblog.com(各紙の報道をもとに作成)
経緯をたどると、6月1日に46試合で打率.175のため2軍へ降格しました。約3か月の2軍調整を挟み、9月に1軍へ復帰しています。この間に、キャリア初となる本格的なウエートトレーニングにも取り組みました。東スポ(9月14日付)は、「自分の満足のいく厚みのある打球が出せない」という考えから、フォームの試行錯誤とは別のアプローチを選んだと伝えています。
復帰後は、東スポの記事の時点(復帰後5試合目)で打率.267と、状態は上向いていました。一方で山川本人は、今季の体重について「落としすぎかなと。もう少し張り感のある力強さの方が年間通した時のエネルギー値がいいのかなと」と振り返っています。今季は10キロ以上の減量で臨んでいました。
封印の期間は「1か月」か「年内」か
画像出典: 作成: tinpanblog.com(各紙の報道をもとに作成)
期間の書き方は各紙で違います。スポニチは「1カ月間」と見出しに掲げ、本人の言葉も「ひと月くらい触らない」です。東スポは「約1か月間、本格的なスイングを封印」、スポーツ報知は「1か月ほどかけて」整理するとしています。
日刊スポーツだけは、見出しと冒頭で「年内はバット封印」と書いています。ただ、同じ記事の本文には「頭の中を1カ月ほど時間をかけてじっくりと整理する」ともあり、年内ずっと一切バットを握らないのか、整理が終わるまでの目安が1か月ほどなのかは、記事からははっきりしません。
オフの具体的なプラン
画像出典: 作成: tinpanblog.com(各紙の報道をもとに作成)
日刊スポーツによると、バットを持たない間は、トレーニングとランニングが中心です。ノックやキャッチボールで肩はつくりつつ、理論や体のことを頭の中で整理します。
助言を受けるのは、福岡在住のスポーツトレーナー、鴻江寿治氏です。人間の体を猫背型の「うで体」と反り腰型の「あし体」に分けて考える「鴻江理論」を唱えており、山川は電話で1時間ほど話したと日刊スポーツが伝えています。報知によると、山川は「体の専門家にアドバイスいただいて、その上で自分で整理して」と話しています。
頭の中も、日々記録しながら整えていく考えです。「自分にとって相性がいいのはこういうものか、というのをまず整理しないと」という発言から、打撃の型を決め直すための準備期間と位置づけているのがわかります。
来季の見どころと不安材料
画像出典: 作成: tinpanblog.com(日刊スポーツ・報知の報道をもとに作成)
来季は4年契約の最終年です。11月に35歳を迎える山川にとって、復活できるかどうかは大きな分かれ目になります。
見どころ
- 封印明けに、再びバットを握ったときの状態。本人は「ちゃんと勝負できるような状態に持っていく」と話している
- 日本シリーズ第2戦の同点弾のような、ここ一番での勝負強さ
- 体重を落としすぎたという反省を、体づくりにどう生かすか
不安材料
- 今季は打率.178。体づくりと考え方の整理が、そのまま結果につながる保証はない
- 一塁には、今季28本塁打の正木智也(26)が台頭している。チームの若返りも進み、競争は厳しくなる
- バットを持たない期間が、打撃の感覚にどう影響するかは、シーズンに入るまでわからない
正直なところ、現時点で言えるのは「方針が決まった」ところまでで、結果が出るかどうかはキャンプ以降の動きを見る必要があります。ホークス関連の動きは、ホークス日本一セールの記事や、プロ野球FA2026の記事もあわせてどうぞ。
まとめ
山川穂高は、今季58試合で打率.178、11本塁打と不振に終わり、今オフは約1か月バットを握らず、打撃の考え方を整理する方針を明かしました。日刊スポーツだけは見出しで「年内」としており、期間の表現は割れています。専門家の助言を取り入れ、体づくりと頭の整理に時間を使います。来季は4年契約の最終年で、一塁の競争もあります。結果が出るかは、来春のキャンプ以降の状態を見て判断する段階です。
本記事は2026年10月31日付の各紙の報道にもとづきます。期間などは今後の本人の発言で変わることがあります。最新情報は球団や各紙の報道でご確認ください。
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参考・出典
- スポニチ「ソフトバンク・山川穂高 1カ月間“バット封印”を宣言」(2026年10月31日)
- 日刊スポーツ「山川穂高、年内バット封印で復活のヒント探す」(2026年10月31日)
- 東スポWEB「山川穂高 今オフは野球人生初めての『大転換』」(2026年10月31日)
- パ・リーグ.com(スポーツ報知)「山川穂高、逆襲への切り札は『バット握らない』宣言」(2026年10月31日)
- 東スポWEB「山川穂高 筋トレを始めるに至った禁断症状」(2026年9月14日)
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