ドコモの「ポイ活プラン」は、2026年12月ご利用分から、ご利用料金に応じてたまるdポイントの計算方法が変わります。対象決済のポイ活特典としてもらったポイント分が、計算のもとになる金額から引かれるため、特典を多く受けている人ほど、dカードの料金ポイントが減ります。この記事では、公式の計算例をもとにMAXとポイ活20で月いくら変わるかを試算し、影響が出ない人、dカード PLATINUMの変更点、年会費返金の期限(12月31日)をまとめます。
結論
- 12月ご利用分から、料金ポイントは「割引後の料金 – 対象決済の特典で進呈されたポイント」に対して計算される。ポイントの種別と進呈率は変わらない
- MAXの試算(公式例の7,680円ベース)では、特典が680ptまでなら影響なし。公式例の3,500ptならPLATINUMで月-600pt、GOLDで月-300pt。上限5,000ptなら月-1,000pt/-500pt
- PLATINUMはケータイの一律20%が入会初年度12か月から3か月に短縮。ドコモ光・でんきGreenも引き下げ
- 年会費の返金は、エントリーと解約・ダウングレードの両方が12月31日まで。10月31日までに完了なら12月下旬、11月1日以降なら2027年3月下旬に返金
公開日: 2026年10月31日(NTTドコモの2026年9月1日付お知らせにもとづく)
画像出典: 当サイト作成(NTTドコモの発表にもとづく試算)
目次
- 何が変わるのか(公式の要点)
- MAX・ポイ活20の月別試算
- 影響が出ない人・出る人
- dカード PLATINUMの変更点
- 年会費返金の手順と金額
- タイプ別の判断の目安
- 注意点と向かない人
- まとめ
何が変わるのか(公式の要点)
対象は「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「eximo ポイ活」「ahamo ポイ活」です。現在の契約者も、新規の契約者も対象になります。
ポイントを料金の支払いに充てているかどうかで、扱いが3パターンに分かれます。公式ページの整理は次のとおりです。
- パターン1(充当なし): 割引後の金額から、対象決済の特典で進呈されたポイントを引いた金額が計算対象。従来は引かれていなかったため、減る
- パターン2(充当あり・充当額が特典より少ない): 割引後の金額から、対象決済の特典分を引く。従来は充当したポイント分を引いていたので、減る
- パターン3(充当あり・充当額が特典より多い): 従来どおり、充当したポイント分を引く。変更なし
公式の計算例では、MAXの月額料金10,680円(税抜)から割引3,000円を引いた7,680円が、改定前の計算対象額です。改定後は、ここから対象決済の特典3,500ポイントを引いた4,180円になります。進呈率は、計算対象額の1,000円ごとに、PLATINUMが20%、GOLDが10%です。
くわしくは、ドコモのお知らせと、ポイ活プランの進呈条件改定ページで確認できます。dカードの全体の改定は、dカード改悪はいつから?還元率半減の対象は一般カードのみで整理しています。
MAX・ポイ活20の月別試算
進呈は「1,000円につき」のため、計算対象額の1,000円未満の端数は対象になりません。このため、特典ポイントが少ないうちは、ポイントが減らない範囲があります。特典ポイントごとの増減を、プラン別に試算しました。
画像出典: 当サイト作成(NTTドコモの発表にもとづく試算)
MAXは、計算対象額が7,680円なので、特典が680ptまでなら7,000円以上が残り、ポイントは減りません。681ptを超えると6,000円台になり、PLATINUMは月-200pt、GOLDは月-100ptです。その後は1,000ptごとに、PLATINUMが-200pt、GOLDが-100ptずつ増えます。
画像出典: 当サイト作成(NTTドコモの発表にもとづく試算)
ポイ活20は、特典の上限が2,500ptと小さい一方、基本料金も低いため、割合では影響が大きくなります。20GBまでの4,380円プランで特典を2,381pt以上受けている場合は、PLATINUMで月-600ptです。無制限の5,900円プランは、900ptまでなら影響がありません。
試算の前提
- MAXの7,680円は、公式例の割引(みんなドコモ割・長期利用割・ドコモでんきセット割・dカードお支払割・ドコモ光セット割)をすべて適用した場合の額
- ポイ活20の4,380円・5,900円は、プランページに記載された割引適用後の基本料金(税抜)
- PLATINUMは20%、GOLDは10%の進呈率。PLATINUMはショッピング金額によって10%や15%になる場合があり、その場合の増減額は半分や4分の3に近づきます
- 実際の計算対象額は、契約中の割引や、料金のポイント充当によって変わります
影響が出ない人・出る人
影響が出にくい人
- MAXで対象決済の特典が680pt以下の人(ポイ活20は20GBまでなら380pt以下、無制限なら900pt以下)
- ポイントを料金の支払いに充てていて、その額が対象決済の特典より多い人(パターン3)
- ドコモのケータイ料金をdカード GOLD/PLATINUMで払っていない人(料金ポイントそのものの対象外)
影響が出やすい人
- 対象決済の特典を、上限近くまで毎月受けている人
- PLATINUMで、入会初年度のうちに一律20%を受けている人(次章の変更も重なる)
ポイントの計算に使うデータの締切が、特典の進呈とは別である点にも注意が必要です。公式のFAQによると、料金ポイントは翌月3日午前0時ごろまでに届いたデータで計算し、原則10日に進呈されます。対象決済の特典は翌月24日時点のデータで計算し、原則25日に進呈されます。そのため、25日に受け取った特典の額と、料金ポイントの計算に使われた額が一致しないことがあります。この差は、あとから調整されません。
自分の特典額は、dポイントクラブアプリなどの「ポイント獲得・利用履歴画面」で、25日ごろに進呈された「対象決済に対する特典」の欄から確認できます。
dカード PLATINUMの変更点
画像出典: 当サイト作成(NTTドコモの発表にもとづく試算)
PLATINUMは、料金ポイントの計算方法に加えて、進呈率の「最大率になる期間」も短縮されます。ケータイの進呈率そのものは変わりませんが、入会初年度の12か月間続いていた一律20%が、入会月を含む3か月間になります。4か月目からは、毎月のショッピング金額(前々月16日〜前月15日の税込利用額)によって、10万円未満は10%、10万円以上20万円未満は15%、20万円以上は20%です。
すでに入会から4か月以上たっている人は、12月ご利用分から、ショッピング金額に応じた率になります。改定は、現在の契約者も対象です。
PLATINUMとGOLDのケータイ料金ポイントを比べる
MAXで特典3,500pt(計算対象額4,180円)の場合の、月間の料金ポイントです。
年会費は、PLATINUMが29,700円(税込)、GOLDが11,000円(税込)で、差は18,700円です。ケータイ料金のポイントだけで見ると、PLATINUMとGOLDの差は年4,800pt以下で、年会費の差には届きません。PLATINUMのそのほかの特典に価値を感じるかどうかが、持ち続ける判断のポイントになります。
年会費返金の手順と金額
今回の改定にあわせて、PLATINUMの契約者と、GOLDとポイ活プランの両方を契約している人には、年会費の返金が用意されています。対象は、2026年9月30日までに入会した本会員です。返金されるには、次の2つを2026年12月31日 23:59までに完了する必要があります。
- 返金ページでのエントリー
- PLATINUMまたはGOLDの解約、またはダウングレードの手続き完了
画像出典: 当サイト作成(NTTドコモの発表にもとづく試算)
エントリーと手続きの順序は問いません。ただし、エントリーの取消しはできません。「申し出ただけ」では返金されず、解約またはダウングレードの完了までが条件です。返金額は、手続きの翌月から次回の年会費請求月までの残り月数で、前回払った年会費(税込)を月割りして計算されます。家族カードの年会費も対象で、残り月数は本会員と同じです。
画像出典: 当サイト作成(NTTドコモの発表にもとづく試算)
公式の例では、次回の請求月が3月で2026年10月に解約した場合、11月から3月までの5か月分で、29,700円÷12×5か月=12,380円(1円単位は切り上げ)です。表の他の月数は、この例にならった当サイトの目安です。
残り月数が多いほど返金額は大きくなります。次回の年会費請求月までの月数は、手続きする月で変わるため、請求月を確認してから手続きの時期を決めましょう。
タイプ別の判断の目安
ドコモ全体の料金改定については、ドコモ値上げ12/1新料金の記事も参考になります。dカードの一般カードの年会費条件は、dカード還元率半減と年会費1650円の記事で解説しています。
注意点と向かない人
- この記事の試算は、MAXとポイ活20、dカード GOLD/PLATINUMのケータイ料金ポイントに限っています。eximo ポイ活とahamo ポイ活も同じ改定の対象ですが、試算はしていません
- 試算は、公式の計算例とプランページの金額にもとづく概算です。実際の割引の組み合わせやポイント充当によって、増減額は変わります
- PLATINUMのそのほかの特典(ショッピングの還元、優待など)の価値は含めていません。年会費の損得は、これらを含めて判断してください
- 返金の条件には、契約時期や回線の条件があります。手続きの前に、返金ページの条件(特にGOLDの条件(3))を確認してください
- 自分の特典額を知らない人には、この記事の表を使うまでに、履歴の確認が必要です
まとめ
ポイ活プランの料金ポイントは、2026年12月ご利用分から、対象決済の特典ポイントを引いた額に対して計算されます。MAXでは特典が680ptまでなら影響がなく、公式例の3,500ptならPLATINUMで月-600pt、GOLDで月-300ptです。PLATINUMはケータイの一律20%が3か月に短縮され、年会費の返金は12月31日までのエントリーと解約・ダウングレードが条件です。まず自分の特典額を履歴で確認し、減る額と年会費を比べて判断しましょう。
料金・ポイントの条件は変更される場合があります。最新の情報は、ドコモとdカードの公式サイトで確認してください。
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参考・出典
- NTTドコモ「【重要】「ドコモポイ活プラン」「dカード PLATINUM」dポイント進呈条件および「dカード」dポイント進呈率・年会費改定のお知らせ」(2026年9月1日)
- NTTドコモ「【重要】「ドコモ ポイ活プラン」dポイント進呈条件改定のお知らせ」
- dカード「サービス変更に伴う年会費返金のご案内」
- NTTドコモ「ドコモ ポイ活 MAX」
- NTTドコモ「ドコモ ポイ活 20」
- dカード「ドコモのご利用料金に応じてポイントがたまる特典」
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