WiMAXの主要プロバイダが2026年10月から相次いで月額料金を値上げする。GMOとくとくBB・Broad WiMAX・カシモWiMAX・BIGLOBE WiMAXの4社が対象で、値上げ額は月220円〜630円と幅がある。既存ユーザーにも新料金が適用されるのか、解約金なしで乗り換えられる期間はいつまでか、実質月額で見てどこが一番お得なのかを整理する。
結論だけ先に知りたい人へ
値上げ幅が最も小さいのはBIGLOBE WiMAX(月330円UP)。ただし現在契約中で「特典割引」が適用されている人は、特典終了までは実質据え置きになるプロバイダが多い。乗り換えを検討するなら、各社が設けている「解約金無料期間」の締切が最優先の確認事項になる。
目次
- 各社の値上げ額はいくら?
- 既存ユーザーにも新料金は適用される?
- 解約金無料で乗り換えられる期間はいつまで?
- 実質月額で比較|結局どこが得か
- 乗り換え前に確認すべき落とし穴
- X(旧Twitter)での反応
- まとめ

WiMAX各社が提供するモバイルルーターの一例(出典:UQ WiMAX公式)
各社の値上げ額はいくら?
2026年10月から料金が変わるのは以下の4社。いずれも回線自体はau・UQの同じネットワークを使っているため、値上げ後も通信速度に各社の差は生じない。
GMOとくとくBB
月4,961円 → 月5,566円(+605円)
10月利用分の請求から適用
Broad WiMAX
月4,785円 → 月5,415円(+630円)
契約7〜36ヶ月目のギガ放題プラス料金が対象(1〜6ヶ月目は月4,235円→4,865円)
カシモWiMAX
月4,818円 → 月5,412円(+594円)
BIGLOBE WiMAX
月4,928円 → 月5,258円(+330円)
4社の中で値上げ幅が最小
※UQ WiMAX直営プランは2025年12月にすでに値上げ済みのため、今回の10月値上げの対象には含まれない。
既存ユーザーにも新料金は適用される?
結論から言うと、多くの契約者は「すぐには」新料金の影響を受けない。各社とも契約時の割引特典が残っている期間中は、その特典が優先されるためだ。
特典終了まで実質据え置きになるケース
GMOとくとくBB・BIGLOBE WiMAXは、契約時に適用された月額割引特典(6ヶ月〜24ヶ月など契約プランにより異なる)が終了するまでは、値上げ後の基本料金から特典分が差し引かれる形になり、実質の支払額は据え置きに近くなる。特典が終わった時点で初めて新料金がそのまま反映される。
Broad WiMAXの経過措置
Broad WiMAXは、2026年7月30日までに契約した既存ユーザーに対し、12ヶ月間は630円分の割引を追加で適用する経過措置を設けている。対象者は実質、値上げ前の料金のまま12ヶ月間利用できる計算になる。
解約金無料で乗り換えられる期間はいつまで?
値上げをきっかけに他社へ乗り換えたい場合、各社が用意している「解約金無料期間」を逃さないことが重要になる。期間外の解約は契約解除料が発生する。
GMOとくとくBB
8月21日〜9月20日 (受付終了)
BIGLOBE WiMAX
9月1日〜9月30日 受付中
カシモWiMAX
10月1日9:00〜10月13日21:00
2026年8月1日〜9月30日に新規契約した人は対象外
※Broad WiMAXは今回の値上げに伴う特別な解約金無料期間の告知は確認できなかった(通常の契約更新月ルールが適用される)。
実質月額で比較|結局どこが得か
単純な値上げ額の大小だけでなく、値上げ後の実際の請求額(実質月額)で比べることが乗り換え判断のポイントになる。
値上げ後の月額が最も安いのはBIGLOBE WiMAX(5,258円)
4社を値上げ後の金額だけで並べると、BIGLOBE WiMAX(5,258円) < カシモWiMAX(5,412円) < Broad WiMAX(5,415円) < GMOとくとくBB(5,566円)の順になる。ただし新規契約時のキャンペーン割引・キャッシュバックの有無や適用期間はプロバイダごとに異なるため、契約1年目だけで見るのと2年目以降まで見るのとで「実質お得な会社」が入れ替わることがある点に注意したい。
すでにGMOとくとくBBやBroad WiMAXなど値上げ幅の大きいプロバイダを契約中で、かつ契約更新月が近い(=解約金がかからない)という条件が揃っている人ほど、乗り換えによるメリットが出やすい。逆に契約更新月まで長く残っている場合は、契約解除料と乗り換え先の初期費用を差し引くとかえって割高になることもあるため、次章の落とし穴もあわせて確認してほしい。
乗り換え前に確認すべき落とし穴
通信速度は各社共通
WiMAXはどのプロバイダを選んでも、実際に使っているのはau・UQが運用する同じネットワーク設備。プロバイダが違うのは料金プランやサポート窓口であって、通信速度やエリアが変わるわけではない。「乗り換えたら速くなる」という期待だけで選ぶのは的外れになりやすい。
端末代の残債は解約金無料の対象外
ルーター端末を分割払いで購入している場合、契約自体を解約金無料で解約できても、端末代の残りの支払いは別途続くことがGMOとくとくBB・カシモWiMAXの規約で明記されている。乗り換え前に、端末残債がいくら残っているか必ず確認したい。
乗り換え先の初期費用・事務手数料
新しいプロバイダへ乗り換える場合、契約事務手数料や端末代がかかることが多い。月額の値上げ幅(220円〜630円)だけを見て慌てて乗り換えると、初期費用の方が数ヶ月分の値上げ額より高くつき、結果的に損をすることもある。年間の総支払額で比較してから判断するのが安全だ。


モバイル型(左)とホームルーター型(右)。どちらもプロバイダによらず同じUQのネットワークを利用する
X(旧Twitter)での反応
値上げの告知を受けて、X上ではさまざまな反応が見られた。
「wimax値上げかよ 解約だな」
「WiMAXを解約金なしで解約できる期限が近づいています。GMOとくとくBB:9月20日まで BIGLOBE WiMAX:9月30日まで カシモWiMAX:10月1日〜13日 10月から既存契約者も月220〜630円の値上げ。ただし分割中の端末代の残りは、解約金無料の対象外(GMO・カシモが明記)」
「家用回線で使ってたWiMAXが5000円以上に値上げするからやめるなら今のうちだよと直々にプロバイダから連絡があったので今月いっぱいで解約。初代WiMAXから数えると15年の長い付き合いであった」
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まとめ
- 2026年10月から、GMOとくとくBB・Broad WiMAX・カシモWiMAX・BIGLOBE WiMAXが月額料金を値上げ(220円〜630円)
- 値上げ幅が最も小さいのはBIGLOBE WiMAX(+330円)、値上げ後の月額が最も安いのもBIGLOBE WiMAX(5,258円)
- GMOとくとくBB・BIGLOBE WiMAXは契約特典が残っている間は実質据え置きになりやすい、Broad WiMAXは7/30までの契約者に12ヶ月の経過措置あり
- 解約金無料での乗り換えは、カシモWiMAXが10月1日9:00〜10月13日21:00まで受付予定、BIGLOBE WiMAXは9月30日まで受付中
- 通信速度はどのプロバイダも同じau/UQ回線のため差はなく、端末残債や乗り換え初期費用も含めた総額で判断するのが安全
※記載の料金・期間は記事作成時点の各社公式発表に基づく。最新の料金・キャンペーン内容は必ず各プロバイダの公式サイトでご確認ください。
出典
- GMOとくとくBB公式サイト
- Broad WiMAX公式サイト
- カシモWiMAX公式サイト
- BIGLOBE WiMAXサポート情報(support.biglobe.ne.jp)
(2026年9月23日 公開)
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