【台風25号】シルバーウィーク直撃?3機関の進路予想を比較

(2026年9月15日 公開/9月19日更新)







【9月21日追記】台風25号が関東に接近中、TGS最終日・中山競馬・東京カレー万博など中止相次ぐ

気象庁の9月21日(月・祝)0時発表によると、台風25号は「強い」勢力を維持したまま中心気圧970hPa・中心付近の最大風速35m/sで、日本の南を時速約15kmで北上しています。予想進路は21日12時に八丈島の西の海上約120km、22日0時には銚子市の東の海上約110kmまで進み、21日午後から夜にかけて関東に最も接近する見込みです。伊豆諸島・静岡県・関東南部では200〜300mm、関東北部・甲信・東北太平洋側でも200mm前後の雨量が見込まれ、線状降水帯が発生するおそれもあります。交通機関では、JR東日本が千葉県・多摩地区・北関東の広い範囲で21日午後から夜にかけて計画運休を実施するほか、東北・山形・秋田・上越・北陸・東海道の各新幹線でも遅延・運休の可能性があります。ANAは羽田〜八丈島便を20日・21日ともに全便欠航としました。イベント面では、「東京ゲームショウ2026」最終日(21日)の一般公開中止、JRAの中山競馬21日開催分の22日への順延(レース番組は変更なし)、新宿・大久保公園「東京カレー万博2026」の20日・21日連続中止が発表されています。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2026」21日公演の中止は既報の通りです。以下の記事本文は9月15日時点の初期予想を残しています。

台風25号の進路予想図 9月21日0時発表 21日12時に八丈島の西、22日0時に銚子市の東の海上へ

画像出典: 日本気象協会 tenki.jp

結論: 9月15日午前3時現在トラック諸島近海にある熱帯低気圧は24時間以内に台風25号へ発達する見込みで、気象庁の予想では18日(金)頃に小笠原諸島へ接近し、19日(土)〜20日(日)には中心気圧960hPa・最大風速40m/sの「強い台風」になる可能性があります。シルバーウィーク5連休(9/19〜)への影響は現時点で未確定で、今後の進路更新に注意が必要です。

台風25号に発達する熱帯低気圧の進路予想図 19日と20日に強い台風の予想

画像出典: ウェザーニュース

目次




台風25号はいつ発生する?現在の状況

ウェザーニュースによると、9月14日(月)午前3時ごろにトラック諸島近海で熱帯低気圧が発生しました。9月15日(火)午前3時時点の実況値は、中心気圧1002hPa、最大風速15m/s、最大瞬間風速23m/sで、北西へ15km/hの速さで進んでいます。気象庁はこの熱帯低気圧について「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しており、台風になった場合は今月2個目の台風として「台風25号」と呼ばれます。直前の台風は9月1日発生の台風24号(クロヴァン)でした。

2026年は台風の発生ペースが平年より早く、8月末までの発生数は平年より10個ほど多いペースです。8月単月では10個の台風が発生し、月間10個は1966年8月以来60年ぶりとなりました。詳しくは台風24号の記事でも触れています。




気象庁の進路予想は?

9月16日から21日までの週間天気図 台風の動きに伴う気圧配置の変化

画像出典: ウェザーニュース

気象庁の予想では、熱帯低気圧は北寄りに進んだのち西寄りに進路を変え、18日(金)には暴風域を伴う「強い台風」に発達する見込みです。福井新聞によると、気象庁の進路予想では18日ごろに小笠原諸島付近で中心気圧960hPa・最大風速40m/sまで発達するとみられています。ウェザーニュースの進路予想図でも19日(土)3時・20日(日)3時の時点で「強い台風」の表示があり、父島を含む小笠原諸島は暴風警戒域に入る可能性が示されています。

気象庁の台風進路予報は5日先までが対象で、それより先は不確実性が高くなります。ウェザーニュースは、太平洋高気圧の縁に沿って本州方面へ北上してくる可能性も考えられるとしています。

米軍(JTWC)・欧州(ECMWF)の見方は?

物理気象モデルとAIモデルによる台風進路の数値シミュレーション結果

画像出典: ウェザーニュース

福井新聞の報道によれば、米軍(JTWC)は9月15日午前9時時点で台風への発達確率を「HIGH(高い)」と評価していますが、具体的な進路予想はこの時点でまだ示していません。欧州中期予報センター(ECMWF)についてはWindy.com経由でリアルタイムのシミュレーション結果を確認でき、5日先までの動きをアニメーションで見ることができます。

ウェザーニュースが示す各国気象機関のアンサンブル予報(数値シミュレーション)を重ねた図でも、日本に近づくにつれて予測のばらつきが大きくなっている様子が分かります。3機関とも「発達しながら日本付近へ近づく可能性がある」という方向性は共通していますが、上陸の有無や具体的なコースはまだ幅がある状態です。




シルバーウィークへの影響は?

2026年のシルバーウィークは11年ぶりの5連休(9/19〜)にあたります。ウェザーニュースは、台風25号(見込み)の進路次第でこの5連休の天候に影響が出るおそれがあるとしています。福井新聞の報道でも、18日から20日にかけて小笠原諸島が暴風域に入る可能性に加え、沖縄・九州・四国・近畿地方も進路次第で影響を受ける可能性があると伝えられています。

現時点で「本州へ上陸する」「連休が台風直撃になる」と決まったわけではありません。5日先までの予報でも幅があるため、旅行や外出の予定がある人は今後の進路予想の更新を随時確認することが重要です。

3連休の交通影響は?新幹線・在来線・空の便・高速道路

台風25号が21日(月・祝)に関東へ最接近する見込みとなったことを受け、3連休の交通機関にも影響が広がっています。新幹線は東北・山形・秋田・上越・北陸・東海道の各新幹線で、21日を中心に遅延や部分運休が見込まれています。

在来線は、JR東日本によると首都圏の山手線・湘南新宿ライン・東海道線などで20日夕方から21日にかけて遅れや運休の可能性があります。千葉県内では内房線・外房線・成田線で「運転を取りやめるおそれがある」と発表されており、内房線の木更津〜上総亀山間や、外房線特急「わかしお」、内房線特急「新宿さざなみ」は21日始発から終日運休が決定しています。

空の便は、ANAが9月20日の東京・八丈島空港発着の全便について欠航を決定したほか、羽田空港・成田空港でも午後からの運航に影響が懸念されています。ANAは9月19日12時45分時点で、八丈島便に加えて羽田・成田・静岡関連の一部便についても、20日・21日搭乗分を対象に手数料無料の予約変更・払戻しに応じる特別対応を発表しています。

高速道路は、東名高速道路や中央自動車道などの一部区間で20日夕方から通行止めになる可能性があります。NEXCO中日本は複数区間で同時に通行止めとなるおそれがあるとして、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。3連休の移動を予定している場合は、出発前にJR東日本・ANA・NEXCO中日本など各社の公式サイトで最新の運行・通行状況を確認することが重要です。

台風25号で中止・順延になったイベントまとめ(9月21日時点)

台風25号の接近に伴い、9月20日から21日にかけて全国のイベントで中止や順延が相次ぎました。3連休の予定を確認する際の参考にしてください。

  • ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2026:21日(月・祝)公演の開催中止が確定(払い戻し・20日開催まとめ)
  • 東京ゲームショウ2026:最終日(21日)の一般公開が中止(払い戻し・配信視聴まとめ)
  • 中山競馬(JRA):21日開催分を22日に順延(レース番組・出走馬に変更なし)
  • 東京カレー万博2026(新宿・大久保公園):20日・21日とも中止

秋雨前線との関係にも注意

日本付近には秋雨前線が停滞しています。台風(見込み)が南の海上を進んでくることで、周辺の湿った空気が高気圧の縁に沿って前線に流れ込み、前線の活動が活発になる可能性があります。ウェザーニュースは、台風がまだ本州から離れている段階でも西日本や東日本で雨が強まるおそれがあり、その後の進路次第では総雨量がかなり多くなる地域も出てくる可能性があるとしています。台風本体の接近だけでなく、前線を刺激した大雨にも注意が必要です。

Xでの反応

台風25号(見込み)の発生予想を受けて、X(旧Twitter)上ではシルバーウィークへの影響を心配する声が広がっています。

「台風25号は日本列島の広範囲に影響を及ぼすルートで向かってくる可能性があります。最新情報にご注意ください」

— @doubleanti (2026-09-15)

「台風25号進路まぁまぁギリやな〜 19日はなんとかやけど連休潰れるんちゃうかこれ」

— @shu_sanma (2026-09-15)

「週末に台風が来るかもみたいですよ 25号」

— @gururin_ebi (2026-09-15)




まとめ

トラック諸島近海の熱帯低気圧は24時間以内に台風25号へ発達する見込みで、気象庁の予想では18日(金)頃に小笠原諸島へ接近し、19日(土)〜20日(日)には強い勢力(中心気圧960hPa・最大風速40m/s)になる可能性があります。米軍・欧州の予測も方向性は近いものの、5日先より先の進路にはまだ幅があり、シルバーウィーク5連休への影響は現時点で確定していません。旅行や外出の予定がある人は、気象庁やウェザーニュースの最新の台風情報をこまめに確認してください。秋雨前線の活発化による大雨にも合わせて注意が必要です。

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参考・出典





コメント

“【台風25号】シルバーウィーク直撃?3機関の進路予想を比較” への2件のフィードバック

  1. […] 【台風25号】シルバーウィーク直撃?3機関の進路予想を比較 […]

  2. […] この予報通りに進むと、沖縄への最接近は週末の9月26日(土)〜27日(日)ごろになる。ただし5日先の予報円の半径は440kmと非常に大きく、実際の進路は東西どちらにもぶれる可能性がある点に注意したい。台風25号の進路予想でも、直前の記事【台風25号】シルバーウィーク直撃?3機関の進路予想を比較で触れた通り、発生から数日は気象庁・米軍・欧州の各機関で進路予想がずれやすい。台風26号もまだ「熱帯低気圧」の段階であるぶん、25号よりも不確実性が大きい。前の台風の動向は台風24号いつ発生?進路と日本への影響も参考になる。 […]

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