台風23号いつ発生?進路と日本への影響|今月10個目

気象庁は2026年8月28日(金)3時現在、ウェーク島近海で発達中の熱帯低気圧cについて「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表した。発達すれば今年8月10個目の台風発生となり、名称は「台風23号」となる。この記事では現在の位置・進路予想・先に発生している台風22号との関係(藤原の効果)・日本への影響の有無を、気象庁発表とウェザーニュースの最新情報に基づいて整理する。

【要点】熱帯低気圧cはウェーク島近海を東へゆっくり移動中(8/28 3時現在)。24時間以内に台風23号へ発達する見込み。先行する台風22号(アータウ)との間で藤原の効果が生じる可能性があり、しばらく22号を追って北上した後、22号の東側を追い越す予想。日本列島への接近は無い見通し。今年8月は既に9個の台風が発生しており、10個目に達すれば1966年8月以来60年ぶりのペース。

【2026-08-31追記】台風24号(発生予想)が続報:日本の南で新たな熱帯低気圧が発達中で、24時間以内に台風24号へ発達する見込みです。詳細は台風24号いつ発生?進路と日本への影響|9月最初の台風かで解説しています。

【2026-08-29追記】台風23号(バンラン)として発生確定:熱帯低気圧cは2026年8月28日に台風23号「バンラン」として発生した(日本気象協会発表)。8月28日21時現在、ウェーク島近海を北北東へ15km/hで進行中、中心気圧998hPa・中心付近の最大風速20m/s。進路予想は北東方向で、8月31日15時には日本のはるか東に達し、9月2日15時にはアリューシャンの南で熱帯低気圧に変わる見込み。日本への直接的な影響はなしとされている(周辺海域は「しけ」となるため船舶は警戒)。

台風18号・台風22号・熱帯低気圧cの日本広域進路予想図 2026年8月28日

画像出典: tenki.jp 台風情報(2026年8月28日10:15発表)




熱帯低気圧cの現在地と今後の見通し

気象庁の観測によると、8月28日(金)3時現在の熱帯低気圧cの状況は以下の通り。

中心位置
ウェーク島近海
移動
東 ゆっくり
中心気圧
1004hPa
最大風速
15m/s(中心付近)
最大瞬間風速
23m/s

気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しており、最大風速が約17m/s以上に達した時点で台風として認定され、番号が付けられる。次に台風が発生すれば、8月27日(木)に発生した台風22号(アータウ)に続く「台風23号」となる。

熱帯低気圧cの実況と進路予想 ウェーク島近海 2026年8月28日3時

画像出典: ウェザーニュース




台風22号との藤原の効果とは

熱帯低気圧cのすぐ北側には、先に発生した台風22号(アータウ)が存在する。8月28日9時現在、台風22号はウェーク島近海を北緯24度0分・東経167度0分の位置で北へ15km/hで進んでおり、中心気圧996hPa・最大風速20m/s。日本のはるか東へ向かう予想で、西進してくることはなく日本への影響はないとされている。

熱帯低気圧c(のちの台風23号)は、この台風22号の南南西に位置しており、近接した海域を北上する2つの熱帯低気圧・台風の間では、互いの進路に影響し合う「藤原の効果」がはたらく可能性がある。ウェザーニュースの解説によると、熱帯低気圧cははじめのうちは22号を追って北上した後、22号の東側を回り込むように追い越す予想となっている。

藤原の効果とは何か

藤原の効果とは、2つの台風(または熱帯低気圧)が接近した際に、互いの周辺の風の影響で進路や速度が変化する現象のこと。気象学者・藤原咲平氏の研究にちなんで名付けられた。今回のケースでは、両者とも日本のはるか東の海上で発生しており、進路が変化しても日本列島に接近する可能性は低いとみられている。

台風22号アータウの実況と進路予想 ウェーク島近海を北上

画像出典: tenki.jp 台風情報(台風22号拡大図)

日本への影響は?

熱帯低気圧c・台風22号ともに、進路予想では日本のはるか東の海上を北上するにとどまり、日本列島に接近することはない見通しとなっている。西進してくる兆候も現時点では確認されていない。

一方、現在日本の南西諸島に影響を与えていた台風18号(ソウデル)は東シナ海を西に進んでおり、8月28日(金)昼前後に中国大陸へ上陸する見込み。沖縄・奄美地方への直接の影響は次第に落ち着きつつあるが、海上にはまだ高波などの影響が残るため注意が必要とされている。台風23号(見込み)は、この台風18号や日本本土とは別の海域(はるか東方)で動く独立した系である点に注意したい。




8月の台風発生ペースは60年ぶりの多さ

気象庁の平年値によると、8月の台風発生数の平年値は5.7個で、1年の中で最も台風が発生しやすい時期とされる。しかし今年2026年8月は、熱帯低気圧cが台風23号として発生する前の時点で既に9個の台風が発生しており、平年を大きく上回るペースとなっている。

もし熱帯低気圧cが予想通り台風23号として発生した場合、1か月間の台風発生数が10個に達する。月単位の集計でひと月に10個の台風が発生するのは、1966年8月以来60年ぶりという記録的な多さになる。

2026年8月の台風発生数と平年値の比較

画像出典: ウェザーニュース

秋にかけては台風が日本へ接近・上陸するケースが増える時期でもある。今回の熱帯低気圧c(台風23号見込み)や台風22号は現時点で日本への直接的な影響はないとされているが、今後発生する台風に備え、防災グッズの確認や避難経路の把握など台風対策を進めておきたい。

よくある質問

Q. 台風23号はいつ発生する?

気象庁は2026年8月28日3時現在、ウェーク島近海の熱帯低気圧cについて「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表している。発生すれば「台風23号」と呼ばれる。

Q. 台風23号は日本に影響する?

現時点の進路予想では、熱帯低気圧c(台風23号見込み)は日本のはるか東の海上を北上する見通しで、日本列島への接近は無いとされている。

Q. 藤原の効果とは?

2つの台風(熱帯低気圧)が接近した際、互いの風の影響で進路や速度が変化する現象。台風23号(見込み)は先行する台風22号を追って北上した後、その東側を追い越す進路が予想されている。

Q. 今年8月はなぜ台風が多い?

8月の台風発生数の平年値は5.7個だが、2026年8月は熱帯低気圧cの発生前時点で既に9個発生している。台風23号が発生すれば月10個となり、1966年8月以来60年ぶりの記録的な発生ペースとなる。




まとめ

ウェーク島近海の熱帯低気圧cは、気象庁により24時間以内に台風23号へ発達する見込みとされている。先行する台風22号との間では藤原の効果が予想されるが、両者とも日本のはるか東の海上を移動する見通しで、現時点で日本列島への直接的な影響は無い。発生すれば今年8月の台風発生数は10個となり、1966年8月以来60年ぶりのペースとなる。今後の進路は変わる可能性があるため、気象庁やウェザーニュースの最新情報を随時確認したい。

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参考・出典: ウェザーニュース「ウェーク島近海で新たな台風発生予想 次は「台風23号」藤原の効果も」 / tenki.jp 台風情報

※本記事の台風情報は2026年8月28日10時15分発表時点のものです。台風の進路・発生状況は今後変わる可能性があるため、最新情報は気象庁やウェザーニュースの公式情報でご確認ください。





コメント

“台風23号いつ発生?進路と日本への影響|今月10個目” への3件のフィードバック

  1. […] 【要点】ウェーク島近海の熱帯低気圧が24時間以内に台風22号へ発達する見込み(8/26 21時時点)。進路は日本のはるか東を北上する予想で、現時点では日本列島に接近しない見通しです。今月9個目の発生なら8年ぶりの多さになります。 【2026年8月28日追記】 台風22号(アータウ)は8月27日に発生し、日本のはるか東を北上中です。続いて発生が見込まれる台風23号(今月10個目)の最新状況は台風23号いつ発生?進路と日本への影響|今月10個目で解説しています。 […]

  2. […] 台風23号いつ発生?進路と日本への影響|今月10個目 […]

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