大王製紙が展開する「エリエール」ブランドの生理用品が、2026年8月1日納品分から15%以上値上げされました。ユニ・チャームも7月から主力商品の価格改定を順次進めており、生理用品を中心とした家庭用紙製品の値上げが相次いでいます。本記事では、値上げの時期・幅・理由と、今からできる家計防衛策を一次情報をもとに整理します。
(2026年8月2日更新: 大王製紙の値上げは8月1日納品分から予定通り実施され、店頭価格への反映が順次進んでいます。値上げ幅・対象品目に変更はありません)
この記事でわかること
- ・大王製紙(エリエール)とユニ・チャームの値上げ時期
- ・値上げ幅はいくらか(メーカー別)
- ・値上げの理由(原材料高騰の背景)
- ・生理用品以外に対象となる商品
- ・今すぐできる家計対策
画像出典: 大王製紙 プレスリリース(PR TIMES)
なぜ生理用品が値上げになるのか
今回の値上げの主因は、中東情勢の混乱による原油由来のナフサ価格の高騰です。生理用品の吸収体に使われる不織布や高吸水性樹脂は石油化学製品を原料としており、ナフサ価格が上がるとこれらの調達コストが直接押し上げられます。大王製紙は価格改定の告知で「原材料や資材の調達価格の上昇に加え、供給面での不透明感が強まっており、コスト上昇は自助努力のみで吸収できる範囲を超える状況」と説明しています。
ナフサ由来の原料は生理用品だけでなく紙おむつやティッシュ、トイレットペーパーの製造にも使われているため、家庭用紙製品全体が同時に値上げの対象となっているのが今回の特徴です。花王も「ロリエ」など生理用品・紙おむつの価格改定に向けて小売各社と交渉を進めているとみられ、9月以降の実施が見込まれていますが、対象品目・値上げ幅・正式な実施日は本稿更新時点(2026年8月2日)でまだ公表されていません。今後さらに値上げの動きが業界全体に広がる可能性があります。
各社の値上げはいつから?
値上げの実施時期はメーカーによって異なります。最も早いのはユニ・チャームで、2026年7月から紙おむつや生理用品など主力商品を順次値上げしています。大王製紙(エリエール)は2026年8月1日納品分から実施され、8月1日をもって予定通り値上げがスタートしました。ただし店頭価格への反映は販売店の対応次第となるため、実際に店頭価格が変わるのは在庫や仕入れ状況によって数週間かけて徐々に広がっていく見込みです。
各社公表情報をもとに編集部作成
ユニ・チャーム
2026年7月から順次値上げ。紙おむつ・生理用品など主力商品が対象。
大王製紙(エリエール)
2026年8月1日納品分から実施(実施済み)。家庭用・業務用製品全品が対象。
花王
9月以降の値上げに向けて小売各社と交渉中。対象品目・値上げ幅・実施日は未公表。
値上げ幅はいくら?メーカー別まとめ
値上げ幅もメーカーによって差があります。大王製紙は現行価格より15%以上の値上げを発表しており、2026年としては4月に続く2度目の価格改定です。ユニ・チャームは5%前後とみられ、大王製紙よりは値上げ幅が抑えられています。いずれも「中東情勢を背景とした原材料・資材コストの上昇」を理由に挙げている点は共通しています。
大王製紙は2026年2回目の値上げ
大王製紙は2026年4月にも家庭用・業務用紙製品を10%以上値上げしており、今回の8月改定は同年2度目となります。半年足らずで2回の値上げが実施される形で、家庭への影響は小さくありません。
生理用品以外に対象となる商品は?
今回の値上げは生理用品に限らず、ナフサ由来の原料を使う家庭用紙製品全般が対象です。大王製紙の発表では「家庭用・業務用製品全品」が15%以上値上げの対象とされ、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、キッチンペーパー、乳児用紙おむつなどが含まれます。ユニ・チャームも紙おむつと生理用品を中心に価格を改定しており、育児中の家庭や高齢者の介護用品を使う家庭でも影響を受けます。
画像出典: 大王製紙 プレスリリース(PR TIMES)
今すぐできる家計対策は?
店頭価格への反映には数週間から1か月程度のタイムラグが生じることが多く、値上げ前の在庫がある間は現行価格で購入できる場合があります。ドラッグストアの特売やポイント還元セールのタイミングでまとめ買いをしておく、定期的に使う分だけ日頃から少し多めにストックしておく「ローリングストック」を意識するといった方法が家計防衛につながります。
また、値上げは生理用品単体だけでなく紙おむつ・ティッシュなど紙製品全体に及ぶため、日用品を購入するタイミングをまとめて見直すのも有効です。ポイント還元率の高いキャッシュレス決済やドラッグストアの会員価格を併用することで、実質的な負担増をある程度抑えられます。あわせて、2026年8月値上げ849品目|対象食品と家計防衛ガイドのように8月は食品も値上げが相次ぐほか、au・UQ mobile手数料値上げ|8月から対象と新料金一覧のように通信費の値上げも重なるため、日用品と合わせて家計全体を見直すタイミングとしても有効です。電気・ガス代の負担軽減策も含めて見直したい場合は電気ガス補助金2026年7-9月はいくら|8月単価アップの仕組みも参考になります。
Xでの反応
SNS上では、値上げのニュースに対してすでに店頭価格の上昇を実感しているという声や、日頃からの備えを見直す声など、さまざまな反応が見られました。
「50個入り600円から710円になってて、すでに生理用品が値上げされてた」
— Xユーザーの投稿(2026-07-28)
「生理用品、子ども用紙おむつ、高齢者も必要な大人用紙おむつまで値上げするのに仕方ないよねで済ませておきたく、ない」
— Xユーザーの投稿(2026-07-28)
「生理用品の値上げかー、5月あたりにローリングストック盛っておいて良かった」
— Xユーザーの投稿(2026-07-28)
よくある質問
生理用品の値上げはいつから?
大王製紙(エリエール)は2026年8月1日納品分から予定通り値上げを実施しました。ユニ・チャームは2026年7月から順次値上げを実施しています。花王も9月以降の値上げに向けて交渉中で、店頭価格への反映は販売店ごとに異なり、数週間ほどタイムラグが生じる場合があります。
値上げ幅はどれくらい?
大王製紙は現行価格より15%以上、ユニ・チャームは5%前後とみられます。花王は値上げ幅・実施日とも未公表です。メーカーや商品によって値上げ幅は異なります。
なぜ値上げされるの?
中東情勢の混乱による原油由来のナフサ価格の高騰が主な理由です。生理用品や紙おむつの吸収体に使われる不織布・高吸水性樹脂の原料コストが上昇しています。
生理用品以外にも値上げされる商品は?
ティッシュペーパー、トイレットペーパー、キッチンペーパー、乳児用紙おむつなど、家庭用紙製品全般が対象になります。
まとめ
生理用品をはじめとした家庭用紙製品は、2026年7月のユニ・チャーム、8月の大王製紙(エリエール)と、相次いで値上げが実施されました。花王も9月以降の値上げに向けて交渉を進めており、業界全体でさらに値上げが広がる可能性があります。値上げ幅はメーカーによって5%前後〜15%以上と幅があり、ティッシュや紙おむつなど関連商品にも波及します。店頭価格の反映にはタイムラグがあるため、値上げ前のセールやまとめ買いのタイミングを見極めることが家計防衛のポイントです。最新の価格や店舗ごとの実施時期は、各メーカーの公式サイトで確認してください。
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参考・出典
(2026年7月28日公開 / 2026年8月2日更新)
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