【三菱UFJカード】公共料金・税金が0.1%に|いつから・対策

三菱UFJニコスは2026年9月14日、公共料金・税金・保険料・通信費の支払いで付く基本ポイントを引き下げると発表しました。主力の「グローバルポイント」は利用額1,000円ごと1ポイントから5,000円ごと1ポイントに変わります。1ポイント5円相当で使うなら、還元は0.5%相当から0.1%相当への低下です。適用日と、自分がいくら減るのか、年内に何をすべきかをまとめます。

結論

  • NICOS系(わいわいプレゼントなど)は2026年12月28日請求分から、MUFG・DC系(グローバルポイントなど)は2027年1月12日請求分から。
  • 対象は公共料金(電気・ガス・水道)、税金、保険料、通信費。公式PDFに157の支払先が載っています。
  • 月2万円を払っている場合、1年でポイントが約960円分減る試算です(1pt=5円と仮定)。
  • 0.1%でも、口座振替に変えて0円になるよりは残ります。手間と得を見比べて、払い先を変えるか決めます。

この記事でわかること

  • 変更される4つのポイントプログラムと適用日
  • いくら減るのか(月の支払額別の試算)
  • 対象の支払先157件の内訳とJAカードの扱い
  • 年内にやる対策のチェックリスト
  • 対策をしなくていい人・しないほうがいい人
グローバルポイントなど4つのポイントプログラムの付与率が1,000円ごとから5,000円ごとに変わる一覧

画像出典: 当サイト作成(三菱UFJニコスの発表より)




何が変わるのか

三菱UFJニコスが発行するクレジットカードのうち、公式の対象カード一覧に載っているものが対象です。公共料金などの支払いについて、基本ポイントの付与率が下がります。以下は、公式ページに載っている改定前・改定後の数字です。

グローバルポイント(MUFG・DC系)
ご利用金額合計1,000円ごとに1ポイント → 5,000円ごとに1ポイント。2027年1月12日(火)請求分から。
三菱UFJカード スマート ポイントプログラム
1,000円ごとに4ポイント → 4,000円ごとに4ポイント。2027年1月12日(火)請求分から。公式ページでは「JAカードは除く」と注記されています。
わいわいプレゼント(NICOS系)
1,000円ごとに1ポイント → 5,000円ごとに1ポイント。2026年12月28日(月)請求分から。
ゴールドポイントプログラム(NICOS系)
1,000円ごとに1.2ポイント → 5,000円ごとに1.2ポイント。2026年12月28日(月)請求分から。

グローバルポイント(コーポレート)とVIASOポイントプログラムも対象です。グローバルポイント(コーポレート)は1,000円ごと5ポイントから5,000円ごと5ポイント。VIASOポイントは、公式ページ上で2つの改定時期の区分の両方に記載があります。お手持ちのカードがどちらの日付に当たるかは、カードの案内で確認してください。

三菱UFJカードのスマートは4分の1、そのほかは5分の1の付与率になります。




いつから: 適用日は「請求分」で決まる

2026年10月30日の規程改定、12月28日請求分からのNICOS系、2027年1月12日請求分からのMUFG・DC系の日程

画像出典: 当サイト作成(三菱UFJニコスの発表より)

日付は「ご請求分より」という書き方です。利用日ではなく、請求される分が基準と読めます。支払いの時期と請求の時期がずれる税金や保険料は、実際にいつの支払いから影響するかが分かりにくいため、公式の案内で確認してください。なお、公式ページは改定日を予定としています。

自分のカードがどちらの日付か

改定時期は、ポイントプログラムの種類で決まります。公式のカード一覧PDFでは、対象カードが「グローバルポイント」「VIASOポイント」「三菱UFJカードスマートポイント」「わいわいプレゼントポイント」「ゴールドポイントプログラム」などの区分に分かれています。三菱UFJカード、ゴールド、プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなどは、グローバルポイントの区分です。NICOS、nimoca NICOS カード、TokyoMetro ToMe CARDなどは、わいわいプレゼントの区分に載っています。

独自試算: 月の支払額別にいくら減るのか

グローバルポイントを例に、対象の支払いだけを月に合計して払っている場合を試算します。条件は次のとおりです。1ポイントを5円相当で使う、月合計の1,000円・5,000円未満の端数は切り捨てる、の2点を仮定しています。1ポイントの価値は交換先で変わります。集計単位や端数処理は規程で確認してください。

月10,000円から50,000円までの対象支払いで、改定前後に年間で受け取れるポイント相当額と減少額を並べた図

画像出典: 当サイト作成(公式の付与率から試算)

たとえば月2万円(電気・ガス・水道・携帯の合計)なら、改定前は月20ポイント(100円分)、改定後は月4ポイント(20円分)です。年に直すと1,200円分が240円分になり、差は960円分です。年に数回の大きな支払いにも効きます。仮に固定資産税を一括で12万円払うとき、改定前は120ポイント(600円分)、改定後は24ポイント(120円分)で、差は480円分です。

減る額は、家計の中では大きくありません。ただ、これまで公共料金をまとめてカード払いにして、年間利用額を稼いでいた人は影響が別にあります。年間利用額を条件にした特典や会費の優遇が付いているカードでは、公共料金を外すと条件に届かなくなる可能性があります。条件はカードごとの規約で確認が必要です。




対象の支払先157件の内訳

公式の「対象のご利用先」PDFには、業種ごとに加盟店名が並んでいます。数えると157件で、内訳は次の図のとおりです。

三菱UFJニコスの対象支払先157件を、ガス57件、保険32件、電気30件、水道14件、携帯電話13件、税金等11件に分けた内訳

画像出典: 当サイト作成(三菱UFJニコスの対象ご利用先PDFより)

  • 電気: 北海道電力〜沖縄電力の大手10社、オクトパスエナジー、ソフトバンクでんきなどの新電力
  • ガス: 東京ガス、大阪ガス、東邦ガスなどの都市ガスに加え、LPガス事業者も多く含まれる
  • 水道: 札幌市、東京都、横浜市、名古屋市、大阪市など14事業体
  • 税金等: 自動車税(軽自動車税を含む)、固定資産税、都市計画税、法人税、地方法人税、贈与税、源泉所得税、住民税、国民年金保険料、eLTAX、NHK放送受信料
  • 保険: 日本生命、第一生命、東京海上日動、ソニー損保、チューリッヒなど32社
  • 携帯電話: NTTドコモ、au、楽天モバイル、SoftBank、UQ mobile、Y!mobile、povo、LINEMO、mineoを運営するオプテージなど13社

公式は「掲載が無い場合も、対象業種のご利用については付与率の引き下げ対象となる場合がある」「掲載の内容は予告なく変更、追加、削除になる場合がある」と注記しています。リストにない支払先でも、安心はできません。

年内にやる対策のチェックリスト

対象カードの確認から払い先の棚卸し、金額計算、付け替え先の比較、請求分の日付前に切り替えるまでの5段階の手順

画像出典: 当サイト作成

1. 対象カードかどうかを公式PDFで確認

カード名がPDFにない場合は対象外の可能性があります。ただし券面の名前と一覧の表記は違うことがあります。迷ったら三菱UFJニコスの問い合わせ窓口で確認します。

2. 払い先を洗い出して金額を出す

電気・ガス・水道・携帯・保険・税金の支払いを、月額と年額で書き出します。年に1回の税金は、納付書が届く時期も控えておきます。

3. 付け替え先を比べる

付け替え先のカードは、公共料金・税金の付与率が通常と同じか、対象外ではないかを各社の公式で確認してください。ここでは他社の率の数字は載せません。税金のカード払いには手数料がかかる場合もあるので、税金をクレジットカードで払う方法も参考にしてください。他にも還元率の見直しを迫られているカードとして、dカードの改悪やV NEOBANKのポイント変更があります。

4. 払い先ごとに支払い方法の変更手続きをする

支払い方法の変更手続きは、支払先ごとに窓口も反映までの期間も異なります。反映に時間がかかる場合があるため、改定の請求分の前に余裕を持って手続きしてください。電気・ガスの補助が再開する時期の確認は電気ガス補助の12月再開をご覧ください。

対策しなくていい人・しないほうがいい人

そのままでいい人

  • 対象の支払いが月1万円以下で、年に減るのが500円分以下の人
  • 公共料金をカード払いにしていない人
  • 手続きの手間のほうが、減るポイントより大きいと感じる人

慎重に動いたほうがいい人

  • 年間利用額が会費の優遇などの条件になっている人
  • 口座振替に戻すと、ポイントが0になる点を理解していない人
  • JAカードなど、公式ページで対象外の注記があるカードを持っている人
  • 別のカードに付け替えると、その支払先の割引やキャンペーンの対象から外れる人




まとめ

  • 公共料金・税金・保険料・通信費の基本ポイントが、1,000円ごとから5,000円ごとに(スマートは4,000円ごと)。
  • NICOS系は2026年12月28日請求分、MUFG・DC系は2027年1月12日請求分から。
  • 対象の支払先は公式PDFで157件。掲載外も対象になる場合がある。
  • 月2万円の支払いなら、年間で約960円分(1pt=5円の仮定)の減少。
  • 年内に、対象カードの確認と払い先の棚卸しを済ませる。

出典

公共料金などのお支払いにおけるポイントプログラムの基本ポイント付与率引き下げに関するお知らせ(三菱UFJニコス)。対象カード一覧・対象のご利用先は同ページのPDFを参照しました。

2026年10月31日 公開。付与率・適用日は予定であり変更される場合があります。最新情報は三菱UFJニコスの公式ページで確認してください。





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