【広島FA】床田・森下・坂倉の移籍先は?獲得調査の球団と人的補償

広島が国内FA権の取得条件を満たした床田寛樹投手(31)、森下暢仁投手(29)、坂倉将吾捕手(28)の3人は、今オフのFA市場で最大の注目株です。10月27日付のRONSPOは、巨人の松井秀喜新監督のもとで補強を計画する巨人の標的と、そこに重なる他球団の関心を報じました。この記事では、報道で確認できた「どの球団が誰を調べているか」を選手別に整理し、人的補償のルールと日程も解説します。

結論(先に要点)
・床田は阪神と巨人、森下は巨人とソフトバンク、坂倉はロッテと西武が関心を示すと報じられている(いずれも「調査」段階)
・3人ともFA宣言するかは未確定。広島は宣言したうえでの残留を認める方針
・推定ランクは床田・森下がA、坂倉がB。移籍が決まれば広島に補償が入り、巨人やソフトバンクなら人的補償の対象にもなる
・宣言期間は日本シリーズ終了翌日から土日祝を除く7日間。移籍先の確定はその後の交渉次第

(2026年10月27日 公開)

広島のFA権取得選手 床田寛樹・森下暢仁・坂倉将吾の3人

画像出典: デイリースポーツ

目次

  • 1. 3選手の関心球団一覧|誰がどこへ動くのか
  • 2. 床田寛樹|阪神と巨人が調査
  • 3. 森下暢仁|巨人とソフトバンクが関心
  • 4. 坂倉将吾|ロッテと西武が捕手として評価
  • 5. 巨人が狙う理由と「競合」の中身
  • 6. 広島の方針|宣言残留OKと新井監督の言葉
  • 7. 人的補償はどうなる?ランクと補償額
  • 8. FA宣言はいつまで?日程の流れ
  • 9. 注意点|まだ「確定」ではない
  • 10. よくある質問
  • 11. まとめ




3選手の関心球団一覧|誰がどこへ動くのか

報道を選手別に並べると、巨人は3人すべてを調査対象にしており、その巨人に阪神・ソフトバンク・ロッテ・西武が絡む構図です。関心の度合いはいずれも「調査」「関心」レベルで、条件提示や交渉に入った報道は確認できていません。

広島FA権取得3選手 床田寛樹 森下暢仁 坂倉将吾の2026年成績と関心球団一覧

画像出典: 当ブログ作成(デイリースポーツ・スポーツ報知・RONSPO・スポニチ・日刊スポーツの報道をもとに)

床田寛樹(投手・31歳・推定A)
阪神(デイリー)、巨人(スポーツ報知・サンケイスポーツ)
森下暢仁(投手・29歳・推定A)
巨人(スポニチ・日刊スポーツ・サンケイスポーツ)、ソフトバンク(RONSPO)
坂倉将吾(捕手・28歳・推定B)
ロッテ(スポニチ・日刊スポーツ)、西武(ライブドアニュース配信記事)、巨人(サンケイスポーツ)

推定ランクは、旧年俸の球団内順位(1〜3位がA、4〜10位がB)をもとにした報道・専門サイトの推定で、NPBや球団の公式発表ではありません。




床田寛樹|阪神と巨人が調査

床田は今季23試合に先発して8勝6敗、防御率2.76。投球回は143回1/3で、4年連続で規定投球回に到達した左腕です。デイリースポーツによると、2023年から2年連続で2桁勝利を記録しています(同紙の10月18日付記事)。

阪神については、デイリースポーツ(10月18日配信)が「広島・床田と楽天・太田光の獲得調査に乗り出す」と報じました。リーグ連覇後のクライマックスシリーズファイナルステージで4連敗したチームは、村上・才木・高橋の3本柱に続く先発の確保が課題で、阪神が国内FAの補強に動けば2018年オフの西勇輝以来8年ぶりになります。球団社長は補強について「全く否定はしない」と話していたとされます。

巨人については、デイリーの10月16日付記事が「出来高を含め4年16億円超の大型契約を準備しているとされる」と伝えています。これは報道ベースの数字で、巨人や床田側の公式な発表ではありません。

森下暢仁|巨人とソフトバンクが関心

森下は今季7勝11敗、防御率3.60。数字だけを見れば勝ち頭の床田に譲りますが、シーズン終盤は安定感のある投球で試合をつくったとスポーツ報知は伝えています。1年目の2020年に10勝を挙げて新人王を獲得し、通算では60勝、7年で規定投球回に5度到達、2桁勝利は3度という実績があります(スポニチ報道)。

巨人は10月11日に森下らの獲得調査が報じられました(サンケイスポーツ)。ソフトバンクが関心を示す点は、今回のRONSPOが伝えたもので、ほかの主要紙で同内容を確認できていません。ソフトバンクは日本シリーズ(対DeNA)を戦っている最中で、日程が終わるまで具体的な動きは表に出にくいと考えられます。

坂倉将吾|ロッテと西武が捕手として評価

坂倉は捕手に加えて三塁・一塁も守り、今季は140試合に出場して打率.251、15本塁打、自己最多の74打点、OPS.725。通算76本塁打の左打者で、2023年と2024年に侍ジャパンに選出された経験があります。

ロッテは千葉県酒々井町出身の坂倉について、FA行使なら獲得調査するとスポニチ・日刊スポーツが報じています(スポニチ(Yahoo!ニュース配信))。西武も捕手陣の層の薄さを補う狙いで調査しているとライブドアニュース(10月13日掲載)が伝えました。スポーツ報知は、坂倉が「いい決断ができたら」と話したことと、推定年俸1.4億円でBランクと見られることを報じています。

巨人が狙う理由と「競合」の中身

RONSPOは、巨人が松井新監督に来季勝たせるため大型のFA補強を計画していると報じました。根拠として、ドラフトで横浜高の織田翔希を1位指名し4位まで高校生で固めた「育成型」の指名をしたにもかかわらず、来季の即戦力補強に水面下で動いているという見立てを紹介しています。松井監督は就任会見で「来年の戦力という意味ではお構いなしに育成に全振り」と述べていました。

同記事は、巨人の来季先発ローテで計算が立つのは竹丸和幸(11勝)、井上温大(10勝)、小笠原慎之介の3人で、床田・森下に白羽の矢が立った、と分析しています。また補償対象のA・Bランクは1球団2人までしか獲得できないため(宣言者が21人に届かない場合)、巨人は投打で2人を獲得する準備を進めているとしています。

ここで押さえておきたいのは、巨人の「3人全員獲得」は制度上できない点です。宣言者が21人以上30人以下になれば3人まで、31〜40人なら4人までと緩和されますが、報道では21人に届かない見通しとされています。競合になった場合、3人のうち誰を第一候補にするかが焦点になります。

広島の方針|宣言残留OKと新井監督の言葉

広島 新井貴浩監督 FA権取得の床田寛樹・森下暢仁・坂倉将吾へコメント

画像出典: スポーツ報知(Yahoo!ニュース配信)

広島の鈴木清明球団本部長は10月15日、3人が権利を行使した場合でも残留を認める方針を明かしました。「宣言をしたとしても残ればいい」との発言で、他球団との交渉後や、獲得を希望する球団が現れなかった場合でも広島に戻れます(デイリースポーツ)。以前は広島ではFA行使が事実上の移籍前提とされ、宣言残留を認めない時期がありました。

新井貴浩監督は10月19日に「彼らが頑張って、頑張って得た権利。すごく悩むと思うけど、彼らの野球人生なので、悔いのない決断をしてほしい」と話し、3人と直接会話して「自分の気持ちは伝えた」と明かしています(スポーツ報知)。3人とも権利行使を含めて熟考中で、条件面は代理人を通じて球団と交渉する形です。




人的補償はどうなる?ランクと補償額

FAで移籍すると、移籍先は前球団に補償を支払います。補償はランクで決まり、旧年俸の球団内順位が1〜3位ならA、4〜10位ならB、11位以下ならCです(Cは補償なし)。NPBの制度としては次の通りです。

プロ野球FA 補償ルール ランクA・B・C別の人的補償と金銭補償の一覧

画像出典: 当ブログ作成(NPBのFA制度をもとに)

ランクA(床田・森下の推定)
人的補償なし=旧年俸の0.8倍の金銭。人的補償あり=選手1名+旧年俸の0.5倍
ランクB(坂倉の推定)
人的補償なし=旧年俸の0.6倍の金銭。人的補償あり=選手1名+旧年俸の0.4倍

人的補償は、移籍先が28人のプロテクトを外した中から前球団が1名を指名する仕組みです。外国籍選手、直近のドラフトの新人、育成契約の選手は対象外です。デイリー新潮(ライブドアニュース配信)は、巨人やソフトバンクへ移籍した場合の人的補償で、広島が「即戦力や有望株を獲得できる期待がある」と指摘しています。

試算|坂倉が移籍した場合の補償額

報道の推定年俸1.4億円(Bランクと見られる)を旧年俸とした単純計算では、人的補償なしなら8,400万円、人的補償ありなら5,600万円+選手1名です。実際の補償額は、移籍した選手の旧年俸で決まるため、この数字は目安にすぎません。移籍先から見ると、坂倉は床田・森下より補償の負担が軽く、Bランクの「獲りやすい主力」といえます。

FA宣言はいつまで?日程の流れ

プロ野球FA宣言の流れ 宣言期間7日間から公示 交渉解禁 人的補償確定まで

画像出典: 当ブログ作成(時事通信・デイリースポーツ・NPB制度をもとに)

NPBは10月19日にFA有資格者104人を公示しました。国内FAの有資格者は35人で、今季新たに取得したのは森下・床田・坂倉・周東佑京(ソフトバンク)・小島和哉(ロッテ)・上林誠知(中日)・中川圭太(オリックス)ら21人です(時事通信)。宣言期間は日本シリーズ終了翌日から土日祝を除く7日間で、8日目の午後3時にFA宣言選手として公示され、翌日から他球団との交渉が解禁されます。

日本シリーズは10月27日に第3戦が行われる予定で、終了日が決まらない限り宣言期間の日付は確定しません。そのため、具体的な移籍先が出そろうのは日本シリーズ後の11月以降になる見込みです。

注意点|まだ「確定」ではない

  • 3人ともFA宣言するかどうか未確定。権利を取得しても、宣言しない選手は多い
  • 報道の「関心」「調査」は獲得確定を意味しない。複数球団が調べても、条件提示に進むのは一部
  • 宣言残留も選べるため、移籍ではなく「広島に残って大型契約」になる可能性もある
  • 森下とソフトバンクの関心はRONSPOの単独報道で、他紙の裏付けが取れていない
  • 推定ランク・推定年俸は報道による推定で、公式発表ではない

この記事の見方が向かない人:移籍先の「確定情報」だけを知りたい人です。現時点で確定しているのは、3人がFA権を取得したことと、広島が宣言残留を認める方針であることだけです。移籍先の当落予想を断定する材料はありません。

有資格者全体の顔ぶれはFA有資格者104人の一覧記事、巨人の新体制は松井新監督のコーチ陣の記事で確認できます。

よくある質問

FA宣言と権利取得は何が違いますか?

権利取得は「FA宣言ができる条件を満たした」状態です。宣言は選手が自分で申請して初めて成立します。宣言せずにそのまま契約更改することもできます。

宣言残留とは何ですか?

FA権を行使して他球団と交渉したうえで、元の球団に残ることです。広島は今回、3人の宣言残留を認める方針を示しています。宣言残留の場合、移籍が起きないため補償は発生しません。

巨人はなぜ3人全員を獲得できないのですか?

補償対象のA・Bランクは、FA宣言者の人数に応じて1球団の獲得人数に上限があるためです。20人以下なら2人まで、21〜30人なら3人までです。

いつ移籍先が決まりますか?

宣言期間の後、8日目に公示されてから交渉が本格化します。日本シリーズが終わっていないため、決定時期は例年どおり11月以降になる見通しです。




まとめ

広島の床田・森下・坂倉は、今オフのFA市場の最大の注目株です。床田に阪神と巨人、森下に巨人とソフトバンク、坂倉にロッテと西武が関心を示すと報じられていますが、いずれも調査段階で、宣言するかどうかも未確定です。広島は宣言残留を認める方針で、補償はAランク(床田・森下の推定)なら旧年俸の0.8倍の金銭、または選手1名+0.5倍です。続報があればこの記事を更新します。
推定ランク・年俸は報道による推定です。最新の公示はNPB公式サイトでご確認ください。

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参考・出典





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