【早期天候情報】11/8頃から北海道は大雪か|旭川約29cmの試算と備え

11月2日(月)14時30分、札幌管区気象台と仙台管区気象台が「早期天候情報」を発表しました。11月8日(日)ごろからの5日間程度、北海道は「かなりの低温」と「大雪」(日本海側中心)、東北は「かなりの低温」になる可能性があるという内容です。この記事では、発表の基準値の読み方、平年比294%が実際に何cmにあたるかの試算、直近の予想気温、今のうちにできる備えをまとめます。

結論
・対象は11月8日(日)ごろからの5日間程度。北海道は低温と大雪(日本海側中心)、東北は低温です。
・基準は北海道が5日間平均気温の平年差-2.6℃以下と5日間降雪量の平年比294%以上、東北が平年差-2.2℃以下です。
・報道の平年値(旭川10cm・倶知安12cm・岩見沢8cm)で試算すると、294%は旭川で約29cm、倶知安で約35cm、岩見沢で約24cmです。
・「10年に一度程度」の水準になる確率が30%以上、という発表です。必ず起きるという意味ではありません。続報は木曜11/5の14時30分ごろに出る見込みです。

公開日: 2026年11月3日 / 最終更新日: 2026年11月3日

早期天候情報 11月8日頃から北海道は低温と大雪 東北は低温 基準値と次の発表日
11/2発表の早期天候情報の要点(当サイト作成の図表。出典: 気象庁・各局報道)




目次

  • 11/2発表の早期天候情報は何を言っているか
  • 「10年に一度」と確率30%の意味
  • 平年比294%は何cmか(旭川・倶知安・岩見沢の試算)
  • 11/6〜11/9の予想気温と動き
  • 今のうちにやっておきたい備え
  • 続報はいつ出るか
  • この情報の限界と注意点




11/2発表の早期天候情報は何を言っているか

報道によると、発表の中身は次のとおりです。なお、この項の数字は報道を通じて確認したもので、気象庁の早期天候情報のページでも最新の発表を確認できます。

発表日時
2026年11月2日(月)14時30分。札幌管区気象台(北海道)と仙台管区気象台(東北)が発表しました。
北海道
11月8日ごろから「かなりの低温」と「大雪」の可能性。基準は、5日間平均気温の平年差が-2.6℃以下、5日間降雪量の平年比が294%以上です。大雪は日本海側が中心です。
東北
11月8日ごろから5日間程度「かなりの低温」の可能性。基準は5日間平均気温の平年差が-2.2℃以下で、大雪についての情報は出ていません。

北海道の日本海側については、北海道ローカル局の報道で「10年に1度程度しか起きないような顕著に多い降雪量となる可能性」と伝えられています(UHBの報道やSTVの報道)。

「10年に一度」と確率30%の意味

早期天候情報の10年に一度の意味 確率30%以上は通常の3倍 発表日の6日先から14日先が対象
「10年に一度」の読み方(当サイト作成の図表。出典: 気象庁)

気象庁の説明では、早期天候情報は、5日間平均気温が「かなり高い」か「かなり低い」、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と予想されたときに出ます。気象庁の解説ページには、「かなり」とは、その地点・時期として10年に1度程度(約10%)しか起きない水準、と書かれています。

ふだんの確率
その時期に「かなりの低温」になる確率は約10%です。
今回の予想
確率が30%以上と見込まれています。ふだんの3倍以上の起きやすさです。
対象期間と発表日
発表日の6日先から14日先が対象で、原則として毎週月曜日と木曜日に出ます。降雪の情報は11月から3月が対象です。

つまり「10年に一度の大雪が来る」という予告ではなく、「その水準になる確率が通常の3倍以上に高まっている」という注意喚起です。逆にいえば、確率が30%でも、約7割はその水準に届かない計算です(当サイトの読み方)。

平年比294%は何cmか(旭川・倶知安・岩見沢の試算)

平年比294%の降雪量 旭川約29cm 倶知安約35cm 岩見沢約24cmの試算
平年比294%のcm換算(当サイト作成の試算。出典: 気象庁の発表を伝える報道)

「平年比294%」は、平年の約2.94倍という意味です。報道では、北海道の5日間降雪量の平年値として、旭川10cm、倶知安12cm、岩見沢8cmが示されました。この数字にそのまま2.94をかけると、次のようになります(当サイトの試算。平年値は報道による数字です)。

旭川
10cm x 2.94 = 約29cm
倶知安
12cm x 2.94 = 約35cm
岩見沢
8cm x 2.94 = 約24cm

11月上旬の5日間で20〜30cm台の降雪が積もると、平年の感覚とは別物です。たとえば除雪の準備が整っていない時期の積雪は、車の立ち往生や歩行時の転倒につながりやすくなります。ただし、294%は「かなり多い」とみなす基準の目安であり、実際の降雪量は地点ごとに大きく変わります。札幌など平野部では、雪にならず雨になる時間帯もあります。上の数字は、基準を超えた場合のおおよそのスケール感をつかむためのものとして見てください。




11/6〜11/9の予想気温と動き

11月6日から9日の予想最低気温 札幌0℃ 青森2℃ 秋田4℃ 仙台6℃ 気象庁週間予報
予想最低気温(当サイト作成の図表。出典: 気象庁の週間予報、11/2 17時発表)

気象庁の週間予報(気象庁 天気予報、11/2 17時発表)では、札幌の最低気温は11/6の4℃から11/7に0℃、11/8も0℃、11/9は1℃です。最高気温も11/6の14℃から11/7に7℃、11/8に5℃へ下がります。

札幌
最低気温: 11/6 4℃、11/7 0℃、11/8 0℃、11/9 1℃。最高気温: 11/6 14℃、11/7 7℃、11/8 5℃、11/9 6℃。
青森
最低気温: 11/6 6℃、11/7 3℃、11/8 2℃、11/9 3℃。最高気温は11/6の17℃から11/8は8℃へ。
秋田
最低気温: 11/6 8℃、11/7 5℃、11/8 4℃、11/9 5℃。
仙台
最低気温: 11/6 11℃、11/7 6℃、11/8 6℃、11/9 6℃。最高気温は11/6の19℃から11/8は11℃へ。

北海道ローカルの報道(UHB)では、6日(金)午後から今季最強の寒気が流れ込み、7日(土)は日本海側を中心に広く積雪、札幌市の中央区でも初積雪の予想とされています。全道的に暴風も予想されると伝えられました。東北は、仙台管区気象台の発表を伝える報道で、7日の立冬から上空の寒気が強まり、東北の平地でも雪の可能性があるとされています。

それ以前の寒気の流れは、【今季一番の寒気】28日の北海道・東北は暴風と雪|時間帯で、10月下旬の初雪の見込みは【北海道の初雪】札幌は28日頃|平野部の積雪見込みとタイヤ交換で確認できます。

今のうちにやっておきたい備え

11月8日までの備え 冬用タイヤ 灯油 雪かき道具 農作物 続報の確認
8日までにやっておきたい備え(当サイト作成の図表)
車
ノーマルタイヤのまま積雪や凍結の道を走ることは、各都道府県の規則で定められた滑り止め措置の義務に反します。冬用タイヤへの交換は、6日(金)の寒気の流入より前、できれば今週前半に済ませたいところです。
暖房
灯油などの残量を確認して、必要なら今週のうちに補充します。強い寒気の最中は、外出して買い足すのが難しくなることがあります。
外まわり
雪かきの道具(スコップ・スノーダンプ・融雪材)と、水道の凍結対策を出しておきます。
農作物・屋外のもの
低温で傷む作物や鉢植えは、覆いをかける、屋内に取り込むなどを検討します。
移動の予定
8日前後に北海道や東北へ車で出かける予定がある人は、日程をずらせるかも含めて、続報を見て判断します。

冬の見通し全体は、【暖冬2026】過去最大エルニーニョで暖冬予想|雪と寒波への備え方で整理しています。この冬が暖冬予想でも、短期の寒気の入りは別の話です。

続報はいつ出るか

次回の発表
早期天候情報は原則として毎週月曜日と木曜日の14時30分ごろに更新されます。今回の次は11月5日(木)14時30分ごろです。月曜の11月9日(月)にも更新があります。
見るべきポイント
基準の確率が上がるのか、対象が広がるのか、あるいは発表が取り下げられるのかです。8日が近づくと、短期の天気予報や大雪に関する気象情報に切り替わります。
どこで見るか
気象庁の早期天候情報のページと、各地方の気象台の発表で確認できます。

当サイトでも、新しい発表があれば内容を更新します。【明日の気温】29日朝は今季一番の冷え込み|東京11〜12℃・札幌2〜3℃のように、直近の冷え込みの記事もあわせて確認してください。

この情報の限界と注意点

向かない読み方
「必ず10年に一度の大雪が来る」と受け取る使い方は向いていません。確率が30%以上という段階の注意喚起で、外れて平年並みになることもあります。
場所による違い
大雪の情報が出ているのは北海道の日本海側が中心です。東北は低温のみで、大雪の情報は今回出ていません。札幌市内は雨の時間帯が混ざる可能性があり、旭川・倶知安・岩見沢の数値とは条件が違います。
数字の扱い
旭川・倶知安・岩見沢のcm換算は、報道で示された平年値に294%をかけただけの単純な試算です。気象庁が降雪量を予想した数字ではありません。
日付の幅
「8日ごろから」とあるのは、始まりが前後する可能性があるためです。6日(金)午後から寒気が入る予報もあるため、8日の前から注意が必要です。

最新の予報や警報・注意報は、気象庁の公式ページでご確認ください。

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参考・出典





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