マネックスカード改悪10月から|還元率維持の条件はいくら?

(2026年8月16日 公開)

マネックス証券が発行する「マネックスカード」の投信つみたて(クレカ積立)ポイント還元率が、2026年10月買付分から改定されます。これまでは積立金額に応じた一律の還元率でしたが、新制度では投信つみたて以外の月間カードショッピング利用額が条件に加わり、条件を満たさないと還元率が0%になるケースも出てきます。あわせて年会費が永年無料になる変更もあり、ユーザーにとっては「改悪」と「改善」が同時に来る形です。この記事では、いつから何が変わるのか、還元率を維持するにはいくら使えばいいのかを、マネックス証券公式の発表内容にもとづいて整理します。

マネックスカード投信つみたてのポイント還元率と年会費の改定内容を示す図

画像出典: マネックス証券公式発表(ザイ・オンライン掲載)




マネックスカードの改定はいつから?何が変わるのか

今回の改定は大きく2つあります。1つ目は投信つみたて(クレカ積立)のポイント還元率で、2026年10月買付分から、投信つみたて以外の月間カードショッピング利用金額に応じて還元率が変わる仕組みに変更されます。2つ目は年会費で、2026年10月27日お引落し分から永年無料に改定されます。マネックスカードはJCBブランドで発行されており、これまで投信つみたての還元率の高さ(最大1.1%)を売りにNISA・新NISAのクレカ積立ユーザーから選ばれてきましたが、他の主要ネット証券系カード(SBI証券・三井住友カードのVポイント投資枠など)でも還元率見直しが相次いでおり、マネックスも同様の流れをたどる形です。




現行の還元率(2026年9月買付分まで)

2026年9月買付分までは、投信つみたての積立金額に応じた一律の還元率が適用されています。カードショッピングの利用額は一切問われません。

積立金額 ポイント還元率
5万円以下 1.10%
5万円超~7万円以下 0.60%
7万円超~10万円以下 0.20%

例えば月5万円を投信つみたてに回している場合、現行制度では年間換算で約6,600円相当のポイントを獲得できる計算になります。この水準は他のクレカ積立と比べても高めで、マネックスカードが投資系ブログやSNSで「還元率が高いカード」として紹介される理由になっていました。

2026年10月からの新しい還元率

2026年10月買付分からは、投信つみたて以外の月間カードショッピング利用金額によって還元率が3段階に分かれます。積立金額そのものはこの「カードショッピング利用金額」には含まれない点に注意が必要です。

積立金額 5万円以下

カードショッピング利用5万円以上:1.10%(変更なし)

カードショッピング利用1万円以上5万円未満:0.55%

カードショッピング利用1万円未満:0%

積立金額 5万円超~7万円以下

カードショッピング利用5万円以上:0.60%(変更なし)

カードショッピング利用1万円以上5万円未満:0.30%

カードショッピング利用1万円未満:0%

積立金額 7万円超~10万円以下

カードショッピング利用5万円以上:0.20%(変更なし)

カードショッピング利用1万円以上5万円未満:0.10%

カードショッピング利用1万円未満:0%

つまり、投信つみたてだけをマネックスカードで行い、日常の買い物は別のカードや現金・電子マネーで済ませている人は、2026年10月以降ポイント還元がゼロになる可能性があります。一方でカードショッピング利用額が月5万円以上ある人は、還元率がこれまでと変わらず維持されます。

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還元率を維持する対策はいくら使えばいい?

マネックスカードのカード券面デザイン(JCBブランド)

画像出典: マネックス証券公式(ザイ・オンライン掲載)

還元率0%を避け、現行水準(積立金額に応じ最大1.10%)を維持したいなら、投信つみたて以外のカードショッピング利用額を月5万円以上にする必要があります。0.55%〜0.10%の中間水準でよければ、月1万円以上5万円未満の利用でも一部のポイントは維持できます。具体的な対策としては、以下のような支払いをマネックスカードに集約する方法が考えられます。

支払いの集約で利用額を積み増す

電気・ガス・水道といった公共料金、スマートフォンの通信料、サブスクリプションサービスの支払いをマネックスカードに変更すれば、無理なく毎月の利用額を積み上げやすくなります。日用品や食料品の買い物をマネックスカード払いに切り替えるのも有効です。ただし、カードショッピングの利用額としてカウントされない支払い(キャッシング・年会費・各種手数料など)もあるとされているため、実際にどの支払いが対象になるかは、マネックス証券の公式サイトで最新の条件を確認してから対策を組むのが安全です。

それでも条件を満たせない場合

毎月5万円以上のカードショッピング利用が現実的に難しい場合は、投信つみたてに使うクレジットカードを他社に切り替えるという選択肢もあります。ただし証券会社を変更するとNISA口座の移管手続きが必要になるなど手間がかかるため、まずは現行制度が続く2026年9月買付分までの間に、還元率0.55%〜1.10%を維持できるラインで利用額を調整できないか検討するのが現実的です。




年会費が永年無料になるのはいつから?

還元率の改定と同時に発表されたのが年会費の恒久無料化です。現行のマネックスカードは初年度年会費無料、2年目以降は年1回以上の利用がなければ550円(税込)がかかる仕組みでした。これが2026年10月27日お引落し分から永年無料に変更され、利用実績の有無にかかわらず年会費がかからなくなります。積立額だけで還元率0%になってしまう人にとっても、年会費の負担がなくなる点は数少ないプラス材料といえます。

なぜ改定されるのか

クレジットカードのポイントを原資にした投信つみたての還元は、各証券会社・カード会社にとってコスト負担が大きく、2025年以降、SBI証券の三井住友カード積立をはじめ複数の会社で還元率の引き下げや条件の追加が相次いでいます。マネックスカードも例外ではなく、投信つみたてという「その場限りの高還元施策」から、日常決済も含めてカードを使ってもらう「実利用ベースの還元」へと制度設計をシフトさせた形です。年会費を永年無料にする代わりに、ショッピング利用が少ないユーザーへの還元を絞り込むことで、収益とユーザーメリットのバランスを取り直したと見られます。

他のクレカ積立との比較

2026年10月以降、マネックスカードで還元率1.10%(最大)を維持するには月5万円以上のカードショッピング利用が条件になります。これは、SBI証券の三井住友カード(NL)積立や楽天証券の楽天カード積立など、他社のクレカ積立サービスでも近年見られる「利用金額に応じた還元率変動」の流れと同じ方向性です。改定後も条件を満たせば還元率自体は業界内で比較的高い水準を維持できますが、「積立だけで高還元」という運用がしづらくなった点は、乗り換えを検討する際の判断材料になります。証券会社を変更する場合は、NISA口座の移管に数週間かかることがあるため、余裕を持って検討することをおすすめします。

Xでの反応

今回の改定について、Xでは投資家層を中心に様々な反応が見られます。

「年6,600ポイントが、条件ひとつで0になります。マネックスカードのクレカ積立、10月から『積立以外に月1万円使っているか』が還元の条件に。しかも積立額はこの1万円に含まれません。年会費は永年無料になるので、使う人だけ得する形ですね」

— Xユーザーの投稿より(2026-08-15)

「一時期流行ったクレカ積立のポイント還元の旨みがまたひとつ減る。マネックスも今年10月分の積立から改悪。マネックスカードをショッピングで使う奴なんていないでしょ」

— Xユーザーの投稿より(2026-08-15)

「マネックス証券のクレカ積立。このままマネックスカードで行くかdカードに変えるか悩む」

— Xユーザーの投稿より(2026-08-14)

「積立額だけでは還元がゼロになる」ことへの不満の声が目立つ一方、年会費が永年無料になる点を評価する声や、他社カードへの乗り換えを検討する声も見られました。

よくある質問

マネックスカードのクレカ積立の還元率はいつから変わりますか?

ポイント還元率の改定は2026年10月買付分から適用されます。年会費の改定は2026年10月27日お引落し分からです。

還元率が0%になるのはどんな場合ですか?

投信つみたて以外の月間カードショッピング利用金額が1万円未満の場合、クレカ積立のポイント還元率は0%になります。積立額自体はこの1万円には含まれません。

還元率を維持するにはどうすればいいですか?

マネックスカードで投信つみたて以外に毎月5万円以上のカードショッピングを行えば、現行と同じ還元率(積立金額に応じ最大1.10%)を維持できます。公共料金や日用品の支払いをカードに集約するなどの対策が考えられます。

年会費はどうなりますか?

2026年10月27日お引落し分から、マネックスカードの年会費が永年無料になります。現行は初年度無料、2年目以降は年1回の利用がない場合550円(税込)がかかります。




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まとめ

マネックスカードのクレカ積立は、2026年10月買付分から投信つみたて以外のカードショッピング利用額に応じて還元率が変わる制度に改定されます。月5万円以上のショッピング利用があれば現行の還元率(最大1.10%)を維持できますが、積立以外にカードを使っていない人は還元率が0%になる可能性があります。一方で年会費は2026年10月27日引き落とし分から永年無料になります。9月買付分までは現行の還元率が適用されるため、切り替え前に自分のカード利用額を見直し、対策が必要かどうかを確認しておくとよいでしょう。正確な還元率・条件・対象となる利用範囲は、必ずマネックス証券の公式サイトで最新情報を確認してください。

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参考・出典





コメント

“マネックスカード改悪10月から|還元率維持の条件はいくら?” への5件のフィードバック

  1. […] マネックスカード改悪10月から|還元率維持の条件はいくら? […]

  2. […] マネックスカード改悪10月から|還元率維持の条件はいくら? […]

  3. […] 例えばANAアメックス年会費改定は2026年9月2日から新料金がスタートする。またマネックスカード改悪も同じく10月から還元率の条件が変わる予定だ。新規発行を検討している人はJCBカードWのキャンペーンや三井住友カードNL・プラチナプリファードの新規入会特典も比較しておくとよいだろう。住宅ローンとのセット活用を考えている人はdカード住宅ローンキャンペーンも参考になる。 […]

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