JR東海が運営する「エクスプレス予約」の会員向けICカード「EX-ICカード」について、新規発行・再製・再発行の受付終了時期が公式発表されました。東海道・山陽・九州新幹線をチケットレスで利用してきた会員にとって影響の大きい変更です。この記事では、いつまでに何をすればよいのか、公式発表をもとに整理します。
この記事でわかること
- EX-ICカードの新規発行はいつまで申し込めるか
- すでに持っているカードの再製・再発行はいつまでか
- 今のカードはいつまで乗車に使えるか
- 今すぐやっておくべき代替手続き
画像出典:JR東海「エクスプレス予約」公式サイト
EX-ICカードのサービス変更とは
「エクスプレス予約」はJR東海・JR西日本・JR九州が提供する新幹線の会員制ネット予約サービスで、専用の「EX-ICカード」を改札にタッチするだけでチケットレス乗車ができるのが特徴でした。今回、JR東海の公式サイトで発表されたのは、この「EX-ICカード」の新規発行・再製・再発行を段階的に終了し、今後はモバイルSuica・モバイルICOCA・モバイルPASMOなどの交通系ICカードでの乗車に一本化するという内容です。会員数の多いサービスだけに、対象になる利用者は少なくありません。
新規発行はいつまで申し込める?
「EX-ICカード」の新規発行は、2026年8月(予定)の申請分をもって終了します。それ以降に申し込んだ場合はEX-ICカードが発行されません。ただし、クレジットカードの入会申込手続きを完了したうえで、2026年8月20日頃(予定)までにJR東海・JR西日本・JR九州へ入会情報が到着した場合は、引き続きEX-ICカードが発行される予定です。申込が集中した場合は発行できないこともあるため、カードでの乗車を希望する人は早めの手続きが推奨されています。
なお、新規発行終了後に新たに入会・追加登録した会員は、手持ちの交通系ICカード(モバイル端末含む)での乗車になります。あわせて2026年8月(予定)より、「エクスプレス予約」の新規会員登録方法自体も変更される予定です。
再製・再発行はいつまで?
紛失や破損などによる再製・再発行の受付は、2026年8月24日(予定)をもって終了します。2026年8月25日(予定)以降は、EX-ICカードの再製・再発行を受け付けられません。「E予約専用」「E予約専用W」「E予約専用ライト」「コーポレート」会員については案内が異なり、こちらは2026年8月5日(予定)必着分で終了となるため、該当する会員は特に早めの対応が必要です。
交通系ICカード機能が一体になった「EX-ICカード(TOICA機能付き)」の再発行受付も同じく2026年8月24日(予定)で終了します。また、利用履歴を確認できる「TOICA履歴サービス」も2027年夏頃に終了予定です。
画像出典:JR東海「エクスプレス予約」公式サイト
今持っているカードはいつまで使える?
すでにEX-ICカードを保有している会員については、2027年夏頃を目途に乗車サービスが終了する予定です。つまり、新規発行・再製の受付が2026年8月で終わったあとも、現在使っているカードそのものはおよそ1年間はこれまで通りチケットレス乗車に使える見込みです。裏を返せば、2027年夏頃までにはすべての会員が交通系ICカードへの移行を済ませておく必要があるということになります。
今すぐやるべき代替手続きは?
EX-ICカードの新規発行・再製が終了したあとの乗車には、モバイルSuica・モバイルICOCA・モバイルPASMOなどの交通系ICカード(モバイル端末も含む)を「エクスプレス予約」の専用サイトまたはEXアプリから登録する必要があります。EX-ICカードをまだ使えている会員も、次のタイミングでは登録が必須になるため、以下の手順を目安に早めに準備しておくと安心です。
STEP1: 手持ちの交通系ICカードを確認する
モバイルSuica・モバイルICOCA・モバイルPASMOなど、スマートフォンのアプリ型交通系ICカードをすでに使っているか確認します。物理カードのみの場合は、モバイル化しておくと登録・改札通過がスムーズです。
STEP2: エクスプレス予約サイトまたはEXアプリで登録する
「エクスプレス予約」の会員専用ページ、またはスマートフォン向け「EXアプリ」から、交通系ICカードの登録・変更手続きを行います。EX-ICカードを持っている会員も、事前に登録だけ済ませておけば、カードが使えなくなるタイミングで慌てずに切り替えられます。
STEP3: 再製・再発行の期限を過ぎないよう注意する
カードの紛失・破損時の再製・再発行は2026年8月24日(予定)で受付終了となります。現在EX-ICカードを使っていて、カードの状態に不安がある場合は、期限内に手続きしておくほうが安心です。
あわせて変わる紙のEXご利用票とe特急券
今回のサービス変更にあわせて、乗車に関連する他のサービスも見直されます。まず、紙で発行される「EXご利用票(座席のご案内)」は2027年2月(予定)をもって発行終了となります(当初は2026年9月予定とされていましたが、2026年6月に2027年2月へ変更されました)。また、特急券の効力のみを持つ商品「e特急券」も、2027年3月31日乗車分をもって終了し、2027年4月1日以降の乗車日への変更はできなくなります。
あわせて2026年秋以降、身体障害者手帳・療育手帳(第1種・第2種)を持つ人向けに、マイナポータルの手帳情報をもとに発売する新しい障害者割引商品(乗車券・特急券が一体になった商品)が設定される予定です。これまで駅窓口でしか購入できなかった障害者割引の乗車券を、ネット予約でも手配できるようになる見込みです。
画像出典:JR東海「エクスプレス予約」公式サイト
画像出典:JR東海「エクスプレス予約」公式サイト
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よくある質問(FAQ)
EX-ICカードの新規発行はいつまで申し込めますか?
2026年8月(予定)の申請分をもって終了します。クレジットカードの入会手続き完了後、2026年8月20日頃(予定)までにJR各社へ入会情報が到着すれば発行される見込みですが、申込が集中した場合は発行できないこともあります。
紛失したEX-ICカードの再発行はいつまでできますか?
2026年8月24日(予定)まで受付されます。2026年8月25日(予定)以降は再製・再発行ができません。E予約専用・E予約専用W・E予約専用ライト・コーポレート会員は2026年8月5日(予定)必着分までとなります。
今持っているEX-ICカードはいつまで使えますか?
2027年夏頃を目途に乗車サービスが終了する予定です。それまでは引き続きチケットレス乗車に利用できます。
EX-ICカードの代わりに何を使えばいいですか?
モバイルSuica・モバイルICOCA・モバイルPASMOなどの交通系ICカード(モバイル端末を含む)です。「エクスプレス予約」サイトまたはEXアプリから登録することで、そのまま新幹線に乗車できます。
まとめ
EX-ICカードは2026年8月(予定)で新規発行、2026年8月24日(予定)で再製・再発行が終了し、既存カードでの乗車も2027年夏頃までに終了する見込みです。今のカードがすぐに使えなくなるわけではありませんが、交通系ICカードの登録は済ませておくほど安心です。日程は変更される可能性があるため、手続き前に必ず「エクスプレス予約」公式サイトで最新情報を確認してください。
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