CD PROJEKT REDが手がける名作RPG「ウィッチャー3 ワイルドハント」の大型アップデート版「The Witcher 3: Wild Hunt – Remastered」が、2026年9月29日に配信されることが正式発表された。グラフィックや操作性が大幅に強化される本作は、既存ユーザーであれば追加料金なしでアップグレードできる点が大きな注目ポイントだ。この記事では発売日・対応機種・無料アップグレードの条件・主な改善点を整理して紹介する。

「The Witcher 3: Wild Hunt – Remastered」公式キービジュアル(画像:CD PROJEKT RED公式発表より)
この記事のポイント
- 配信日は2026年9月29日
- 既存の「ウィッチャー3」所有者は無料アップグレード対象
- 対応機種はPC(Steam / GOG / 新たにBattle.net)、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2
- 拡張DLC「ハーツ・オブ・ストーン」「ブラッド・アンド・ワイン」も同梱
- 2027年発売予定の新規DLC「追憶の調べ」とは別物なので注意
目次
- 配信時刻とアップグレード条件【9月29日追記】
- 配信日と価格の考え方
- 対応機種とプラットフォーム
- グラフィック・操作性の主な強化点
- 収録DLCと「追憶の調べ」との違い
- 次回作「ウィッチャー4」との関係
- Xでの反応
- よくある質問
- まとめ
配信時刻とアップグレード条件【9月29日追記】
結論: 「ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター」は予告通り2026年9月29日にPC・PS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switch 2向けに配信された。配信時刻は日本時間19時で、全プラットフォーム同時リリース。Nintendo Switch 2版の価格は7,490円(税込)で、CEROレーティングはZ(18歳以上のみ対象)。既存の「ウィッチャー3」所有者は原則無料でアップグレードできるが、PS4版からPS5版へのアップグレードとNintendo Switch版からSwitch 2版へのアップグレードは100円(税込)が必要という条件が明らかになった。

配信当日のゲームプレイ画面(画像:AUTOMATON記事より)
アップグレード条件の詳細
無料アップグレード対象
PC版(Steam/GOG/Epic Gamesストア/Battle.net)、PS5版、Xbox Series X|S版の既存所有者。
100円(税込)が必要なケース
PS4版からPS5版へのアップグレード、Nintendo Switch版からNintendo Switch 2版へのアップグレード。旧世代機の所有者は少額の追加費用がかかる点に注意したい。
Xbox Play Anywhereに対応
Xbox上で本作を所有している場合、Microsoft StoreでPC版を追加費用なしで受け取ることができる。なお日本国内向けにMicrosoft Storeで提供されるPC版はCERO Z版で、CD PROJEKT REDのPC作品としては国内初のCEROレーティング適用例。Steamなど他プラットフォームで配信中のPC版には影響しない。
セーブデータと実績の引き継ぎ
既存セーブデータはそのまま利用可能で、中断したところから冒険を再開できる。獲得済みの実績・トロフィーも引き継がれる。ただしスキルツリーの仕様変更にともない、獲得済みのスキルポイントの振り分けはリセットされるため、アップグレード後は改めてスキルを振り直す必要がある。
配信日と価格の考え方
「ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター」は2026年9月29日に配信される。これは単なる次世代機向け移植ではなく、グラフィックエンジンや操作系統に大きく手が入った本格的なリマスター版という位置づけだ。
最大の特徴は、すでに「ウィッチャー3 ワイルドハント」(拡張パス版・GOTY版含む)を所有しているユーザーは、原則追加料金なしで本リマスター版にアップグレードできる点(一部条件は上記の追記を参照)。新規購入の場合、確認できているのはNintendo Switch 2版の価格7,490円(税込)のみで、PC・PS5・Xbox Series X|S版の新規購入価格は公式から正式な案内が出ていないため、最新情報は各プラットフォームのストアページで確認してほしい。
対応機種とプラットフォーム
対応プラットフォームは以下の通り。
PC
Steam / GOG に加え、新たにBattle.netでの配信にも対応する。
PlayStation 5
既存のPS5版所有者は無料アップグレード対象。PS4版からPS5版へのアップグレードは100円(税込)が必要【9/29追記で判明】。
Xbox Series X|S
既存のXbox One版所有者は無料アップグレード対象。
Nintendo Switch 2
新規プラットフォームとして追加。価格は7,490円(税込)。Switch版所有者は100円でアップグレード可能【9/29追記で判明】。

紅葉に染まる風景。「UPGRADED VISUALS」の表記通りグラフィック面が大幅強化されている(画像:公式トレーラーより)
グラフィック・操作性の主な強化点
今回のリマスターでは見た目だけでなく、遊び心地に関わる部分にも幅広く手が入っている。公式が明らかにしている主な改善点は以下の通り。
ビジュアル面の強化
- キャラクターモデル・光源表現・植生などグラフィック全般のアップグレード
- フォトモードの追加
操作性・戦闘面の強化
- 戦闘システムの見直し(モーション・手応えの改善)
- 移動やカメラワークの調整
- モンスターのAI挙動の改善
- スキルツリー(能力ポイント)システムの再設計
- 敵を倒す際のフィニッシュ演出の追加
- 装備の見た目を変更できるトランスモグ(外見変更)機能の追加

遺跡を舞台にした戦闘シーン。モンスターのAIや戦闘モーションも見直された(画像:公式トレーラーより)

キャラクターモデルが強化された主人公ゲラルト(画像:公式トレーラーより)
スキルツリー刷新の詳細【9月29日追記】
正式なパッチノートで、スキルツリーの刷新内容が判明した。スキルはツリー形式で構成され、各スキルに3段階のランクが追加。新たなスキルを解除するには、従来のようにスキルポイントを一定数消費するのではなく、前提となるスキルを習得している必要がある方式に変更された。あわせてスキルのボーナス値・効果・シナジーが調整され、ツリー全体のバランスが改善されているという。一部スキルは名称も、実際の効果がより伝わるように変更された。この仕様変更にともない、既存プレイヤーが獲得済みのスキルポイントの振り分けはリセットされるため、アップグレード後は最初からスキルを選び直すことになる。
装備の「鍛え直し」機能とは【9月29日追記】
当初「トランスモグ(外見変更)機能」と案内されていた要素は、正式名称「鍛え直し」として詳細が公開された。性能はそのままに装備の見た目だけを変更できる機能で、作中の名匠キャラクターヨアンナとハットリのみが対応してくれる。新しい装備や設計図を所持品に加えることで、使用できる外見のバリエーションが解除される仕組み。また拡張パック「血塗られた美酒」で追加された染料を装備に使用している場合、鍛え直し後のアイテムにもその染色が引き継がれるとのこと。
アクセシビリティオプションの追加【9月29日追記】
今回のリマスターでは、遊びやすさに関わるアクセシビリティ機能も拡張された。体力の自然回復をブーストする機能、水中で無限に息を止められる機能、アイテム重量を無視できる機能など、複数のオプションを個別にオン・オフできる。これらをまとめた「吟遊詩人のバラッド」プリセットも用意されており、「ストーリー」難易度でニューゲームを開始する際、またはプレイ中に設定の「アクセシビリティ」セクションから有効にできる。長時間プレイで疲れやすいユーザーや、インベントリ管理の手間を省きたいユーザー向けの機能だ。

戦闘挙動が見直されたリマスター版のバトルシーン(画像:AUTOMATON記事より)

キャラクターモデルの質感が向上したシーン(画像:AUTOMATON記事より)
PC版の推奨スペック【9月29日追記】
あわせてPC版の動作環境も公開された。1440p・60fps想定の「ウルトラ」プリセットではVRAM 8GB、RAM 24GBが推奨で、GPUはNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti/AMD Radeon RX 6800 XT/Intel Arc B580(XeSS使用)、CPUはIntel Core i7 13700K/AMD Ryzen 7 7700Xが目安となる。最小動作環境(1080p・30fps、低設定)はGeForce GTX 1660/Radeon RX 5500 XT 8GBでも60fps以上を狙えるとされ、幅広いPC環境に対応する設計だ。レイトレーシングを最大設定にした「パストレーシング」ではGeForce RTX 5080クラスが推奨されている。

PC版の動作環境一覧(画像:公式パッチノートより)
収録DLCと「追憶の調べ」との違い
本リマスター版には、これまでの拡張DLC「ハーツ・オブ・ストーン」「ブラッド・アンド・ワイン」が同梱される。つまり本編とあわせて、既存のGOTY相当のボリュームをそのままアップグレードした環境で楽しめる形だ。
注意: 2027年発売予定の新規DLC「追憶の調べ」は別物
CD PROJEKT REDは今回のリマスターとは別に、2027年発売予定の完全新規DLC「追憶の調べ(Songs of the Past)」も発表している。こちらは今回の9月29日リマスターには含まれない、追って配信される別コンテンツで、対応プラットフォームもPS5・Xbox Series X|S・PCのみとなっており、Nintendo Switch 2は対象外という違いがある。混同しないよう注意したい。詳しくはウィッチャー3新拡張「追憶の調べ」2027年発売の詳細まとめを参照。

丘の上から見える街並み。オープンワールドの景観表現も強化されている(画像:公式トレーラーより)
次回作「ウィッチャー4」との関係
CD PROJEKT REDは現在、シリーズ最新作「ウィッチャー4」も開発中で、主人公はゲラルトではなくシリ(Ciri)が務めることが明らかになっている。今回の「ワイルドハント リマスター」は、次回作を待つ間に旧三部作の完結編を最良の環境で遊び直せるようにする位置づけとも言える。ウィッチャー4の発売時期については2028年を見据えているとされるが、正式な発売日はまだ発表されていない。関連して同スタジオが手がける新作RPG「The Blood of Dawnwalker」も控えており、CD PROJEKT REDの今後のラインナップとあわせて注目しておきたい。

フィニッシュ演出が追加された戦闘の一場面(画像:公式トレーラーより)
Xでの反応
配信当日はXでも話題になり、既存ユーザーからは100円という低額アップグレード費用への驚きや、配信を心待ちにする声が多く見られた。
「ウィッチャー3、Switch版ですら100円でリマスター版にアップグレードできるのすげーよな」
— Xユーザーの投稿より(2026-09-29)
「ウィッチャー3のリマスター、マックス設定が5080ぇ…Cyberpunk2077の次作は6000番代のハイエンドじゃないとダメかも」
— Xユーザーの投稿より(2026-09-29)
「ウィッチャー3のリマスターは日本版Switch2とPC版のセーブデータに互換性あるのかな」
— Xユーザーの投稿より(2026-09-29)
「ウィッチャー3、昔のやつ持ってるけどリマスターで遊びやすくなってるならちょっとやってみたいかもしれん」
— Xユーザーの投稿より(2026-09-29)
よくある質問
Q. リマスター版は無料でアップグレードできる?
A. すでに「ウィッチャー3 ワイルドハント」を所有しているユーザーは、追加料金なしでリマスター版にアップグレードできる。
Q. Nintendo Switch 2版はいつ発売?
A. 本編リマスターと同じ2026年9月29日に他機種と同時発売される予定。
Q. 「追憶の調べ」も一緒にプレイできる?
A. いいえ。「追憶の調べ」は2027年発売予定の別コンテンツで、9月29日のリマスターには含まれない。対応機種もPS5・Xbox Series X|S・PCのみでSwitch 2は非対応となる。
Q. 拡張DLCの「ハーツ・オブ・ストーン」「ブラッド・アンド・ワイン」は入っている?
A. 両方ともリマスター版に同梱される。
Q. 配信時刻と実際の価格は?
A. 日本時間9月29日19時に全プラットフォーム同時配信された。新規購入価格が確認できているのはNintendo Switch 2版の7,490円(税込)のみ。
Q. セーブデータは引き継げる?
A. 既存のセーブデータ・実績(トロフィー)はそのまま引き継がれる。ただしスキルツリーの仕様変更により、獲得済みのスキルポイントの振り分けはリセットされる。
まとめ
「ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター」は2026年9月29日19時(日本時間)に、PC(Steam/GOG/Epic Gamesストア/Battle.net)、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2向けに配信された。既存所有者は原則無料でアップグレードできるが、PS4版からPS5版・Switch版からSwitch 2版へのアップグレードのみ100円(税込)が必要。Switch 2版の新規購入価格は7,490円(税込)。スキルツリーの刷新、装備の「鍛え直し」機能、アクセシビリティオプションの追加など幅広い改善が加えられ、既存のセーブデータ・実績もそのまま引き継げる(獲得済みスキルポイントはリセット)。2027年発売予定の新規DLC「追憶の調べ」とは別物である点にも注意したい。
※価格・仕様等の情報は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。(最終更新: 2026年9月29日)
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