強い台風25号(ドゥージェン)が、シルバーウィーク最終日にあたる9月21日(月・祝)の午後から夜にかけて関東地方に最接近する見通しとなった。大雨や暴風への警戒が呼びかけられる中、屋外イベントの中止や鉄道の計画運休が各地で相次いでいる。ここでは9月21日時点で判明している中止イベントと運休情報を一覧で整理する。

台風25号の進路予想図(気象庁発表・tenki.jp)
- 台風25号は21日午後〜夜に伊豆諸島付近を通過、房総半島沖へ
- 中心気圧970hPa・最大瞬間風速は伊豆諸島・関東で50m/s予想
- ロッキン最終日・TGS最終日・東京カレー万博・PEACE DAYが中止
- JR久留里線・青梅線・八高線・水郡線・烏山線・常磐線の一部が運休
台風25号の現在地と関東最接近のタイミング
気象庁の発表によると、台風25号は9月21日0時時点で日本の南を北へ時速15kmで進んでおり、中心気圧970hPa、中心付近の最大風速は35m/s。大型で強い勢力を保ったまま、21日昼頃から夜遅くにかけて関東地方に最接近する見通しだ。暴風域は中心から半径130kmに広がっており、21日12時には八丈島の西約120km、22日0時には千葉県銚子市の東約110kmに達すると予想されている。
21日の最大瞬間風速は東海地方で45m/s、伊豆諸島・関東地方で50m/s、東北地方で30m/sに達する見込み。伊豆大島や房総半島では既に雨量が増加しており、今後の総雨量は400〜500mmに達するおそれがあるとウェザーニュースは警戒を呼びかけている。関東の陸上でも最大風速25m/s(最大瞬間風速35m/s)が予想され、大雨と暴風が同時に襲う「災害級」の状況になる可能性がある。
9月21日に中止が発表されたイベント一覧
シルバーウィーク最終日と重なったこともあり、屋外を中心に多数のイベントが中止・中断を余儀なくされた。判明している主なものは以下の通り。
ロッキン・イン・ジャパン フェスティバル2026 最終日(DAY4)
9月21日開催予定だった最終日DAY4が全面中止。前日20日までの3日間は予定通り開催された。チケット代金は全額払い戻し対象で、出演予定だった全アーティストのステージも中止となった。詳細はロッキン2026 9月21日中止の払い戻し・出演予定まとめを参照。

東京ゲームショウ2026 最終日(9月21日/一般公開2日目)
幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2026は、会期最終日となる9月21日の来場者向け開催を中止。前日20日までは通常通り開催されていた。主催者によれば、会期中止は史上初めての判断という。入場券・前売り券は払い戻し対応となる。詳細は東京ゲームショウ2026 21日中止と払戻しまとめを参照。

東京カレー万博2026(新宿・大久保公園)
9月11日から10月7日まで新宿区立大久保公園で開催中の「東京カレー万博2026」は、来場者の安全を考慮し9月20日・21日の2日間を終日開催休止とした。22日以降の開催については台風の状況を踏まえて改めて案内するとしている。

PEACE DAY 2026@代々木公園
9月21日に代々木公園イベント広場で予定されていた「PEACE DAY 2026」は、来場者・出演者・スタッフの安全を最優先し会場での開催を中止。代わりに13時から17時まで、出演者やスタッフが平和へのメッセージを語るオンライン配信プログラムを実施する。

その他の中止・出演辞退
- サッカー日本代表(SAMURAI BLUE):21日予定の練習公開を中止
- GO!GO!スパフル47都道府県フリーライブ:栃木公演を中止
- SPARK 2026 in YAMANAKAKO:出演予定アーティストが出演辞退を発表
いずれも交通機関への影響や来場者・出演者の安全確保を理由に挙げている。今後も台風の進路や勢力によって中止・変更の発表が追加される可能性があるため、参加予定のイベントがある場合は各主催者の公式サイト・SNSを直前まで確認したい。
JR各線の運休・計画運休情報
JR東日本は台風25号の接近に伴い、9月21日に関東の広い範囲で列車の運休・本数削減を実施すると発表した。現時点で判明している具体的な運休区間は以下の通り。
久留里線
全線で始発から運転取りやめ
青梅線
青梅〜奥多摩間の上下線で21日午後2時ごろ〜22日午前10時ごろまで運転取りやめ
八高線
高麗川〜寄居間の上下線で21日午後3時以降から運転取りやめ
水郡線
常陸大宮〜常陸大子間で21日午後5時ごろから運転取りやめ
烏山線
全線で21日午後6時ごろから運転取りやめ
常磐線
いわき〜原ノ町間は21日午後7時ごろから、勝田〜いわき間は午後8時ごろから運転取りやめ
これらに加え、山手線をはじめとする首都圏の主要路線でも20日から22日にかけて遅延や部分運休が発生する可能性があるとJR東日本は注意を呼びかけている。私鉄各線についても地上区間を中心に速度規制や遅延が生じる可能性がある。天候状況によって運転計画は変更されるため、最新情報は各鉄道会社の公式サイトやアプリで直前まで確認するのが確実だ。
外出前に確認しておきたいポイント
- 21日午後以降は不要不急の外出を控え、予定していたイベントは中止の有無を出発前に必ず確認する
- 鉄道は計画運休・部分運休が発生済み・発生予定のため、移動が必要な場合は早めの行動か日程変更を検討する
- 大雨による河川増水・土砂災害のリスクがあるエリアでは、自治体の避難情報にも注意する
- 暴風による飛来物・倒木にも注意し、ベランダの物干しざおや鉢植えなどは室内に入れておく
台風25号は9月21日午後から夜にかけて関東地方に最接近し、大雨・暴風による被害が懸念されている。ロッキン最終日・東京ゲームショウ最終日・東京カレー万博・PEACE DAYなど屋外イベントの中止が相次ぐほか、JR各線でも計画運休が発表されている。今後も状況の変化に応じて中止・運休情報が追加される可能性があるため、気象庁・鉄道各社・イベント主催者の公式発表を随時確認してほしい。
※記事中の情報は執筆時点のものです。台風の進路や強さ、イベントの開催可否・運休情報は今後変更される可能性があるため、最新情報は気象庁・各鉄道会社・イベント公式サイトで必ずご確認ください。
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