第174回天皇賞(秋)は2026年11月1日(日)、東京競馬場の芝2000m(左)で行われます。netkeibaの10月14日付の想定では、前年覇者マスカレードボールとG1・4勝馬クロワデュノールを軸に17頭が登録を予定しています。この記事では出走予定馬、鞍上、過去5年のJRA公式データをまとめます。
今年の軸は連覇を狙うマスカレードボール(C.ルメール騎手)と、天皇賞春秋制覇に挑むクロワデュノール(C.デムーロ騎手)の再戦です。過去5年の勝ち馬はすべて3番人気以内でしたが、2着・3着には6番人気以下の馬が5年中4年で入っています。出走予定馬は想定段階で、枠順・最終出走馬は未確定です。

天皇賞秋2026はいつ・何時から?開催概要
レースの基本情報は次の通りです。JRA公式の天皇賞(秋)のレース情報ページに掲載されている条件に、発走時刻はWIN!競馬などの特集で確認できた値を加えています。
JRA公式では、東京芝2000mはスタート地点から4つのコーナーを経由してゴールするコースと説明されています。天皇賞(秋)の前身は、1905年に横浜の日本レースクラブが明治天皇から下賜された銀製花盛器を賭けて競った「エンペラーズカップ」で、第174回という回数にその歴史が表れています。
出走予定馬17頭の一覧
netkeibaが10月14日に公開した想定馬は次の17頭です(五十音順)。netkeiba独自の想定であり、確定情報ではありません。フルゲートは18頭なので、現時点では抽選や除外の可能性は低い頭数ですが、回避馬や追加登録で変動します。
このうち騎手が複数の報道で確認できるのは、クロワデュノール(C.デムーロ騎手)、マスカレードボール(C.ルメール騎手)、セイウンハーデス(幸英明騎手)の3頭です。そのほかの馬の鞍上は、枠順が確定する開催週にあらためて確認してください。
クロワデュノールは父子の春秋制覇なるか

クロワデュノールは牡4歳、栗東の斉藤崇師の管理馬で、昨年の日本ダービー馬です。今年は大阪杯、天皇賞(春)とG1を連勝し、G1通算4勝。6月14日の宝塚記念では2着でした。天皇賞(秋)で秋始動することは8月下旬に発表されています。
最大の話題は父キタサンブラックとの関係です。キタサンブラックは2017年に天皇賞の春秋制覇を達成しており、クロワデュノールが勝てば父以来の春秋制覇になります。

鞍上はC.デムーロ騎手に乗り替わり
今回はC.デムーロ騎手が騎乗する予定で、コンビ替わりが注目点の一つです。9月18日に栗東へ帰厩し、斉藤崇師は「ゆっくり進めていきます」とコメントしています。夏休み明けの始動戦という点は、宝塚記念から約4か月半の間隔があくローテーションです。
不安材料はどこにあるか
春の2戦は2000m(大阪杯)と3200m(天皇賞春)で、今回は東京2000mへの距離短縮・左回りへの替わりとなります。休み明けの初戦で、鞍上も替わる点は、データだけでは測れない不確定要素です。人気は集めても、能力を出し切れるかは枠順や当日の馬場を見てからの判断になります。
マスカレードボールは連覇できるか

マスカレードボールは牡4歳。昨年の天皇賞(秋)を3歳馬ながら1番人気に応えて制し、G1初制覇を飾りました。JRA公式の記録では、勝ち時計は1分58秒6、C.ルメール騎手、手塚貴久厩舎です。連覇を果たせばイクイノックス(2022年・2023年)以来になります。
今年は春に香港のクイーンエリザベス2世カップで2着、英国のキングジョージで7着と海外遠征を続けました。英遠征明けで10月6日に美浦トレセンへ帰厩し、天皇賞(秋)連覇へ向けて調整しています。

海外遠征明けの一戦はプラスかマイナスか
キングジョージ7着からの巻き返しが焦点です。海外遠征は輸送や環境の負担が大きく、帰国後の状態は最終追い切りまで見極める必要があります。一方で、東京2000mは昨年勝った舞台で、コース適性への不安は小さいと言えます。
ダノンデサイル・レガレイラ・セイウンハーデスの注目点
セイウンハーデス:毎日王冠をハナ差で制した7歳馬
10月4日の毎日王冠(G2・芝1800m)で、5番人気のセイウンハーデスが逃げるホウオウビスケッツをハナ差で差し切り、優先出走権を得て天皇賞(秋)に向かいます。騎手は幸英明騎手、勝ち時計は1分45秒5です。
馬主の西山茂行氏は今年3月に急性骨髄性白血病と診断されて入院し、8月21日に寛解して退院したことを自身のブログで報告しました。毎日王冠の勝利後は「あと1戦、天皇賞・秋です」と語っており、同馬は天皇賞(秋)がラストランとなる予定と伝えられています。
ダノンデサイル:2024年の日本ダービー馬
ダノンデサイルは牡5歳で、2024年の日本ダービー馬です。WIN!競馬の特集では「G1で4戦連続3着」と紹介されており、勝利に届かない競馬が続いています。勝ち切れない原因が展開なのか距離なのかは、枠順と当日の馬場を見て判断することになります。
レガレイラ:G1・3勝の牝馬
レガレイラはG1・3勝の牝馬です。想定段階では鞍上が未定で、netkeibaの想定にも名前が挙がっています。牡馬と同じ定量戦で、斤量面の恩恵がどの程度あるかも当日の注目点です。
札幌記念の勝ち馬シェイクユアハートも参戦予定
札幌記念(G2)を制したシェイクユアハート(牡6、古川吉洋騎手)も登録を予定しています。6歳で迎える今回は、データ上の年齢面がどう影響するかが注目点です。
過去5年のデータで見る傾向
JRA公式の過去5年の結果から、勝ち馬と人気の傾向を整理しました(年、馬名、年齢、人気の順)。
データから読める3つの傾向
1つ目は人気です。5年の勝ち馬はすべて3番人気以内で、うち3勝は1番人気でした。2つ目は年齢で、3歳が3勝、4歳と5歳が1勝ずつ。6歳以上の勝ち馬はおらず、7歳のセイウンハーデスや6歳のシェイクユアハートはデータ上は厳しい立場です。
3つ目は相手関係です。2着・3着に入った馬の人気を見ると、2022年は2着7番人気、2023年は2着6番人気、2024年は2着9番人気・3着8番人気、2025年は3着8番人気で、5年中4年で6番人気以下が馬券圏内に入っています。勝ち馬は人気馬でも、2着以下には伏兵が来やすいレースです。
ただし5年分のデータであり、サンプルは小さい点に注意してください。人気の目安は今年も有力馬2頭に偏りそうですが、最終的な傾向は当日のオッズで確認する必要があります。
出走確定・枠順はいつ分かる?どこで確認する?
現在の出走予定馬は登録段階です。実際の出走馬と枠順は、開催週に向けてJRA公式の出馬表で確定します。回避する馬が出る場合もあるため、17頭という頭数は変わりうる前提で見てください。
確認の手順は次の通りです。まずJRA公式の天皇賞(秋)ページで出馬表・出走馬情報を確認します。次に、netkeiba等の想定馬ニュースで鞍上の最新情報を見て、最終追い切りの時計と馬体重は、当日の発表と合わせて判断します。
まとめ
第174回天皇賞(秋)は、11月1日(日)15時40分発走、東京芝2000mで行われます。想定17頭の中心は、連覇を狙うマスカレードボールと、父キタサンブラック以来の春秋制覇を目指すクロワデュノールです。
データ面では、過去5年の勝ち馬は3番人気以内、6歳以上の勝ちは0。一方で2・3着には人気薄が来る年が多く、決着は単純ではありません。海外遠征明けのマスカレードボールと、乗り替わりで休み明けのクロワデュノールは、それぞれ当日までの状態確認が欠かせません。出走確定・枠順・オッズは、JRA公式で最新情報を確認してください。
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参考・出典
- JRA 2026年天皇賞(秋) レース情報・過去5年の結果
- netkeiba【天皇賞(秋)想定】マスカレードボール、クロワデュノールなど17頭(2026年10月14日)
- MEDIA DOGS セイウンハーデス 毎日王冠V
- デイリースポーツ クロワデュノール帰厩
- 日刊スポーツ マスカレードボール美浦帰厩
- WIN!競馬 天皇賞(秋)2026特集
2026年10月15日 公開。出走馬・騎手は想定段階の情報です。最新の出馬表はJRA公式でご確認ください。
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