(2026年10月17日 公開)
旅行予約サイト「スカイチケット(skyticket)」を運営するアドベンチャーは2026年10月16日、10月9日の第1報を訂正し、クレジットカード情報も流出していたと発表しました。対象は2017年2月から2018年6月に「skyticketプレミアム」の会費をカードで払った人で、最大6,140人です。
- 第1報の「カード番号は流出していない」は誤りで、第2報で訂正された
- 対象は2017年2月〜2018年6月にskyticketプレミアムの会費をカードで払った人(最大6,140人)
- 流出項目はカード番号・名義人名・有効期限(一部はカード番号のみ)。セキュリティコードは含まれない
- 今のカード利用明細(10月以降)を確認し、身に覚えのない請求は即カード会社へ
- 第1報と何が変わった?
- 対象になる人は?
- 流出した情報と含まれない情報
- なぜ2018年以前のカード情報が残っていたのか
- 今すぐやるべき対策は?
- 問い合わせ先と詐欺メールの見分け方
- この記事の限界と注意点
- よくある質問
- まとめ
- 参考・出典
第1報と何が変わった?
同じ不正アクセス(2026年10月2日〜4日)でも、第1報と第2報ではカード情報の扱いが正反対です。時系列で並べます。
第1報の流出規模(約1,464万件、うちログインパスワードを含むもの約413万件)は第1報の公式発表によるもので、第2報ではこれに加えてカード情報の流出が明らかになりました。第1報の詳細はスカイチケット1464万件漏えいの解説記事にまとめています。
対象になる人は?
第2報の対象は次の条件に当てはまる人です。
たとえば、当時プレミアム会員だった人や、無料期間後に会費の支払いでカードを登録した人が該当し得ます。一方、2018年7月以降の支払い・登録に関するカード情報は流出していないと公式に説明されています。
流出した情報と含まれない情報
流出した情報
- クレジットカード番号
- カード名義人名
- 有効期限(一部のお客様はカード番号のみ)
- ベネフィット・ステーションの会員ID・氏名・パスワード
ベネフィット・ステーションは、skyticketプレミアムの会員特典として使える福利厚生サービスです(提供元はベネフィット・ワン)。
含まれない情報
カード番号だけが流出した人と、有効期限まで流出した人の違い
公式は「有効期限(一部のお客様はカード番号のみ)」と書いています。カード番号のみの人は有効期限が分からない分だけ悪用の難度は上がりますが、どちらの場合も同じ対策を取るのが安全です。どちらに当たるかは、公式の個別連絡でも案内されるかは明示されていません。
暗号化については、カード情報は暗号化されていたものの、暗号化に使う情報も不正に取得されているため読み取られるおそれがあると説明されています。ベネフィット・ステーションのID・氏名・パスワードも同様です。
なぜ2018年以前のカード情報が残っていたのか
公式の説明では、現在のskyticketは決済代行会社に保存されたカード情報を呼び出して決済する方式で、自社サーバーにカード情報を持たない作りです。
ところが2018年6月以前はカード情報を自社サーバーで保管していました。移行時にカード情報そのものは削除したものの、プレミアム会費の支払い記録(ログ)が削除されずサーバーに残っていたのが原因とされています。このログが10月3日に取得されました。
会費以外の2018年6月以前の支払いに関するカード情報が残っていないかは調査中で、判明次第お知らせするとしています。つまり、今後さらに対象が広がる可能性は公式も否定していません。
今すぐやるべき対策は?
公式が案内している内容を、優先度の高い順に並べます。
カードの不正利用が心配な人は、カード会社のアプリで利用通知をオンにしておくと、請求前に気づきやすくなります。他社の漏えい時の対処も同じ考え方です(えきねっと・ビューカード漏えいの対策、銀のさらの情報漏えいの対策)。
問い合わせ先と詐欺メールの見分け方
問い合わせ窓口(公式)
会員情報の削除を希望する場合も、[email protected] へ連絡するよう案内されています。
見分け方
公式は、メール・SMS・電話でカード番号・有効期限・セキュリティコード・パスワードを尋ねたり、メール内のリンクからカード情報の入力を求めたりすることはないとしています。公式の個別連絡メールの送信元は [email protected] です。それ以外の差出人や、リンク先でカード情報を求めるメールは、公式サイトから直接確認してください。
専用窓口の案内ページ(電話窓口開設のお知らせ)でも、パスワード変更は必ず公式サイトから直接手続きするよう呼びかけています。
この記事の限界と注意点
新しい事実が判明した場合、公式は速やかに公表するとしています。最新の状況はアドベンチャーのお知らせで確認してください。
よくある質問
セキュリティコードが流出していないなら安全?
セキュリティコードがなければ決済できないサイトでは悪用しにくくなります。ただし、番号・有効期限・名義だけで決済できるサイトもあるため、明細確認は必要です。
最近skyticketで航空券を買っただけの人も対象?
第2報の対象は、2017年2月〜2018年6月にプレミアム会費をカードで払った人です。ただし第1報の約1,464万件の顧客情報(氏名・連絡先など)は別枠で、こちらの対象になっている可能性はあります。詳細は第1報の解説記事を参照してください。
カードを解約・更新済みなら大丈夫?
公式は、カードを更新してもカード番号が変わらない場合があると注意しています。更新済みのカードも利用明細を確認してください。
メールが来ていない場合は?
連絡先を確認できない対象者には、公式のお知らせをもって案内に代えるとされています。メールが来ていなくても、条件に当てはまるなら対策をしてください。
まとめ
- 第2報(10月16日)で、第1報の「カード情報は流出していない」が訂正された
- 対象は2017年2月〜2018年6月にプレミアム会費をカードで払った最大6,140人
- カード番号・名義・有効期限が流出。セキュリティコードは含まれない
- 10月以降のカード明細を確認し、不安ならカード会社に再発行を相談
- ベネフィット・ステーションを使っているならパスワード変更。使い回しも変更
- 問い合わせは03-5224-8859(平日10:00〜18:00)または[email protected]
同じ時期に他社でも情報漏えいが相次いでいます。たとえば楽天モバイルの情報漏えいも確認方法がまとまっています。
参考・出典
- 株式会社アドベンチャー「不正アクセスによるお客様情報の流出に関するお詫びとお知らせ(第2報)」2026年10月16日
- 同「お詫びとお知らせ」(第1報)2026年10月9日
- 同「電話窓口開設のお知らせ」2026年10月13日
※本記事は2026年10月17日時点の公式発表をもとにしています。続報により内容が変わる場合があるため、最新情報は公式のお知らせで確認してください。

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