ホワイトソックス・村上宗隆内野手が日本時間5月28日、本拠地シカゴでのツインズ戦で今季第20号ホームランを放った。3試合連続アーチとなるこの一発で、村上はMLB120年以上の歴史を塗り替える「6月前のルーキー最多本塁打記録」を単独で樹立した。年間換算では驚異の58本塁打ペースに乗っており、日本人打者としての存在感を世界最高峰の舞台で改めて示した形だ。
試合内容と20号の詳細
日本時間5月28日(現地27日)、ホワイトソックスはホームのギャランティード・レート・フィールドでツインズと対戦。村上宗隆は「2番・指名打者」でスタメン出場した。
13対1とチームがリードする7回、村上はツインズの右腕アダムスが投じた外角のフォーシームを豪快に振り抜き、左中間スタンドへ叩き込んだ。
20号の打球データ
- 打球速度: 108.3マイル(約174km/h)
- 飛距離: 432フィート(約132メートル)
- 打球角度: 24度
- 方向: 左中間スタンド(逆方向)
この日の試合結果は、ホワイトソックスが18安打15得点で快勝。村上は4打数2安打1打点1盗塁というマルチヒットの活躍を見せた。この試合でメジャー初盗塁もマークしている。
シーズン通算成績
| 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | OPS |
|---|---|---|---|---|
| 55 | .240 | 20 | 39 | .936 |
MLB120年史を塗り替えたルーキー記録
今回の20号によって村上が達成した偉業は、単なる月次記録の更新にとどまらない。「MLBの単一シーズンにおける6月前のルーキー最多本塁打記録」を単独で樹立したのだ。
従来の記録は1987年のマーク・マグワイア(アスレチックス)と2019年のピート・アロンソ(メッツ)が持つ19本。MLB公式はこの快挙を速報でも取り上げ、120年以上にわたるMLBの歴史における最多記録として紹介している。
6月前ルーキー最多HR 歴代記録比較
- 1位 村上宗隆(2026年): 20本 ← 新記録
- 2位 マーク・マグワイア(1987年): 19本
- 2位 ピート・アロンソ(2019年): 19本
55試合での20本塁打到達はキャリア最速でもあり、ヤクルト時代も含めた8年連続での20本到達という安定感も際立つ。さらにスポーツ報知は「日本人1年目では大谷翔平以来2人目」とも報じており、大谷翔平がMLB初年度に示した水準に並ぶ形となった。
ア・リーグ本塁打王争い
20号到達でア・リーグのホームラン数を単独リードしていたが、同日にアストロズのヨルダン・アルバレスも19号を放ち猛追。リーグ全体ではMLBキング争い単独1位のカイル・シュワバー(20本相当)と1本差の好位置につけている。
年間58本ペース・大谷超えも視野
55試合で20本という ペースを162試合のシーズンに換算すると、年間58本超のペースとなる。これはMLBの60本塁打シーズンに迫る水準だ。
大谷翔平(ドジャース)は今季、投打の二刀流でチームに貢献しているが本塁打数は村上を下回る状況。「村上が大谷を超えるか」という注目が日本でも高まっている。
今後の課題は打率で、現在.240という水準は決して高くない。しかしOPS.936という出塁・長打の総合指標は依然としてリーグ屈指の数字だ。フルカウント誌は「夜の帝王」とも呼ぶほど、夜間ゲームでの成績が際立っており、コンディション管理さえできれば60本台も現実的との見方もある。
3試合連続本塁打の軌跡
- 5月25日: 第18号本塁打
- 5月26日: 第19号本塁打(マグワイア・アロンソのMLBルーキー記録に並ぶ)
- 5月27日: 第20号本塁打(MLBルーキー6月前最多記録を単独更新)
チームの現状と今後の見通し
ホワイトソックスは28勝27敗で地区首位から3.5ゲーム差、ワイルドカード2位につけている。村上の個人成績がチームの成績にも直結しており、長打力のある打線を牽引する存在となっている。
今後の注目は6月に入ってからの継続性。「ルーキーの壁」と呼ばれるメジャー1年目の疲労や配球変化に対して、村上がどう対応するかが焦点となる。一方で実績とデータを見る限り、年間通じて成績を維持できるポテンシャルは十分だという評価も多い。
Xでの反応
20号達成のニュースがX(旧Twitter)に流れると、多くの反応が寄せられた。
- 「20本塁打の大台到達はヤクルト時代から8年連続。凄すぎて言葉がない」
- 「ちょっと打たない期間が続いたと思ったらまた量産。末恐ろしい漢」
- 「マジか、また打っててドン引き。日本でもよく見たホームラン」
- 「怪我だけしないように。これは本当に大谷を超えるかもしれない」
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まとめ
村上宗隆 MLB20号 まとめ
- 7回・逆方向の豪快ソロで3試合連続アーチを達成
- 「6月前のルーキー最多HR」でMLB120年史を塗り替え単独記録樹立
- 年間換算58本塁打ペースで日本人打者最多記録更新も現実的
- チームは28勝27敗・ワイルドカード2位で地区争いも続く
村上宗隆のMLB挑戦は、日本球界が誇る主砲が世界最高峰の舞台でも通用することを改めて証明するものとなっている。今後も活躍から目が離せない。
※ 成績・順位等のデータは日本時間2026年5月28日現在のものです。最新情報はMLB公式サイト等でご確認ください。

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