【エムバペ】ナイキと決別しOnと契約|理由と2027年スパイク参入

フランス代表エースのキリアン・エムバペが、2026年9月18日(現地時間)、約20年間続いたナイキとの契約を終了し、スイスのスポーツブランド「On(オン)」とグローバルアンバサダー契約を結んだと発表した。単なる用具契約ではなく、Onの株式を取得する異例の内容が含まれており、サッカー界に衝撃が広がっている。なぜナイキを離れたのか、契約の中身、そして2027年に予定されるサッカースパイク参入計画をまとめた。

この記事でわかること

  • エムバペがナイキを離れOnと契約した経緯
  • 契約に株式取得が含まれる理由
  • ティエリ・アンリとOnの関係
  • 2027年のサッカースパイク参入計画




エムバペ、20年間のナイキ契約を終了

エムバペは幼少期からナイキと契約を結び、キャリアを通じてナイキのスパイクを着用してきた。パリ・サンジェルマンからレアル・マドリードに移籍した今も看板選手の一人として広告展開の中心にいたが、今回その関係に終止符が打たれた。

発表を行ったのはOn側で、「長年ナイキと関係を築いてきたサッカーフランス代表のキャプテンが、スポンサーを変更することを決断した」と説明している。契約期間は10年で、Onのグローバルアンバサダーとしてブランドの顔を務める。

キリアン・エムバペとティエリ・アンリがOnのアパレルを着てスイスの製造施設で並ぶ写真




契約に「株式取得」が含まれる理由

今回の契約が異例なのは、報酬が固定の契約金ではなく、On本体の株式(エクイティ)を取得する形になっている点だ。エムバペは単なる契約選手ではなく、ブランドの成長に連動する立場としてOnに参加することになる。あわせて、Onの製品開発チームと共同でエムバペ個人のシグネチャースパイクのサブブランドを立ち上げることも決まっている。

ニューヨーク証券取引所に上場するOn(ティッカー: ONON)の株価は、発表後の時間外取引で一時約5%上昇した。市場もこの提携をブランドにとってプラスの材料と受け止めている。

契約の主なポイント

契約形態: 10年間のグローバルアンバサダー契約(株式取得込み)

発表日: 2026年9月18日(現地時間)

個人ブランド: Onと共同でシグネチャースパイクのサブブランドを展開予定

ティエリ・アンリがOnのフットボール部門ディレクターに

今回の電撃移籍の背景にいるのが、元フランス代表のティエリ・アンリだ。アンリは2025年からOnの「Director of Football(フットボール部門ディレクター)」を務めており、Onがサッカー市場へ本格参入する上で中心的な役割を担ってきた。今回、アンリがエムバペの説得に関与し、契約実現を後押ししたと報じられている。

あわせて、FCバルセロナに所属するスイス人アタッカーのシドニー・シュルテンライプも、女子選手側の視点から製品開発チームに加わることが明らかになっている。男女双方の現役トップ選手が開発に関わる体制だ。

エムバペがOnのボールを持ちロボットアームの前に立つ写真




Onとはどんなブランドか

Onはスイス発のスポーツブランドで、独自のクッション構造「CloudTec」を搭載したランニングシューズで知られる。もともとはランニングとテニス用品を中心に展開してきたブランドで、サッカー用品を手がけるのは今回が初めてとなる。日本でもランニング・ライフスタイル両方の文脈で支持を集めており、街履きスニーカーとしても人気が高い。

そのOnが、ロジャー・フェデラーの株式参画などスター選手とのパートナーシップで実績を積んできた延長線上で、次のターゲットとしてサッカーという巨大市場に本格参入する。エムバペとアンリという象徴的な人選は、そのための布石といえる。

ティエリ・アンリがOnのアパレルでボールを持つ写真

2027年、初のサッカースパイクが登場へ

On共同CEOのデイビッド・アルマン氏は、本格的なサッカースパイクの店頭発売は2027年になると説明している。一方で、エムバペ自身が試作段階のOn製フットウェアをピッチで着用するのは、それより早く「数週間以内」に実現する可能性があるという。

製品開発には、Onが持つロボット製造技術「LightSpray」が投入される見込みだ。これは糸を吹き付けるようにしてアッパーを一体成形する独自技術で、Onのランニングシューズの一部モデルで既に採用されている。この技術をサッカースパイクに応用することで、軽量性やフィット感で他ブランドとの差別化を狙う。

今後の主な予定

  • 2026年9月18日: 契約発表、エムバペがOnのグローバルアンバサダーに就任
  • 今後数週間: エムバペが試作段階のOn製フットウェアをピッチで着用する可能性
  • 2027年: 本格的なサッカースパイクが店頭で発売予定

シドニー・シュルテンライプ選手がOn製造施設で靴型パーツとサッカーボールに囲まれている写真

X(旧Twitter)の反応

発表直後からサッカーファン・スニーカーファンの双方で大きな話題となった。

「Onがフットボールシーンへの本格参入を発表。あわせてエムバペをナイキより引き抜いてアスリートパートナーに、アンリをフットボール部門のディレクターに任命」

「エムバペがOnと契約、サッカーへの本格参入を後押し ナイキに痛手」

「$ON サッカー市場に本格参入。バルセロナ所属のシドニー・シュルテンライプも製品開発に参加。独自のロボット製造技術『LightSpray』をサッカーシューズへ展開」

よくある質問

エムバペはいつからOnを着用する?

2027年の正式なスパイク発売に先立ち、試作段階のフットウェアを数週間以内にピッチで着用する可能性があると報じられている。正式な着用開始日は今後の公式発表を待つ必要がある。

なぜナイキではなく株式取得を選んだのか?

固定契約金ではなくOn本体の株式を取得する形にすることで、ブランドの成長そのものから利益を得られる立場になる。個人シグネチャーブランドの共同展開も決まっており、単なる契約選手以上の関わり方を選んだとみられる。

Onは日本でも買える?

Onはランニングシューズブランドとして日本国内の店舗やオンラインストアで既に展開している。サッカースパイクについては2027年の発売以降、日本での取り扱いが発表されるか今後の情報を待ちたい。

まとめ

エムバペは20年間のナイキとの関係を終え、スイスのOnと株式取得を含む10年契約を結んだ。ティエリ・アンリがOnのフットボール部門ディレクターとして提携を主導し、2027年には初のサッカースパイクが登場する見込みだ。価格や発売時期など詳細は今後の公式発表で更新される見通しなので、最新情報は公式サイトで確認してほしい。




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