家系ラーメンの「町田商店」や、二郎系ラーメンの「豚山」を運営するギフトホールディングス(9279)が、2026年10月期の第3四半期決算を発表しました。2025年11月から2026年7月までの累計で、営業利益は37.18億円、前年同期比56.5%の増益です。報道された決算内容をもとに、増益の理由、店舗数の内訳、通期予想、配当と株式分割を整理します。
・第3四半期累計の売上高は322.70億円(前年同期比23.6%増)、営業利益は37.18億円(同56.5%増)で、営業利益率は11.5%でした。
・増益の主な理由は、既存店の売上増(国内直営で3.0%増)、食材調達と自社工場の効率化による原価の改善、客数に合わせた人員配置です。
・2026年7月末の店舗数は957店で、内訳は直営店事業324店、プロデュース事業633店です。
・通期の営業利益予想は、従来の48億円から50億円に引き上げられています。
公開日: 2026年11月2日 / 最終更新日: 2026年11月2日

目次
- 第3四半期累計の業績
- 営業利益が伸びた理由
- 店舗数957店の内訳
- 通期予想と上方修正
- 配当と株式分割
- 数字から読み取れる注意点
- この記事が向かない人
- よくある質問
第3四半期累計の業績

- 売上高: 322.70億円(前年同期比23.6%増)
- 営業利益: 37.18億円(同56.5%増)
- 経常利益: 37.19億円(同56.4%増)
- 純利益: 24.57億円(同55.9%増)
- 営業利益率: 11.5%
売上の伸びが約24%なのに対し、利益は約56%伸びています。売上が増えた以上に、利益率が上がったことが分かります。前年同期の数字は、増減率から逆算すると、売上高が約261億円、営業利益が約23.8億円(営業利益率は約9.1%)です。この前年の数字は、当サイトの試算です。
営業利益が伸びた理由

既存店の売上が伸びた
国内の直営店のうち、既存店の売上は、改装した店を除いて3.0%増えました。会社は、2025年12月の価格改定、店舗のサービスの向上、一部店舗の営業時間の延長が寄与したと説明しています。
原価と人件費を抑えた
食材の調達を最適化し、自社工場の効率を高めたことで、売上総利益の率が改善しました。客数に合わせた人員配置も進めています。
新規出店と本部コストを吸収した
直営で32店を新たに出店しました。町田商店のほか、豚山、元祖油堂などです。出店にかかる費用、本部の費用、海外事業の費用が増える中でも、増益を確保しています。海外は、中国と北米が順調だとされています。
店舗数957店の内訳

- 直営店事業: 324店(直営314店[国内303・海外11]、業務委託8店、JV2店)
- プロデュース事業: 633店(プロデュース店は国内582・海外9、FC店は国内17・海外25)
- 合計: 957店
売上高は、直営店事業が282.21億円、プロデュース事業が40.48億円です。収益の中心は直営店で、プロデュース事業は店数が多い一方で、売上の規模は小さいことが分かります。プロデュース店は、この四半期で19店増えました。
1,000店の大台は、通期決算の時点で超える見通しだと報じられています。また、月次では、2026年9月の直営店数が329店で、前年同月から65店増えました。9月の全店売上は25.8%増、既存店売上は3.1%増(改装店を除くと3.5%増)でした。
通期予想と上方修正

- 売上高: 439億円(前期比22.4%増)
- 営業利益: 50億円(従来48億円から上方修正、48.5%増)
- 経常利益: 49.70億円(従来47.70億円)
- 純利益: 30.20億円(従来28.80億円)
通期予想は2026年8月24日に引き上げられ、第3四半期の決算でも、そのまま据え置かれました。営業利益の進捗は、通期予想の74.4%です。第4四半期の予想を据え置いた理由は、先行投資の可能性と不確実性を見込んだためと報じられています。
配当と株式分割
- 期末配当の予想を、6.50円から8.00円に引き上げ。年間では14.50円(株式分割後の基準)
- 2026年9月1日に、1株を2株にする株式分割を実施
配当や株価に関する判断は、公式のIR情報で、最新の資料を確認してください。この記事は、投資の助言ではありません。
数字から読み取れる注意点
上半期は、売上高が212.4億円(23.5%増)、営業利益が26.4億円(70.6%増)で、営業利益率は12.4%でした。第3四半期累計の営業利益率は11.5%ですから、単純な差し引きで、第3四半期だけの営業利益は約10.8億円、営業利益率は約9.8%となります。この数字は、当サイトの試算です。上半期より、利益率はやや下がっています。
通期予想から逆算すると、第4四半期の営業利益は約12.8億円(試算)です。第3四半期より大きい水準ですが、会社は不確実性を見込んでいるとしています。
この記事が向かない人
- 株の売買判断がほしい人: この記事は、決算の数字の整理が目的です。投資の助言ではありません。
- 各店舗の味や混雑を知りたい人: 決算の記事のため、店ごとの情報は扱っていません。
- 最新の月次の数字を見たい人: 公表済みの数字は2026年9月までです。公式のIR情報で、最新の月次を確認してください。
よくある質問
町田商店の運営会社は?
ギフトホールディングス(証券コード9279)です。町田商店のほか、豚山、元祖油堂、長岡食堂などのブランドを展開しています。
営業利益率は何%ですか?
第3四半期累計で11.5%です。上半期は12.4%でした。
店舗数はいくつですか?
2026年7月末で957店です。直営店事業が324店、プロデュース事業が633店です。
通期の決算はいつですか?
決算期は10月です。発表日は、公式のIR情報で確認してください。
まとめ
数字は報道に基づきます。最新の情報は、公式のIR情報でご確認ください。
あわせて読みたい
- 【丸源五目そば】熟成醤油の冬限定は11/12から|930円と先行7店舗
- 【壱角家】591円キャンペーン11/4から|全5日の日程と注意点
- サイゼリヤ10月29日値上げ|ミラノ風ドリア320円・平均6%の対象
- 【魁力屋】福袋2000円の中身|クーポン2100円と餃子72個は得か
参考・出典
- ギフトホールディングス IR情報(公式サイト)
- 財経新聞 第3四半期決算(2026年9月14日)
- 財経新聞(2026年9月15日)
- 日本食糧新聞 フードリンクニュース(2026年9月14日)
- IRNOTE(2026年9月3日)
コメントを残す