夏の甲子園2026(第108回全国高等学校野球選手権大会)は8月11日、第7日を迎える。この日は2回戦3試合が組まれ、いずれも初戦を突破した勢いのあるチーム同士の対戦となる。第1試合は57年ぶりの出場を果たした横手(秋田)と福井の絶対王者・敦賀気比、第2試合は優勝経験校の智辯和歌山と兵庫代表の社、第3試合は猛打線が持ち味の履正社と31年ぶり出場の享栄が激突する。各試合の開始時刻と対戦カード、注目選手を整理して紹介する。
目次
8月11日(第7日)の試合日程
会場:阪神甲子園球場。試合開始時刻は前の試合の進行状況により前後する場合がある。前日8月10日の対戦カードもあわせて確認しておくと当日の流れがつかみやすい。この日程は組み合わせ抽選の結果をもとに組まれたものだ。
第1試合 横手 vs 敦賀気比(8:00開始)

横手ナインが57年ぶりの夏の甲子園出場を決めた瞬間 画像出典:秋田魁新報電子版
横手は1969年以来57年ぶり2度目の夏の甲子園出場。秋田大会決勝では大曲工を7-1で下し、就任5年目の山信田善宣監督のもとで頂点に立った。エース右腕・佐藤宙斗投手は決勝戦を9回117球、4安打1失点12奪三振の完投で締めくくっており、粘り強い投球が持ち味だ。前回出場の1969年決勝は松山商対三沢の延長18回引き分け再試合として今なお語り継がれる伝説の一戦で、その系譜に連なる57年ぶりの舞台に注目が集まっている。
敦賀気比は2年連続13回目、絶対王者の貫禄
敦賀気比は福井大会決勝で福井工大福井を4-1で下し、2年連続・通算13回目の夏の甲子園出場を決めた。2年生左腕・辻琉成投手が自己最速145キロを計測しながら1失点12奪三振の完投を披露し、「3年生の夏をここで終わらせられない」と語った気迫のこもった投球を見せた。福井を代表する強豪校として、初戦を突破した勢いのまま2回戦も勝ち上がれるかが焦点となる。
第2試合 智辯和歌山 vs 社(13:30開始)

智辯和歌山の選手が打席で振り抜く様子 画像出典:高校野球ドットコム
智辯和歌山は3年連続29回目の出場で、夏の甲子園優勝経験3回を誇る名門。エース右腕・脇翔太投手(3年)は最速146キロを誇り、和歌山大会決勝では捕手・山田琳斗選手(3年)が4安打と活躍するなど、投打のバランスが取れたチームだ。中谷仁監督のもと、初戦突破の勢いのまま上位進出を目指す。
社は劇的な逆転で3年ぶり3度目の出場

社ナインがマウンドで歓喜の輪を作る様子 画像出典:高校野球ドットコム
社は兵庫大会決勝で明石商業と対戦し、3-2の逆転勝ちで3年ぶり3度目の甲子園出場を決めた。8回に4番・小倉選手が放った逆転2ランが試合を決定づけ、エースの緊急降板の危機を救う劇的な展開だった。山本監督は「泣きそうになった」と当時を振り返っており、初戦を勝ち上がった勢いのままどこまで戦えるか注目される。
第3試合 履正社 vs 享栄(16:00開始)

優勝した履正社ナインの様子 画像出典:高校野球ドットコム
履正社は大阪大会で驚異の7試合66得点をマークする猛打線が持ち味。決勝は箕面学園を16-2で下し、3年ぶり6度目の出場を決めた。4番・主将の辻竜乃介選手(3年)を中心とした強力打線で、7年ぶりの日本一を掲げている。
享栄は31年ぶりの甲子園、大藤監督の悲願

享栄ナインがマウンドで喜ぶ様子 画像出典:高校野球ドットコム
享栄は愛知大会決勝で愛工大名電を4-1で下し、1995年以来31年ぶり9回目の夏の甲子園出場を決めた。中京大中京を率いて2009年に全国制覇した経験を持つ大藤敏行監督が2018年秋に就任してから8年目での悲願達成で、「二度と甲子園に行けないんじゃないか」と語っていたという。エース右腕・上瀧巧投手(3年)は決勝で5安打1失点の完投勝利を挙げており、投手陣は全員が145キロ超を誇る力のあるチームだ。
中継・配信情報
NHK総合・NHK BSでのテレビ中継のほか、朝日新聞社・テレビ朝日系列が運営する「バーチャル高校野球」で全試合がネット無料生中継される。外出先からもスマートフォンで観戦できるため、仕事や外出中で試合を見られない場合はネット配信の活用がおすすめだ。詳しい配信時間は当日の進行状況に応じて変動する可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してほしい。
Xでの反応
8月11日のカードが発表されると、Xでは強豪校同士の対戦に期待の声が相次いだ。「敦賀気比vs横手は初戦から好カード」「社の逆転勝ちを見た後だから2回戦も目が離せない」「享栄31年ぶりは感慨深い、大藤監督に甲子園で勝たせてあげたい」といった投稿が見られた。初戦から劇的な展開を制した学校も多く、有明が甲子園初勝利を挙げた9回逆転劇のような番狂わせや接戦を期待する声も目立つ。人気カードのチケットに関しては「甲子園第7日は満員札止めの予感」と話題になっており、当日は多くの観客が詰めかけることが予想される。
よくある質問
Q. 8月11日の甲子園は何回戦?
A. 3試合とも2回戦にあたる。初戦を突破した6校による対戦となる。
Q. 試合開始時刻が変わることはある?
A. ある。前の試合が長引いた場合、後の試合の開始時刻が後ろにずれることがあるため、正確な時間は当日の進行状況を確認してほしい。
Q. どこで無料で観戦できる?
A. 「バーチャル高校野球」でスマートフォン・PCから無料のネット中継が視聴できるほか、NHK総合・BSでもテレビ中継される。
まとめ
8月11日の夏の甲子園第7日は、57年ぶり出場の横手と福井の絶対王者・敦賀気比、優勝経験校の智辯和歌山と劇的逆転で勝ち上がった社、猛打線の履正社と31年ぶり出場の享栄という好カードが揃う。それぞれのチームが背負うドラマにも注目しながら、開始時刻に合わせて観戦を楽しんでほしい。
※試合開始時刻や日程は変更される場合があります。最新情報は大会公式サイトでご確認ください。
コメントを残す