2026年11月2日 公開(はごろもフーズ公式の価格改定のお知らせ 2026年9月17日付にもとづく)
はごろもフーズは、2026年11月2日(月)出荷分から、シーチキン(家庭用)計8品を値上げします。参考小売価格(税抜)で14.3〜37.0%の値上げです。対象は主原料がびんながまぐろのシーチキンで、きはだまぐろ・かつおを原料とするシーチキンは対象外と公式に書かれています。この記事では、公式資料で分かることと分からないことを分けて、8月1日出荷分の値上げとの違い、率を価格に当てはめた試算、前倒しで買うかの判断をまとめます。
・対象はびんなが原料のシーチキン(家庭用)8品。公式が商品名を挙げているのはシーチキンファンシー140g(缶詰)のみで、残り7品の名前と個別の値上げ率は公式資料にありません。
・率は参考小売価格(税抜)で14.3〜37.0%。実施は11月2日出荷分からで、店頭の切り替え日は店ごとです。
・きはだまぐろ・かつお原料のシーチキンは今回の対象外。8月1日出荷分の値上げ(家庭用80品・6.7〜25.0%)とは別の発表です。
・日持ちする缶詰でも、置き場所と使い切れる量が前提。対象缶を日常的に使う人が、使う分だけ前倒しするのが無理のない対応です。

目次
- 公式発表の内容
- 対象と対象外の見分け方
- 8月1日出荷分との違い
- 14.3〜37.0%を価格に当てはめると
- 「出荷分」と店頭はいつ変わるか
- 前倒しで買うかの判断手順
- 注意点とこの記事が向かない人
- まとめ
公式発表の内容
はごろもフーズの「製品の価格改定のお知らせ」(2026年9月17日付、報道機関向け)に書かれている内容は次のとおりです。
- 対象: シーチキン(家庭用) 計8品。参考小売価格(税抜)で14.3〜37.0%の値上げ
- 主な製品: シーチキンファンシー140g(缶詰)
- 実施時期: 2026年11月2日(月)出荷分から
- 理由: 主原料であるびんながまぐろの漁獲量が大幅に減り、原魚価格が高騰。空缶などの容器包装資材、食用油などの副資材、電力・ガスなどのエネルギー価格も上昇し、製造コストはこれまでにない水準になった
「びんながまぐろを原料とするシーチキン製品の価格を改定します」と明記されており、値上げの対象はあくまで原料で決まります。商品名の一覧や個別の新価格は、公式のお知らせに載っていません。
対象と対象外の見分け方
公式の注記は「びんながまぐろを原料とするシーチキンが対象です。きはだまぐろ・かつおを原料とするシーチキンは対象外です」です。ここで注意したいのは、「シーチキン」と名前が付いていても、原料が違う商品は対象外ということです。
名前の分からない7品を推測して「この商品も対象」と決めつけることはできません。買う前に、缶の原材料名とメーカーの商品ページで確認してください。
8月1日出荷分との違い
はごろもフーズは、2026年5月13日にも価格改定を発表しています(8月1日出荷分から)。2つの発表を並べると、対象も率も理由も異なります。

- 8月1日出荷分(5月13日発表): 家庭用114品で6.7〜29.7%。うちシーチキン(家庭用)は80品・6.7〜25.0%で、主な製品はシーチキンLフレーク70g・マイルド70g。理由は中東情勢の緊迫化にともなう原油高などによる原魚・資材の高騰
- 11月2日出荷分(9月17日発表): シーチキン(家庭用)8品・14.3〜37.0%で、主な製品はファンシー140g。理由はびんながまぐろの漁獲量の大幅な減少
2つの発表で挙げられた商品が重なるかどうかは、公式資料に書かれていません。そのため、8月に上がった商品がさらに上がるのか、別の商品なのかは、公式資料だけでは判断できません。「8月に値上げ済みだから関係ない」とも「2回上がる」とも言えない点に注意してください。8月分の全体像は8月の食品値上げ記事にまとめています。
14.3〜37.0%を価格に当てはめると
公式に円の金額は出ていないため、ここでは参考小売価格(税抜)を仮定して、率を掛けた単純計算を示します。価格は仮定で、8品の個別の率も公式資料にありません。税込は軽減税率の8%で換算しています。

率の幅が14.3〜37.0%と広いので、同じ缶でも上がり幅は大きく変わります。参考として、14.3%は「税抜140円が160円」のような上がり方、37.0%は「税抜270円が370円」のような上がり方に当たります。これは率から逆算した算術の一例で、実際の商品の価格ではありません。
「出荷分」と店頭はいつ変わるか
公式の実施時期は「11月2日(月)出荷分より」です。出荷はメーカーから卸や小売店へ商品を送る側の日付で、消費者が店頭で新しい値札を見る日ではありません。また、公式の価格は「参考小売価格」で、実際の販売価格は小売店が決めます。

- 旧価格で出荷された在庫が残る間は、店によって値札が据え置きのことがあります
- 店頭の価格改定日は、公式のお知らせに書かれていません
- 同じ週でも、店ごとに値札が違う場合があります
同じ日に動く食品値上げは、11月値上げ食品の一覧記事やカロリーメイトなど11月2日値上げの記事、同じ日納品分のお菓子はカルビー値上げの記事にもまとめています。他の制度変更を含む全体は11月のお金の変更点まとめも参考になります。
前倒しで買うかの判断手順

前倒しのメリットと弱点
- メリット: 上がり幅が大きい商品(最大37.0%)を、旧価格で数缶ぶん確保できる可能性がある
- 弱点: どの缶が対象か事前に確認しないと、対象外の缶を買い置きして意味がなくなる
- 弱点: 店頭の切り替えが遅い店では、11月2日以降でも旧価格で買える場合がある
- 弱点: 8月分で上がった商品との重なりが公式に書かれておらず、効果を事前に見積もれない
注意点とこの記事が向かない人
- 公式資料に新価格(円)も個別の率もありません。この記事の円の数字はすべて仮定の試算です。
- 対象8品のうち商品名が分かるのはシーチキンファンシー140gだけです。
- 店頭の新価格の開始日は店ごとに異なり、公式資料に日付はありません。
この記事が向かない人
- 対象8品の正確な一覧が必要な人: 公式のお知らせに一覧はなく、はごろもフーズの商品情報や店頭で確認してください。
- ツナ缶を月に1〜2缶しか使わない人: 上がり幅の合計は小さく、前倒しの手間に見合わない場合があります。
- 置き場所が限られている人: 買い置きが負担になる量は増やさないでください。
まとめ
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参考・出典
- はごろもフーズ「製品の価格改定のお知らせ」(2026年9月17日・PDF。2026年11月2日確認)
- はごろもフーズ「製品の価格改定のお知らせ」(2026年5月13日・8月1日出荷分・PDF)
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