(2026年7月11日 公開)
2026年の夏の土用の丑の日は7月26日(日)に決定しています。今年は土用期間中に丑の日が1回しかなく、いわゆる「二の丑」はありません。この記事では、2026年の土用の丑の日がいつなのかという結論に加えて、「土用」「丑の日」とはそもそも何なのか、なぜうなぎを食べる習慣が生まれたのか、うなぎ以外に食べるとよいとされる食べ物や風習まで、まとめて解説します。
この記事でわかること
- 2026年の土用の丑の日はいつか
- 「土用」「丑の日」の意味
- うなぎを食べるようになった由来
- うなぎ以外の「う」のつく食べ物・風習
画像出典: 角上魚類ホールディングス株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
2026年の土用の丑の日はいつ?
2026年の夏の土用の丑の日は7月26日(日)です。夏の土用の期間は7月20日(月)から8月6日(木)までの18日間で、この期間中に訪れる「丑の日」が土用の丑の日にあたります。丑の日は十二支を日ごとに割り当てて数えるため、土用の18日間の中に1回のときも2回のときもあります。2026年は期間中に丑の日が1回しか巡ってこないため、1回目を指す「一の丑」だけで、2回目にあたる「二の丑」は存在しません。
なお土用は夏だけでなく、立春・立夏・立秋・立冬の前約18日間にそれぞれ存在するため、1年に4回あります。うなぎを食べる習慣が特に定着しているのは夏の土用で、暑さで体力が落ちやすい時期に栄養価の高いものを食べて乗り切ろうという考え方が背景にあります。
画像出典: 株式会社大丸松坂屋百貨店 プレスリリース(PR TIMES)
そもそも「土用」「丑の日」とは何か
「土用」は古代中国の五行思想に由来する暦の考え方で、季節の変わり目にあたる約18日間を指します。五行では春・夏・秋・冬にそれぞれ「木・火・金・水」を割り当て、季節の変わり目である土用には「土」を配当します。立春・立夏・立秋・立冬の直前約18日間がそれぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」にあたり、夏土用が明けた翌日が暦の上での立秋です。
丑の日はどう決まる?
「丑」は十二支のひとつで、日付にも十二支が順番に割り当てられています。12日周期で丑の日が巡ってくるため、約18日間ある土用の期間中には丑の日が1回だけの年と、2回巡ってくる年があります。2回ある場合は1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びますが、2026年の夏土用は丑の日が1回のみで二の丑はありません。
なぜうなぎを食べる?由来とされる平賀源内の逸話
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣の由来としてもっともよく知られているのが、江戸時代の学者・平賀源内にまつわるエピソードです。夏場に売り上げが落ち込んでいたうなぎ屋が源内に相談したところ、「本日丑の日」と書いた紙を店先に貼ることを勧められ、それを実践したところ店が繁盛したという逸話が伝わっています。これを見た他のうなぎ屋も同じように張り紙をするようになり、丑の日にうなぎを食べる習慣が江戸の町に広まっていったとされています。
ただしこの逸話の出典ははっきりしておらず、諸説のひとつとして語られているものです。もともと日本には「丑の日に『う』のつく食べ物を食べると夏バテしない」という民間の言い伝えがあり、うなぎもその中のひとつとして選ばれたと考えられています。うなぎにはビタミンA・B群・E・Dなどが豊富に含まれ、夏の疲労回復に適した食材であることも、習慣として定着した理由のひとつとされています。
画像出典: 角上魚類ホールディングス株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
うなぎ以外にもある「う」のつく食べ物と風習
丑の日に「う」のつく食べ物を食べると夏バテしないという言い伝えは、うなぎだけに限りません。うどんは消化がよく、食欲が落ちがちな夏場でも栄養を補給しやすい食べ物として食べられてきました。梅干しはクエン酸を含み疲労回復によいとされ、「梅は三毒を断つ」という言葉とともに親しまれています。きゅうりやすいか、冬瓜といった「瓜(うり)」類も夏が旬でカリウムを多く含み、体の熱を冷ます食材として選ばれてきました。しじみも「土用しじみ」と呼ばれ、オルニチンを含む食材として夏の土用に食べる風習があります。
食べ物以外の風習も各地に残る
土用の丑の日には、食べ物以外にも各地に伝わる風習があります。薬草を入れたお湯に浸かる「丑湯」は、あせもや湿疹を防ぐ効果があるとされ、江戸時代から親しまれてきました。寺院できゅうりに病気や災いを封じ込めて祈祷する「きゅうり加持」や、衣類・書物の湿気を取る「土用の虫干し」といった風習も伝わっています。地域の自治体が丑の日にちなんだ行事を紹介することもあり、桃の葉を入れたお湯につかる風習を案内する地域もあります。
2026年はどこでうなぎを食べる・買う?
2026年の土用の丑の日を前に、百貨店やスーパー、鮮魚専門店、うなぎ専門店などが続々とうなぎメニューを展開しています。大丸梅田店では7月15日(水)から7月26日(日)まで「うなパラ!」と題した特集を実施し、うなぎ弁当やうな重、鰻めしなど複数の店舗の商品を惣菜売場に集めて販売しています。うなぎ専門店「うなぎ 和食 大穀」では埼玉県内の店舗で、国産ニホンウナギを備長炭で焼き上げた「うな重 松」(4,500円・税込)の予約を6月30日から受け付けています。鮮魚専門店の角上魚類では、埼玉県内の一部店舗で7月25日・26日の2日間、店頭に特設テントを設けて国産うなぎの長蒲焼きを直火で焼きたて販売する催事も予定されています。
このように、当日に店頭で買う、事前に予約しておく、通販で取り寄せるなど入手方法はさまざまです。土用の丑の日はうなぎの需要が集中しやすく、店舗によっては売り切れや品薄になることもあるため、予約制の商品を利用したい場合は受付期間内に早めに申し込んでおくと安心です。価格や販売形態は店舗によって異なるため、詳しくは各店舗・公式サイトの最新情報を確認することをおすすめします。
画像出典: 株式会社ニュー富士 プレスリリース(PR TIMES)
画像出典: 株式会社大丸松坂屋百貨店 プレスリリース(PR TIMES)
画像出典: 株式会社ニュー富士 プレスリリース(PR TIMES)
Xでの反応
土用の丑の日が近づくにつれ、Xでもうなぎにまつわる投稿が増えている。実際に食べた報告から、日付を勘違いしていたという声まで、反応はさまざまだった。
「もうすぐ土用の丑の日、少しフライングして鰻重を食べました。美味しかった〜!」
— Xユーザーの投稿より(2026年7月)
「土用の丑の日は再来週では?」
— Xユーザーの投稿より(2026年7月)
「自治体の行事情報で、土用の丑の日には桃の葉湯を実施すると知った」
— Xユーザーの投稿より(2026年7月)
日付そのものを勘違いしているという投稿も見られたが、2026年の夏の土用の丑の日は7月26日(日)の1回のみ。予定を立てるときの参考にしてほしい。
よくある質問
2026年の土用の丑の日はいつですか?
2026年の夏の土用の丑の日は7月26日(日)です。土用の期間は7月20日(月)から8月6日(木)までで、今年は丑の日が期間中1回のみのため「二の丑」はありません。
なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるのですか?
江戸時代の学者・平賀源内が、夏に売り上げが落ち込んでいたうなぎ屋に「本日土用丑の日」という張り紙を勧めて繁盛させたという逸話が広く知られています。これをきっかけに、丑の日にうなぎを食べる習慣が定着したとされています。
うなぎ以外に食べるとよいとされる食べ物はありますか?
昔から「う」のつく食べ物を食べると夏バテしないという言い伝えがあり、うどん、うり(きゅうりやすいかなどの瓜類)、梅干し、しじみなどが挙げられます。
土用の丑の日にうなぎ以外の風習はありますか?
薬草を入れたお風呂に入る「丑湯」や、衣類や書物の虫干しをする「土用の虫干し」などの風習が各地に伝わっています。
まとめ
2026年の夏の土用の丑の日は7月26日(日)の1回のみで、二の丑はありません。うなぎを食べる習慣は平賀源内の逸話が由来とされていますが、もともとは「う」のつく食べ物で夏バテを防ぐという民間の言い伝えが背景にあります。うなぎが手に入りにくい場合は、うどんや梅干し、瓜類、しじみなど「う」のつく食べ物で夏バテ対策をするのもひとつの方法です。当日に慌てないよう、百貨店や専門店の予約・販売スケジュールは早めに確認しておくとよいだろう。
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参考・出典
- 東京ガス ウチコト「2026年の土用の丑の日はいつ?」
- 土用の丑の日 2026年カレンダー
- じゃらんニュース「【土用の丑の日】2026年はいつ?」
- 株式会社大丸松坂屋百貨店 プレスリリース(PR TIMES)
- 角上魚類ホールディングス株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
- 株式会社ニュー富士 プレスリリース(PR TIMES)

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