【スバル新型WRX】6速MT復活を11月発表予告|約7年ぶりカタログ復帰

(2026年10月22日 公開)

スバルは2026年10月22日、スポーツセダン「WRX」の6速MT搭載モデルを同年11月に発表すると予告し、ティザーサイトを公開しました。国内向けWRXのMTがカタログモデルとして並ぶのは約7年ぶりです。

結論(10/22時点)
  • 6速MT搭載のWRXは2026年11月に発表予定(公式SNSで予告、正確な発表日は未公表)
  • 通常のカタログモデルで、搭載するMTは高耐久の「TY85型」
  • 現行WRX S4(CVT)は2026年5月18日で新規受注を終了済み
  • 価格・グレード・車名の詳細は未発表。610万5000円の限定車とは別路線
スバル WRX 6速MT搭載モデルのティザー画像

画像出典: くるまのニュース

目次
  1. 公式は何を発表した?
  2. なぜ約7年ぶりと言われるのか
  3. TY85型とはどんなMTか
  4. 現行WRX S4は今も買える?
  5. 価格と発売時期はいつ分かる?
  6. 2027年までにMT3台の計画
  7. 向いている人・向かない人
  8. よくある質問
  9. まとめ




公式は何を発表した?10月22日の内容を整理

スバルは10月22日、公式SNS(X・Facebook・Instagram)で「走りを愛する人へ。2026年11月。WRX MT搭載モデル登場予定。」と投稿しました。あわせて開設されたティザーサイトには「WRXは走り続ける。」というメッセージと、「WRX 開発ストーリームービー -量産MTモデル 復活への軌跡-」と題した動画が掲載されています(くるまのニュース、Car Watch報道)。

ここで押さえておきたいのは、公式が明らかにしたのは「2026年11月に登場予定」までという点です。発表日、価格、グレード構成、発売日は10月22日時点で出ていません。ネット上には具体的な日付や車名を挙げる記事も見られますが、公式発表の範囲は「11月」までなので、確定情報として扱うのは避けたほうが安全です。

詳細はスバル公式のWRXティザーサイトで確認できます。




なぜ「約7年ぶり」のカタログMT復活と言われるのか

WRXは2014年に、6速MT専用の「WRX STI」とCVT専用の「WRX S4」が同時に登場しました。このうちWRX STIは、2019年発表の特別仕様車「EJ20 Final Edition」を最後に同年12月に新規受注を終了し、2020年3月末には生産も終えています。以降、国内向けWRXのMT車はカタログから姿を消しました。

スバル WRX STI Sport♯ のリアエンブレム

画像出典: くるまのニュース(WRX STI Sport♯)

WRX S4は2021年に2代目の現行モデル(VB型)へフルモデルチェンジし、2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボ(最高出力275馬力)とCVT、シンメトリカルAWDの組み合わせで販売されてきました。

MTが戻ってきたきっかけとして目立つのが、2026年4月発表のコンプリートカー「WRX STI Sport♯」です。現行WRXの国内仕様として初めて6速MTを搭載し、価格は610万5000円(税込)、600台限定の抽選販売でした。報道によると約9000件の応募が集まり、倍率は約15倍に達しています。日本経済新聞は、スバルが量販MT車の復活にあたり顧客の声が後押しになったと報じています。

MT復活までの流れ

  • 2014年: 6速MTのWRX STIとCVTのWRX S4が同時登場
  • 2019年12月: WRX STIが新規受注を終了(2020年3月末に生産終了)
  • 2021年: WRX S4が現行VB型へフルモデルチェンジ
  • 2026年4月: 6速MT搭載の限定車「WRX STI Sport♯」を発表(610万5000円・600台抽選)
  • 2026年5月18日: WRX S4が新規受注を終了
  • 2026年6月6日: 富士24時間レース会場で、MT搭載の新型市販車3車種を予告
  • 2026年10月22日: WRXのMT搭載モデルを11月に発表すると予告

TY85型とはどんなMTか|STI Sport♯のTY75型との違い

今回搭載されるのは、かつてのWRX STIにも使われていた6速MT「TY85型」です。くるまのニュースによると、高い耐久性と信頼性が特徴で、海外仕様や「WRX STI Sport♯」に採用された「TY75型」とは別のミッションになります。

スバル WRX 6速MTのシフトノブ

画像出典: くるまのニュース(WRX STI Sport♯)

日本経済新聞は、TY85型は高出力車向けに開発された6速MTで、スバルは2025年2月に生産ラインが残っていることを確認し、設備を活用して量産化すると伝えています。つまり、耐久性に余裕のあるミッションを新たに作り直したのではなく、既存設備を生かして量産に戻す形です。

TY85型(今回のカタログモデル)
かつてのWRX STIにも使われた高耐久の6速MT
TY75型(海外仕様・WRX STI Sport♯)
STI Sport♯と海外仕様のWRXに採用されたMT

ただし、トルク容量などの数値や、エンジン出力が現行S4と同じ275馬力のままなのかは公式に出ていません。MT化に伴う変更点は11月の発表を待つ必要があります。

現行WRX S4は今も買える?受注終了の状況

現行のWRX S4(CVT)は、2026年5月18日をもって新規受注を終了しています。新車で注文できる状態ではなく、手に入れるなら中古車か在庫車ということになります。

WRX STI Sport♯の専用ホイールとブレーキキャリパー

画像出典: くるまのニュース(WRX STI Sport♯)

今回の予告は「S4の後継」なのか「別系統のMTモデルの追加」なのか、公式は明言していません。くるまのニュースの記事も「どのような仕様で登場するのか、11月の発表が注目される」と結んでおり、CVTモデルが再びラインナップに並ぶかどうかは現時点で分かりません。




価格と発売時期はいつ分かる?限定車との違い

価格は未発表です。参考になる数字として、4月の限定車WRX STI Sport♯が610万5000円(税込)でしたが、こちらはSTIが専用チューニングを施したコンプリートカーで、バランスドエンジンやZF製電子制御ダンパー、ブレンボ製ブレーキキャリパーなどを備えた特別な仕様です。通常のカタログモデルとは位置づけが違うため、同じ価格帯になると決めつけるのは早計です。

WRX STI Sport♯のバランス取りされたエンジン部品

画像出典: くるまのニュース(WRX STI Sport♯)

限定車 WRX STI Sport♯
2026年4月発表 / 610万5000円(税込) / 600台限定の抽選販売 / 約9000件の応募
今回のMT搭載モデル
2026年11月発表予定 / 通常のカタログモデル / 価格・発売日は未発表

読者にとって一番大きな違いは「抽選かどうか」です。限定車は倍率約15倍の抽選でしたが、カタログモデルなら販売方法は通常の注文になる見込みです。ただし、これは「カタログモデル」という位置づけからの推測で、受注の開始時期や初期の生産台数は公式に出ていません。

2027年までにMT3台|BRZコンプリートカーと5ドアハッチも

スバルは2026年6月6日、富士スピードウェイで開催中の富士24時間レース会場で、取締役専務執行役員CTOの藤貫哲郎氏が開発中の新たな市販車3車種を発表しました。AUTOSPORT webによると、その3台は「MT搭載WRX」「BRZコンプリートカー」「新型5ドアハッチバック」です。日本経済新聞は、スバルが2027年までにMT車を計3車種投入する計画だと伝えています。

WRXのMTは、その3台のうち最初に具体的な登場時期が示された1台という位置づけです。残る2台の時期は10月22日時点で公表されていません。

当ブログの関連記事では、他社でもトヨタ新型MR2の復活や三菱パジェロの7年ぶり復活など、往年の名前を復活させる動きを取り上げています。MTスポーツの復活は、スバル単独の話ではなく国内メーカー全体の流れの一部と見ることもできます。

向いている人・向かない人|期待しすぎ注意のポイント

向いている人

  • MT専用だったWRX STIの系譜を新車で楽しみたい人
  • 限定車の抽選に外れて、カタログモデルの登場を待っていた人
  • 耐久性を重視してMT車を長く乗りたい人

向かない人・注意したい点

  • 価格が未発表で、限定車の610万円台とは別の水準になる可能性が高いものの、金額は11月まで分からない
  • CVT(S4)の受注は終了済み。ATやCVTで乗りたい人にとっては、今回の予告は直接の朗報にならない可能性がある
  • 発表=すぐ納車ではない。受注開始日や納期は公式発表を待つ必要がある
  • 渋滞が多い通勤用途では、MTの運転負担が大きく感じられることがある

ティザー段階の情報だけで購入を決めるのは危険です。ディーラーでの先行予約や商談の案内が出るかどうかも含めて、11月の公式発表と販売店の案内を確認してから判断してください。

よくある質問

Q. 発表はいつですか?

公式の予告は「2026年11月」で、日付は10月22日時点で公表されていません。

Q. 価格はいくらですか?

未発表です。4月の限定車WRX STI Sport♯は610万5000円(税込)でしたが、カタログモデルの価格とは別に考える必要があります。

Q. 搭載されるMTは?

高耐久の6速MT「TY85型」です。STI Sport♯などに使われたTY75型とは別のミッションと報じられています。

Q. 現行のWRX S4は買えますか?

新規受注は2026年5月18日に終了しています。




まとめ|11月の正式発表で確認したい3点

スバルはWRXの6速MT搭載モデルを2026年11月に発表すると予告しました。国内向けWRXのMTがカタログモデルとして戻るのは約7年ぶりで、搭載するのは高耐久のTY85型です。現行S4は5月に受注を終えており、4月の限定車(610万5000円・600台抽選・約9000件応募)とは別に、通常販売の車として開発が進んでいます。

  • 発表日と価格(限定車の610万5000円との差)
  • グレード構成と、エンジン出力・駆動方式の変更点
  • 受注開始時期と販売方法(抽選ではなく通常注文か)

価格や仕様は公式発表で変わる可能性があります。最新情報はスバル公式サイトでご確認ください。

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参考・出典





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