非常に強い台風31号(インファ)は、10月30日21時にマリアナ諸島の北緯19.6度・東経144.6度にあり、31日に小笠原近海へ進む見通しです。気象庁の予報では、その後は動きが遅くなり、11月4日21時には再び小笠原近海に戻る予報です。この記事では、小笠原への影響がいつまで続きそうか、本州に影響するかどうか、気象庁とtenki.jpの発表を使って整理します。
結論
- 台風31号は31日に小笠原近海へ。動きが遅くなり、tenki.jpは11月4日(水)ごろにかけて小笠原諸島の西の海上を北上する予想
- 小笠原は波の高い状態が続き、影響が長引くおそれ。進路次第では暴風になる可能性がある
- 気象庁の予報円の中心は11/4 21時に父島の約215km(当サイトの概算)まで近づく
- 本州は3日から4日に日本の南に達する見込み。5日(木)以降の進路には幅があり、関東は5日ごろに大雨の恐れがある
- 「いつまで」の答えは公式には出ておらず、少なくとも11月4日ごろまでが目安。5日以降は最新の台風情報で確認する必要がある
情報時点: 2026年10月30日21時45分発表の気象庁の予報、およびtenki.jp 10月30日16:18の解説に基づきます。台風情報の次回発表は31日10時30分の予定です。
画像出典: 作成: tinpanblog.com(気象庁・tenki.jpの発表をもとに作成)
目次
- 【ハロウィン 天気】10/31東京は夏日?夜の服装と雨の注意点
- 台風31号の現在地と強さ
- 気象庁の予報:小笠原にはいつまで影響する?
- 父島との距離で見る警戒のタイミング
- 5日以降の進路と本州への影響
- 今やっておく備え(立場別)
- この記事の限界・向かない人
- よくある質問
- まとめ
台風31号の現在地と強さ
気象庁の実況(30日21時)では、台風31号は「非常に強い」勢力で、マリアナ諸島付近を西北西へ毎時30kmで進んでいます。中心気圧は940hPa、中心付近の最大風速は45m/s、最大瞬間風速は65m/sです。暴風域は北側150km・南側110km、強風域は北側390km・南側330kmと発表されています。
画像出典: 作成: tinpanblog.com(気象庁・tenki.jpの発表をもとに作成)
気象庁は「台風周辺海域および進路にあたる海域は、しけ〜大しけとなるため厳重な警戒が必要」としています。tenki.jpも、周辺の海面水温が高く、台風は勢力が衰えないまま動きが遅くなる予想だと解説しています。
用語の整理です。暴風域は風速25m/s以上の風が吹いているか、吹くおそれのある範囲です。暴風警戒域は、予報円のずれも含めて暴風域に入るおそれがある範囲を指します。この記事で「警戒域」と書いているのは後者です。
気象庁の予報:小笠原にはいつまで影響する?
気象庁の予報(30日21時発表)では、中心位置は次のように進みます。
ポイントは1日にかけて動きがほとんど止まることです。tenki.jpは「小笠原諸島では波の高い状態が続いて、影響が長引くおそれがあります」と解説しています。台風が離れていても、うねりを伴う高波は数日残ることがあります。
また、気象庁の予報では3日の日本の南から、4日には再び北北東へ進み小笠原近海に戻ります。つまり「31日に通り過ぎて終わり」ではなく、西の海上を行き来する形で4日まで台風が近くにある予報です。
父島との距離で見る警戒のタイミング
予報円の中心と父島(北緯27.1度・東経142.2度として計算)との距離を、当サイトで概算しました。
画像出典: 作成: tinpanblog.com(気象庁・tenki.jpの発表をもとに作成)
31日から3日21時までは、中心は父島から約430〜640kmの距離にあります。3日21時の暴風警戒域の半径は370kmで、この時点では父島はわずかに外側です。一方、4日21時は中心が約215kmまで近づき、暴風警戒域(半径470km)に入る距離になります。
この「約215km」は予報円の中心の位置で計算した目安です。予報円には、4日21時で半径330kmの誤差が見込まれています。実際に暴風になるかどうかは、これから数日の進路のずれで大きく変わります。tenki.jpも「進路次第では暴風となる可能性があります」と書いています。
5日以降の進路と本州への影響
画像出典: 作成: tinpanblog.com(気象庁・tenki.jpの発表をもとに作成)
気象庁の予報は4日21時までです。5日(木)以降について、tenki.jpは複数の予測を比べて「北上してすぐ東に向きを変えると予想するものや、北東に進んで日本の東の海上を進むと予想するものがある」と解説しています。どの進路になるかは、まだ定まっていません。
関東については、tenki.jpの別の解説に「5日(木)ごろは台風の動き次第で大雨の恐れ」とあります。この解説では、5日ごろに台風が伊豆諸島付近を進む想定で、本州に上陸する可能性は低いとしています。ただし、その時期に別の低気圧が大陸から近づくため、台風が運ぶ湿った空気で雲が発達し、台風が離れていても大雨になる恐れがあると説明されています。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水にも注意が必要とされています。
東海も、tenki.jpの別の解説では2日(月)と5日(木)に雨の見込みです。台風が本州に近づかなくても、熱帯由来の暖かく湿った空気で雨量が増えたり、太平洋側の沿岸で波が高くなったりするおそれがあります。
台風の前後の天気が気になる人は、直近の記事も参考になります。木枯らし1号の条件の記事では東京・近畿の寒さを、近畿の大雨(10/26)の記事では前回の大雨の様子を整理しています。10月下旬に進んだ台風30号の記事もあります。
今やっておく備え(立場別)
画像出典: 作成: tinpanblog.com(気象庁・tenki.jpの発表をもとに作成)
この記事の限界・向かない人
- 「いつ止むか」を一言で知りたい人には向きません。気象庁の予報が4日21時までで、5日以降の進路にはまだ幅がある
- 父島との距離は予報円の中心で当サイトが概算したもので、気象庁が発表した数字ではない
- 小笠原の船の運航状況・停電や断水などの実際の被害は、この記事では確認できていない
- 台風の予報は発表のたびに変わる。この記事は30日夜の時点の内容なので、31日10時30分以降の発表で上書きして確認する
よくある質問
台風31号はいつ小笠原に近づきますか?
気象庁の予報では、31日(土)9時に小笠原近海、同日21時は北緯22.8度・東経143.2度に達します。1日にかけてほとんど停滞し、4日21時には北緯26.0度・東経140.4度の小笠原近海に進みます。
本州に上陸しますか?
現時点の予報では、3日から4日に日本の南に達する見込みです。tenki.jpの関東向け解説は、5日ごろに伊豆諸島付近を進む想定で、本州に上陸する可能性は低いとしています。ただし5日以降の進路には幅があります。
台風が本州に来なくても雨は降りますか?
降る可能性があります。tenki.jpは、台風が近づかなくても暖かく湿った空気が流れ込み、雨量が増えるおそれがあると解説しています。5日ごろは別の低気圧も近づくため、関東で大雨の恐れがあるとされています。
最新の進路はどこで確認できますか?
気象庁の台風情報で確認できます。次回の台風情報は31日10時30分の予定です。
まとめ
台風31号は非常に強い勢力のまま31日に小笠原近海へ進み、1日にかけてほとんど停滞します。tenki.jpは11月4日ごろまで小笠原諸島の西の海上を北上すると予想し、高波が長引くおそれがあるとしています。気象庁の予報では4日21時に予報円の中心が父島の約215km(当サイト概算)まで近づき、進路次第で暴風になる可能性があります。本州は3〜4日に日本の南に達し、5日以降の進路には幅があります。関東では5日ごろに大雨の恐れがあるため、31日10時30分以降の台風情報を確認してください。
記事の内容は2026年10月30日21時45分発表の気象庁の予報と、同日のtenki.jpの解説に基づきます。台風の進路・強さは変わるため、最新情報は気象庁の台風情報で確認してください。
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参考・出典
- 台風情報(気象庁)
- 非常に強い台風31号 明日31日に小笠原近海へ 高波など影響が長引くおそれ(tenki.jp・10/30 16:18)
- 関東は天気と気温変化が大きい 台風31号の動き次第で5日(木)ごろは大雨の恐れ(tenki.jp・10/30 15:31)
- 名古屋など東海は2日と5日に広く雨 台風31号の影響は?(tenki.jp・10/30 13:06)
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