【新潟県】ナショジオ2027行くべき旅行先25選に選出|日本唯一

米国の旅行メディア『National Geographic』が毎年発表する「Best of the World 2027(2027年に行くべき世界の旅行先25選)」に、新潟県が日本から唯一選ばれました(現地時刻2026年10月20日公開)。評価されたのは「越後妻有の芸術祭」と「何世紀も続く発酵文化」。この記事では、選出理由と、実際に訪ねるための日程・料金・アクセスを整理します。

結論

  • 世界6大陸の25の旅行先のうち、日本から選ばれたのは新潟県のみ
  • 評価点は「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2027」と長岡の発酵文化
  • 芸術祭は2027年7月17日(土)〜11月7日(日)、作品鑑賞パスポートは前売4,000円(一般)
  • 東京から上越新幹線で越後湯沢駅まで約1時間。県内を広く回るならレンタカーが現実的

(2026年10月21日 公開)

ナショジオ Best of the World 2027 新潟県 越後平野の水田に映る列車

画像出典: 公益社団法人 新潟県観光協会(PR TIMES)




ナショジオ「行くべき旅行先25選」に新潟県が選ばれた

「Best of the World」は、米『National Geographic』が毎年公開する旅行先のリストです。2027年版は世界6大陸から25か所が選ばれ、日本からは新潟県だけがランクインしました。新潟県観光協会のプレスリリースによると、同メディアは世界172か国に読者を持ち、SNSのフォロワーは5億人を超えます。

新潟県のページでメインに使われた写真は、越後平野の水田に列車が映り込む風景です。県は「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり事業(佐渡・新潟エリア)」で海外メディアの招へいなどを進めており、今回の選出はその成果のひとつと位置づけています。

原文はNational Geographic「Niigata, Japan」で読めます。




選出理由は?芸術祭と発酵文化の2本柱

記事は新潟を、日本海側の「雪国」の中心で、ユニークな芸術祭と何世紀も続く発酵の伝統を通じて、静かな日本を新しい視点で巡れる旅先として紹介しています。

世界最大級の野外芸術祭「大地の芸術祭」

ナショジオの記事(県の日本語訳・要約)では、雪が降る前の季節に約200の集落を舞台として開かれる世界最大級の野外アートフェスティバルと紹介されています。2027年は第10回で、廃校や棚田、山を貫くトンネルといった場所が作品の展示空間になります。

大地の芸術祭 清津峡渓谷トンネル Tunnel of Light マ・ヤンソン MADアーキテクツ

画像出典: 公益社団法人 新潟県観光協会(PR TIMES) / Photo by Shoko Takayasu

草間彌生 花咲ける妻有 大地の芸術祭 越後妻有

画像出典: 公益社団法人 新潟県観光協会(PR TIMES) / Photo by NAKAMURA Osamu

長く寒い冬が育てた発酵の文化

日本酒づくりをはじめ、醤油・味噌、多彩な山菜が新潟の魅力として挙げられています。中心に据えられたのが、長岡市の「HAKKO HOUSE」と、約1.6kmの散策ルート「発酵トリップ」です。

大地の芸術祭2027|日程・料金・行き方

開催概要は公式サイトの発表(2026年10月8日付)にもとづきます。

会期(パスポート有効期間)
2027年7月17日(土)〜11月7日(日)
8月10日(火)・11日(水祝)・11月3日(水祝)を除き、火曜・水曜は定休(一部施設は火水も営業)
作品鑑賞パスポート・前売(2027年2月28日〜7月16日販売)
一般(高校生以上)4,000円 / 小中学生1,000円 / 小学生未満無料
作品鑑賞パスポート・当日(7月17日〜11月7日販売)
一般(高校生以上)5,000円 / 小中学生2,000円 / 小学生未満無料

パスポートがあれば、公開される全展示作品を1回ずつ鑑賞できます。イベント作品は別料金です。前回展では割引扱いだった「Tunnel of Light」(清津峡渓谷トンネル)、「越後松之山『森の学校』キョロロ」、「JIKU #13 HOKUHOKU-LINE」も、今回はパスポートのみで見られます(ほくほく線の乗車料金は別)。

損得の目安:前売と当日の差は一般で1,000円です。たとえば大人2人と小中学生1人なら、前売で9,000円、当日で12,000円。行く日が決まっているなら、前売のうちに買うほうが安く済みます。

冬のプレイベント「越後妻有 雪花火」

第10回展を記念して、2027年2月27日(土)に「越後妻有 雪花火」が開かれます。チケットは一般8,000円/高校生6,000円/小中学生3,000円で、雪花火の鑑賞券に加え、2027年夏の芸術祭の作品鑑賞パスポート引換券と、冬プログラム「越後妻有の冬 2027」(2027年1月30日〜3月7日)の共通チケットが含まれます。販売は2026年9月20日から2027年2月26日まで(売り切れ次第終了)です。詳細は大地の芸術祭の公式ニュースで確認できます。




長岡の「発酵トリップ」とHAKKO HOUSE

長岡市 摂田屋 発酵・醸造のまち 歴史ある醸造蔵の建物

画像出典: 公益社団法人 新潟県観光協会(PR TIMES)

ナショジオの記事によると、HAKKO HOUSEでは鈴木将シェフが旬の食材や山菜を使った11品のコースを出し、各料理にシェフ厳選の地域の日本酒が合わせられます。シェフは新潟の「雪国食文化」をテーマにした発酵食品の店やレストランを複数手がけており、その多くが長岡の約1.6kmの散策ルート「発酵トリップ」の沿道にあります。

長岡市 HAKKO HOUSE カウンターで料理を仕上げる鈴木将シェフ

画像出典: 公益社団法人 新潟県観光協会(PR TIMES)

長岡市 HAKKO HOUSE 発酵食材を使ったコース料理のイメージ

画像出典: 公益社団法人 新潟県観光協会(PR TIMES)

ルート上には、歴史ある味噌の醸造元、老舗の団子店、絶滅の危機にあった古い米を復活させて雪室で低温熟成させる酒蔵などが点在するとされています。摂田屋・宮内エリアを歩きながら発酵・醸造のまちを楽しむ内容です。

長岡市 江口だんご 地元醸造蔵の醤油を使うしょうゆだんご

画像出典: 公益社団法人 新潟県観光協会(PR TIMES)

HAKKO HOUSEの営業日・予約方法・料金は変わる可能性があるため、SUZU GROUPの公式ページで最新情報を確認してください。

いつ行く?季節ごとの楽しみ方とベストシーズン

ナショジオの新潟ガイド記事は、季節ごとの楽しみ方を次のように紹介しています。

  • 夏:海や渓谷
  • 春:山菜
  • 秋:紅葉。秋から春にかけては酒蔵の見学・試飲
  • 冬:世界有数の豪雪地帯に大小のスキー場が点在
  • 体験:佐渡島の太鼓祭「アース・セレブレーション」、トキの観察、花火大会、フジロックなどの音楽フェス、長岡の発酵の旅
新潟県 雪に覆われた魚沼の田んぼと山並み

画像出典: 公益社団法人 新潟県観光協会(PR TIMES)

目的別の目安:アート目当てなら芸術祭の会期である2027年7月17日〜11月7日、発酵グルメ目当てなら酒蔵が動く秋から春、スキーなら冬です。芸術祭と雪景色を一度に楽しむことはできないので、目的を先に決めると計画を立てやすくなります。

アクセスと注意点|向かない人もいる

  • 東京から上越新幹線で越後湯沢駅まで約1時間(ナショジオの記事より)。空港やフェリーもあります
  • 県内を広く巡るなら、ナショジオもレンタカーを勧めています
  • 大地の芸術祭は火曜・水曜が定休で、作品が点在する広い地域が会場です。短時間で全作品を回る旅には向きません
  • 「新潟県」全体が選ばれたというより、記事の中心は越後妻有と長岡の2エリアです。新潟市内や佐渡は別途、移動計画が必要です

向かない人:公共交通だけで日帰りしたい人、1か所でゆっくり滞在したい人には、見どころが分散している点が負担になりやすいです。1泊以上で、エリアを絞って回るのがおすすめです。

あわせて読みたい




まとめ

新潟県は、米『National Geographic』の「2027年に行くべき世界の旅行先25選」に日本から唯一選ばれました。評価の中心は、2027年7月17日〜11月7日に開かれる「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2027」と、長岡の発酵文化です。前売パスポートは一般4,000円で、2027年2月28日から販売されます。2027年に新潟へ行く予定があるなら、夏秋は芸術祭、冬は雪花火やスキー、と季節で目的を分けて計画するのが現実的です。

参考・出典: 新潟県観光協会プレスリリース(PR TIMES・2026年10月21日) / 新潟県公式ページ / National Geographic / 大地の芸術祭 公式

※日程・料金は2026年10月21日時点の公式発表にもとづきます。最新情報は各公式サイトでご確認ください。





コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です