(2026年9月22日 公開)
2026年9月22日、Bリーグが「B.革新」を掲げる大改革のもとで新シーズンの幕を開けた。テーマは「シン・バスケ」。従来のB1・B2・B3という区分が廃止され、新たに「B.LEAGUE PREMIER」「B.LEAGUE ONE」「B.LEAGUE NEXT」の3カテゴリーに再編されている。
結論: 最大の変更点は「競技成績による昇降格の廃止」。旧B1はB.LEAGUE PREMIER(26クラブ)、旧B2の一部を含むB.LEAGUE ONE(25クラブ)、新設のB.LEAGUE NEXT(4クラブ)に再編され、参入は成績でなく経営基準(観客動員・売上高・アリーナ設備など)の審査で決まる方式に変わった。開幕戦は2026年9月22日、アルバルク東京vs琉球ゴールデンキングスで、84-73でアルバルク東京が勝利した。
目次
・旧B1/B2/B3→PREMIER/ONE/NEXT再編の全体像
・最大の変更点は昇降格廃止
・サラリーキャップと外国籍選手枠
・FINALS方式もホーム&アウェーに変更
・開幕戦は10年前と同じ”奇跡の再戦”
・Xでの反応
・よくある質問
・まとめ
画像出典: B.LEAGUE公式サイト
旧B1/B2/B3→PREMIER/ONE/NEXT再編の全体像
2025年10月31日の発表(理事会は10月30日開催)により、2026-27シーズンからBリーグの区分は次のように変わった。
B.LEAGUE PREMIER(旧B1相当)
26クラブ。東地区13クラブ・西地区13クラブの東西2地区制。
B.LEAGUE ONE(旧B2相当)
25クラブ。北・東・中・西・南の5地区制(北5・東5・中5・西4・南6クラブ)。
B.LEAGUE NEXT(新設)
4クラブでスタートする新カテゴリー。地区分け・大会方式は調整中。
旧B1・B2・B3という「成績で上下移動する3階層」から、それぞれ独立した経営基準を持つ3カテゴリーへの再編というのが実態に近い。従来「B1」を追いかけていたファンは、まず応援クラブが3カテゴリーのどこに区分されたかを確認する必要がある。
最大の変更点は「昇降格廃止」
今回の改革で最もインパクトが大きいのが、競技成績に基づく昇格・降格の廃止だ。これまでは各シーズンの順位によってB1↔B2、B2↔B3の入れ替えが行われてきたが、新体制ではカテゴリーへの参入可否が「平均入場者数」「売上高」「ホームアリーナの設備(5000席以上・スイートラウンジ等)」といった経営基準の審査で決まる方式に切り替わった。プロ野球やJリーグのような入れ替え制ではなく、北米プロスポーツに近い”クローズドに近い”リーグ構造への転換といえる。
この変更により、シーズン終盤の「残留争い」「昇格プレーオフ」といった従来の見どころは無くなる一方、各クラブは短期的な勝敗よりも中長期的な経営基盤の強化に軸足を置きやすくなる狙いがあるとみられる。
サラリーキャップと外国籍選手枠の拡大
経営面ではサラリーキャップ制度が導入され、B.LEAGUE PREMIERの選手報酬総額は上限8億円・下限5億円に設定された。さらに「1億5000万円以上で契約した最高額選手1人については、上限計算上は1億5000万円として扱える」という、いわゆるスター選手条項も設けられている。高額契約のスタープレーヤーを抱えるクラブが不利にならないよう配慮した仕組みだ。
外国籍選手についても変更があり、これまでコート上で同時起用できる外国籍選手は2人までだったが、新体制では登録された外国籍選手3人全員を同時に起用できるようになった。試合展開のスピードやフィジカル面の変化が予想される。
FINALS方式もホーム&アウェーに変更
B.LEAGUE PREMIERの頂点を決めるFINALSの方式も変わる。これまでは中立地での開催だったが、新体制では出場クラブの本拠地を使ったホーム&アウェー方式に変更され、3戦先勝(最大5試合)で王者を決める。ホームアリーナで頂点をかけた試合を観戦できる機会が増える点は、各クラブのファンにとって歓迎材料になりそうだ。なお、B.LEAGUE ONEはポストシーズン進出クラブ数を16クラブに拡大する方針も示されている。
画像出典: アルバルク東京公式サイト
画像出典: (C)B.LEAGUE / バスケットボールキング
開幕戦は10年前と同じ”奇跡の再戦”
2026年9月22日、B.LEAGUE PREMIERの開幕戦がTOYOTA ARENA TOKYOで行われ、アルバルク東京が琉球ゴールデンキングスを84-73で下した。この対戦カードは、2016年9月22日に行われたBリーグそのものの記念すべき初開幕戦と全く同じ顔合わせで、開催日まで10年前と一致するという偶然が重なった。
試合は第1クォーターこそ琉球が23-30とリードを奪ったが、第2クォーター以降はアルバルク東京が主導権を握り逆転。キヨンテ・ジョンソンが29得点、ディー・ジェイ・ホグが23得点と得点源になり、フリースローで着実に加点した。琉球はデイビッド・ヌワバが24得点・8リバウンド・5アシスト・7スティールと気を吐いたが及ばなかった。オープニングセレモニーでは新体制に参入する55クラブ(PREMIER26+ONE25+NEXT4)を紹介する「55 CLUB CEREMONY」も行われ、新リーグのスタートを印象づけた。
Xでの反応
「Bプレミア開幕戦をTATで、対戦相手にキングスを選んだ人はホントありがとう。めちゃくちゃ感動してしまいました」
— Xユーザーの投稿より(2026-09-22)
「記念すべきBプレミア開幕戦。新時代を予感させる戦いに、解説も『素晴らしい』とうなったプレーが続々」
— Xユーザーの投稿より(2026-09-22)
開幕戦の会場・TOYOTA ARENA TOKYOには多くの観客が詰めかけ、地方クラブのファンからも「残席状況」を気にする投稿が相次ぐなど、リーグ全体の注目度の高さがうかがえた。
よくある質問
応援しているクラブが今どのカテゴリーか分からない場合は?
参入クラブの一覧はB.LEAGUE公式サイトの「新リーグ体制」特設ページで確認できる。旧B1所属クラブの多くはB.LEAGUE PREMIERへ、旧B2所属クラブの多くはB.LEAGUE ONEへ移行しているが、経営基準の審査結果によってはカテゴリーが変わっているクラブもあるため、必ず公式の参入クラブ一覧で確認したい。
今後も昇降格が復活する可能性はある?
公式発表では2026-27シーズンからの昇降格廃止が明言されており、当面は経営基準に基づく参入審査方式が続く見込み。将来的な制度変更については公式発表を確認する必要がある。
試合の見逃し配信はある?
B.LEAGUE PREMIER開幕戦はハイライト映像や見逃し配信がB.LEAGUE公式・配信パートナーを通じて提供されている。詳細な視聴方法は各クラブ公式サイトや配信プラットフォームの案内を確認したい。
まとめ
2026-27シーズンからBリーグは「B.革新」のもとPREMIER/ONE/NEXTの3カテゴリー体制に移行し、最大の変更点である昇降格廃止・サラリーキャップ導入・外国籍選手3人同時出場・FINALSのホーム&アウェー化がスタートした。開幕戦は2026年9月22日、アルバルク東京が琉球ゴールデンキングスを84-73で下し、10年前と同じカードでの”奇跡の再戦”が新時代の幕開けを飾った。応援クラブが新体制のどこに位置づけられたか、まずは公式サイトで確認しておきたい。
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