【阪神FA】3人獲りに24億円超|上林・中川・小島の条件と補償の試算

阪神がFA市場で上林誠知(中日)・中川圭太(オリックス)・小島和哉(ロッテ)の3人を狙うと、スポーツ報知が報じました。用意する資金は24億円超とされ、実現すれば球団として初の3人獲りです。

この記事では「24億円は何の合計か」「補償まで足すといくらか」「過去の阪神と比べてどれだけ大きいか」を数字で整理します。各選手の経歴や成績は、あわせて読みたいの個別記事をご覧ください。

結論(2026年11月7日時点・報道ベース)
・24億円超は、報じられた提示額の合計(上林約4億+中川約10億+小島約10億)にほぼ一致する数字で、当サイトの計算では約24億円です。
・1年あたりでは上林が約1.33億円、中川・小島が約2.5億円で、2人のBランク選手のほうが単価は約1.9倍です。
・BランクのFA2人には補償が必要になる可能性があり、旧来の算定式による試算では金銭のみで約1.5億円。総額は約25.5億円が目安です。
・交渉解禁は11月11日(水)。合意や発表はまだなく、すべて報道にもとづく見通しです。

公開日: 2026年11月7日 / 最終更新日: 2026年11月7日。報道ベースの内容を含むため、球団・選手の正式発表はNPB公式の公示などでご確認ください。

阪神FA3人獲り24億円超の内訳。上林約4億円、中川約10億円、小島約10億円、補償込みで約25.5億円の試算
図表: 当サイト作成(出典: スポーツ報知ほか報道・当サイト試算)




目次

  • 1. 報じられた内容と24億円の中身
  • 2. 1年あたりの金額で比べる
  • 3. 補償を足した総額の試算
  • 4. 過去の阪神と比べて何が違う?
  • 5. 資金源とされる「輝マネー」
  • 6. 11月11日までの日程
  • 7. まだ決まっていないこと
  • 8. この記事の限界
  • 9. まとめ




1. 報じられた内容と24億円の中身

スポーツ報知(11月7日付、6日の報道)によると、阪神は球団初となるFA3人獲りに向けて、24億円超を準備しているとされます。球団がFA選手を獲得に動くのは、2018年オフの西勇輝(オリックス)以来8年ぶりです(スポーツ報知)。報道された3人の条件は次のとおりです。

上林誠知(中日・31歳)
6日に国内FA権の行使を決断。阪神は11日の交渉解禁日に動く方針で、3年・総額約4億円の条件を詰めているとされます。中日も複数回交渉して条件を示しており、残留の可能性も残っています。
中川圭太(オリックス・30歳)
5日にFA権を行使。阪神の提示は4年・総額約10億円とされます。推定年俸は1億円(報道ベース)。
小島和哉(ロッテ・30歳)
2日にロッテが権利行使を発表。阪神の提示は4年・約10億円とされます。推定年俸は1億4500万円(報道ベース)。

4億円+10億円+10億円で、合計は約24億円です。「24億円超」は、報じられた3人の提示額を足した数字と考えられます(当サイトの計算)。報知は24億円超の内訳を明示していないため、補償の費用が含まれているかどうかは記事からはわかりません。

2. 1年あたりの金額で比べる

総額だけを見ると中川・小島が上林の2.5倍ですが、年数が違うので1年あたりに直して比べました(当サイトの試算)。

阪神FA候補の1年あたりの金額。上林約1.33億円、中川と小島は約2.5億円
図表: 当サイト作成(出典: スポーツ報知・日刊スポーツ・スポニチ(報道ベース))
上林誠知
約4億円÷3年で約1.33億円。推定年俸は不明ですが、Cランクで補償が不要という条件の分、阪神にとっては総コストを抑えやすい選手です。
中川圭太
約10億円÷4年で約2.5億円。推定年俸1億円から見ると、およそ2.5倍の提示です。
小島和哉
約10億円÷4年で約2.5億円。推定年俸1.45億円から見て約1.7倍です。ただし年数は報道で割れており、日刊スポーツは出来高を含む4年、スポニチは関係者の見立てとして3年・約10億円と伝えています。3年なら1年あたりは約3.3億円になります。

個別の経緯は、上林誠知の記事、中川圭太の記事、小島和哉の記事にまとめています。

3. 補償を足した総額の試算

FAで他球団の選手を獲ると、選手の年俸順位に応じた補償が必要になる場合があります。報道では上林がCランク、中川・小島がBランクとされています。NPBは年俸を公表していないため、ランクも推定です。ここでは、旧来の算定式(Bランクは旧年俸の0.6倍の金銭、または0.4倍の金銭+選手1人)にあてはめて試算しました。

阪神FA補償込み総額の試算。中川は6,000万円、小島は8,700万円、合計約1.47億円で総額約25.5億円
図表: 当サイト作成(出典: 報道の推定年俸と旧来ルールから当サイトが試算)
上林誠知(Cランク)
補償は不要です。35歳以上の選手を対象にした補償免除も、31歳の上林には関係しません。Cランクだからこそ不要になります。
中川圭太(推定年俸1億円)
金銭のみなら6,000万円。選手を1人出す場合は4,000万円と選手1人(プロテクト28人以外)です。
小島和哉(推定年俸1.45億円)
金銭のみなら8,700万円。選手を1人出す場合は5,800万円と選手1人です。

金銭のみにした場合の補償は2人で約1.47億円。契約総額の約24億円と足すと、約25.5億円です。選手を出す形を選べば現金は減りますが、戦力を失うため、阪神がどちらを選ぶかは報道されていません。

補償の有無・金額は、ランクの確定とそのときの規約の適用で変わります。上記は旧来の算定式を当てはめた当サイトの目安で、球団の見込みや公式の数字ではありません。




4. 過去の阪神と比べて何が違う?

阪神のFA補強の比較。2010年オフは小林宏之と藤井彰人の2人、2018年オフは西勇輝、2026年オフは3人報道
図表: 当サイト作成(出典: スポーツ報知・産経新聞(報道ベース))

報知によると、阪神がこれまでFAで獲得した人数の最多は、2010年オフの小林宏之(ロッテ)と藤井彰人(楽天)の2人です。複数の選手を獲りに行く形は、産経新聞(Yahoo!ニュース配信)が「16年ぶり」と伝えています(産経新聞)。3人となれば人数でも過去最多を更新します。

2010年オフ
小林宏之(ロッテ)と藤井彰人(楽天)の2人。報知が伝える、これまでの最多人数です。
2018年オフ
西勇輝(オリックス)。直近のFA獲得で、今回はそこから8年ぶりの動きになります。
2026年オフ(報道)
上林・中川・小島の3人。報道では中川・小島の2人が4年・約10億円とされています。

阪神のFA戦略は、すでに熊谷・岩崎の残留や木浪・梅野・伏見の状況でも動きがあり、補強と残留の両面を同時に進める年になっています。

5. 資金源とされる「輝マネー」

報知は、今回の資金の背景として佐藤輝明のポスティングによる譲渡金を挙げ、「輝マネー」と表現しています。米メディアは譲渡金を最大で約30億円と予想しています。24億円超の準備は、その範囲内に収まる規模です。

ただし、譲渡金が実際にいくらになるかは、佐藤が移籍先と合意しなければ確定しません。24億円超は「譲渡金が入る前提の準備」であり、譲渡金の予想額と補強費が直接つながっているわけではない点には注意が必要です。

6. 11月11日までの日程

阪神FA3人の日程。11月2日に小島、5日に中川、6日に上林が権利行使、9日が宣言期限、11日が交渉解禁
図表: 当サイト作成(出典: スポーツ報知・NPB(日付は日本時間))
11月9日(月)
FA宣言の締め切りです。国内FAは、球団と残留交渉をしながら宣言するかどうかを決められます。
11月10日(火)
NPBがFA宣言をした選手を公示します。この日に、全員の名前がそろいます。
11月11日(水)
他球団との交渉が解禁されます。報知によると、阪神は上林に初日から動く方針です。

FAの全体像はFA2026の権利取得者一覧も合わせてご覧ください。

7. まだ決まっていないこと

阪神FA3人獲りの未確定事項。上林の残留可能性、小島のDeNA関心、年数の報道差、ランクの推定
図表: 当サイト作成(出典: スポーツ報知・日刊スポーツ・スポニチ・デイリー)
上林は中日に残る可能性も
中日は複数回交渉して条件を示しています。阪神への移籍が決まったわけではありません。
小島は他球団も調査
デイリーはDeNAも小島を調べていると伝えています。一方、フライデーデジタルは阪神が一歩リードとする見出しを出しています(本文は未確認)。
提示額は表記が割れる
年数や出来高の扱いは社によって異なり、24億円もそれにより増減します。

8. この記事の限界

向かない人
「誰がどこを守るか」「何番を打つか」といった起用予想を知りたい人には向きません。この記事は金額と制度の整理が中心で、各選手の成績比較は個別記事に任せています。
数字の取り扱い
提示額は報道で、球団からの公式発表はありません。補償額は推定年俸にもとづく当サイトの試算のため、実際とは異なる可能性があります。
更新
11月10日のNPB公示と、11日以降の交渉の進展で内容が変わります。合意や正式発表が出た時点で追記します。




9. まとめ

・報知は、阪神が球団初のFA3人獲りに向けて24億円超を用意したと伝えています。報じられた提示額は上林約4億円・中川約10億円・小島約10億円で、合計は約24億円です。
・1年あたりでは中川・小島が約2.5億円、上林が約1.33億円。BランクのFA2人の補償(金銭のみ)は試算で約1.47億円、総額は約25.5億円です。
・阪神のFA獲得は8年ぶりで、2010年の2人を上回る人数になります。交渉は11月11日(水)に解禁されます。

正式な発表はNPB公式の公示で確認してください。

参考・出典

本記事は報道にもとづく内容です。金額・年数・ランクは確定した情報ではありません。最新情報は球団・NPBの公式発表でご確認ください。

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