ホワイトソックスの村上宗隆選手は、ア・リーグ新人王の最終候補(得票上位3人)に入りませんでした。米大リーグは11月2日(日本時間3日)に最終候補を発表し、ア・リーグはマクゴニグル内野手(タイガース)、メシック投手(ガーディアンズ)、トール投手(レッドソックス)の3人でした。村上選手は日本選手の新人最多となる35本塁打を放ちましたが、票が届きませんでした。この記事では、最終候補の3人との成績を数字で比べ、結果発表日と投票の仕組みを整理します。
・村上選手は127試合で打率.207、35本塁打、77打点、OPS.825。本塁打は最終候補6人のどの野手よりも多い数字でした。
・打撃の総合力を示すwRC+は村上選手とマクゴニグル選手がほぼ同じ(約129)。差が出たのは出場打席数と守備位置の補正で、WARは村上2.9に対し、最終候補の3人は4.2〜5.4でした。
・新人王の結果発表は米国時間11月9日(月)、日本時間11月10日(火)です。
公開日: 2026年11月3日

目次
- 1. 最終候補の発表内容
- 2. 村上宗隆選手の2026年成績
- 3. 野手3人の成績を比べる
- 4. WARで5人を並べる
- 5. 打率が下がった時期
- 6. 新人王の投票の仕組みと発表日
- 7. この記事の限界
- 8. まとめ
- 参考・出典
1. 最終候補の発表内容
新人王の最終候補は、全米野球記者協会(BBWAA)の記者による投票で、得票の上位3人が選ばれます。今年のア・リーグはマクゴニグル、メシック、トールの3人でした。ナ・リーグはベンゲ(メッツ)、スチュワート(レッズ)、ウェザーホルト(カージナルス)の3人です。

日本選手では、村上選手のほかにブルージェイズの岡本和真選手(33本塁打)も最終候補から外れたと、中日スポーツやスポーツ報知などが報じています。2人とも30本塁打以上を放っての選外でした。
2. 村上宗隆選手の2026年成績
MLB公式のデータでは、村上選手は127試合で553打席に立ち、打率.207、出塁率.347、長打率.478、OPS.825、35本塁打、77打点でした。日本選手の新人としては最多の本塁打で、村上宗隆28号|大谷翔平抜き日本人メジャー最多HR記録でも触れた通り、シーズン中盤には日本人メジャー最多HRの記録も話題になりました。5月には村上宗隆5月の月間最優秀新人賞|日本選手9人目の快挙まとめの記事のとおり月間最優秀新人賞に選ばれています。
チームは5年ぶりにポストシーズンへ進み、村上選手の活躍は【村上宗隆】ポストシーズン初本塁打|第2戦の日程と視聴方法でも整理しています。
3. 野手3人の成績を比べる

4. WARで5人を並べる

MLB公式データのWARは、マクゴニグル5.4、メシック4.9、トール4.2、岡本3.0、村上2.9でした。最終候補の3人がそろって4を超え、2人の日本選手は3前後で並びます。
- メシック: 32先発で12勝9敗、防御率2.56、186回1/3で193奪三振(WHIP1.06)
- トール: 26先発で9勝6敗、防御率3.03、148回2/3で171奪三振(WHIP1.10)
- マクゴニグル: 156試合で打率.278、18本塁打、72打点、12盗塁
- 岡本和真: 156試合で打率.232、33本塁打、92打点
WARは算出方法によって数字が変わります。Baseball-ReferenceやFanGraphsの数値とは一致しない場合があるため、ここでは同じデータ源の値を並べた参考値です。投手と野手のWARを同じ物差しで比べる点も、目安にとどまります。
5. 打率が下がった時期

月別に見ると、5月までの前半で20本塁打を打ち、オールスターにも選ばれました(デイリースポーツ)。その後、右太もも裏のけがで6月は出場がなく、復帰後の7月は打率.258でしたが、8月は.147、9月は.167まで落ちています。投票の理由は公表されていません。
6. 新人王の投票の仕組みと発表日
- 投票者: BBWAAの15支部から選ばれた2人ずつ、計30人。
- 配点: 3名連記で、1位5点、2位3点、3位1点。合計点で決まります。
- 最終候補: 得票の上位3人。今回はここに村上選手は入りませんでした。
- 結果発表: 米国時間11月9日(月)、日本時間11月10日(火)。
今年のMVPやサイ・ヤング賞を含む各賞の日本時間の日程は、【MLBアワード2026】日本時間の発表日程|MVP最終3人と大谷でまとめています。
7. この記事の限界
- 最終候補から外れた理由は、BBWAAから公表されていません。ここでの比較は、公開されている成績の整理にとどまります。
- 成績はMLB公式データの2026年レギュラーシーズンの値です。WARやwRC+は、他サイトの数値と異なる場合があります。
- ナ・リーグ3人の成績は、MLB.comの記載をもとにした主な数字だけを載せています。
- この記事が向かない人: 投票者個人の評価や、受賞者予想を求める人。
8. まとめ
・打撃の総合力(wRC+)はマクゴニグル選手と並ぶ約129。打席数と守備位置の補正で、WARは2.9対5.4と差がつきました。
・結果発表は日本時間11月10日(火)です。
成績や日程は変更される場合があります。最新情報はMLB.comの最終候補の発表記事などでご確認ください。
参考・出典
- MLB.com 2026 BBWAA Awards finalists
- デイリースポーツ 村上宗隆、新人王最終候補入りならず
- MLB公式データ(Stats API) 2026年レギュラーシーズンの成績
- 中日スポーツ 村上宗隆、岡本和真も新人王最終候補の選外に
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