【キャッスルヴァニア】評価は?ベルモンドカースの感想と買い時

結論: 買ってよい。ただし「骨太な高難度」を受け入れられる人向け。

10月15日発売の『キャッスルヴァニア ベルモンドカース』は、MetacriticでMetascore 85(好評51件・賛否3件・不評0件)と高評価でスタートしました。気になる点は難度の高さとリトライ性で、難度調整の「カスタムモード」である程度は和らげられます。

2014年の『ロード・オブ・シャドウ2』以来、約12年ぶりのシリーズ本編となる新作です。発売直後の今、海外・国内の主要レビューを横並びにして「どこが褒められ、どこが不満点なのか」「自分に合うか」を整理しました。




目次

  • 1. 評価の全体像(Metascoreと主要媒体)
  • 2. 過去のシリーズ作とMetascoreを比べる
  • 3. 高評価されているポイント
  • 4. 気になる点・不満点
  • 5. 向いている人・向いていない人
  • 6. 価格とエディション
  • 7. まとめ




評価の全体像

Metacriticの総合は、PS5版でMetascore 85(54件)です。レビュー数が増えるにつれ数字は動くため、数値は10月15日時点のものとして見てください。電ファミニコゲーマーが10月14日16時時点で報じた機種別の数字も参考になります。

機種(10月14日16時時点) Metascore(レビュー数)
PS5 86(53件)
Xbox Series X 88(6件)
PC 82(26件)
Nintendo Switch 78(5件)

Switch版はレビュー数が5件と少なく、機種別の差が実機の性能差を表しているとは断定できません。Switchで購入予定の人は、発売後の動作報告も確認しておくと安心です。

主要海外媒体のスコア

GameSpot 10/10
柔軟な戦闘、アクロバティックな移動、環境パズルがタロットシステムで補い合うと評価。月下の夜想曲と並ぶシリーズ最高峰と締めくくっています。
DayOne 9.5/10 / CGMagazine 9.5/10
音楽・ゲームプレイ・レベル・ボスを絶賛。DayOneは「古き良きキャッスルヴァニアらしさは良い面も悪い面もある」と指摘しています。
Gamer Social Club 9/10
12年ぶりの本編として「自信に満ちた原点回帰」と評価。一部の武器種が、鞭を手にした後は存在意義が薄くなる点を弱点に挙げています。
IGN 8/10 / Radio Times 8/10
IGNは「キャッスルヴァニアというより、メトロイドヴァニアとして優れている」と評し、シリーズ固有の魅力が一部薄れたと指摘しています。
Push Square 7/10
戦闘は標準的で、レベルデザインと美術・アニメーションが光ると評価。一方で操作の反応にもたつきを感じる場面があり、近年のメトロイドヴァニアを遊んできた人には新鮮味が薄いとしています。

高評価が並ぶ中で、7〜8点台の媒体は「良作だが、ジャンルの中で突き抜けてはいない」という論調です。9〜10点台の媒体との差は、主にシリーズらしさをどこまで求めるかで分かれています。

悪魔城ベルモンドカースのアルカナウィップによる移動シーン

画像出典: ファミ通.com(アンカーに鞭を掛けて移動する探索シーン)

過去のシリーズ作とMetascoreを比べる

本作の85が、過去のシリーズ作の中でどのあたりかをMetacriticの数値で並べました。発売時期・機種・レビュー件数が異なるため、あくまで目安です。

作品(Metacriticの掲載機種) Metascore
Castlevania: Aria of Sorrow(GBA) 91
Castlevania: Circle of the Moon(GBA) 91
Symphony of the Night(PS) 89
Dawn of Sorrow(DS) 89
Harmony of Dissonance(GBA) 87
Belmont’s Curse(PS5) 85
Order of Ecclesia(DS) 85
Portrait of Ruin(DS) 85
Lords of Shadow(Xbox 360) 83
Lords of Shadow 2(Xbox 360) 63

本作は、携帯機の名作群(89〜91)にはわずかに届かない一方、『ロード・オブ・シャドウ』(83)より上に位置します。「歴代最高」とまでは言えませんが、近年のシリーズ作では間違いなく上位です。




高評価されているポイント

鞭と機動力を軸にした探索アクション

舞台は1499年のパリで、『悪魔城伝説』から23年後を描きます。主人公は、トレバー・ベルモンドの娘であるローズ・ベルモンドです。ファミ通のレビューによると、ローズの動きは俊敏で空中の機動力も高く、鞭を伸ばして敵や足場へ移動する「アルカナウィップ」が、探索と戦闘の両方に変化を与えています。

悪魔城ベルモンドカースの主人公ローズ・ベルモンド

画像出典: ファミ通.com(主人公ローズ・ベルモンド)

倒した敵が味方になるアルカナシステム

ボスを倒すとタロットカード「アルカナ」に封印され、その能力と助言がローズに与えられます。ジャンヌ・ダルクやメデューサといった敵が、道中で皮肉を言いながら協力してくれる演出は、ファミ通・電撃オンラインともに好意的に取り上げています。

悪魔城ベルモンドカースのメデューサとの会話シーン

画像出典: ファミ通.com(メデューサとの会話シーン)

悪魔城ベルモンドカースのアルカナ獲得演出

画像出典: ファミ通.com(アルカナ(タロットカード)に関わる場面)

使いやすいマップ機能

ファミ通は、マップ機能を「シリーズ随一に使いやすい」と評価しています。地形や特徴的なオブジェクトがアイコンで表示され、マーカーも置けるため、「謎が解けなかった場所」を後で見返しやすい作りです。

悪魔城ベルモンドカースのマップ画面

画像出典: ファミ通.com(マップ画面)

歴代作へのオマージュと難度調整

『闇の呪印』に登場したアイザックなど、歴代作を知っているほど楽しめる要素があります。また、ファミ通が「最強の難易度設定」と呼ぶカスタムモードがあります。イージー/ノーマルのような選択ではなく、ゲームのパラメータを直接いじる方式です。

  • ボス戦の再開地点を「ボス部屋の直前」にできる
  • 与ダメージ・被ダメージ・取得経験値の倍率を変更できる
  • 「死亡無効」まで選べ、ほぼ無敵で進められる

ただし、カスタムモードがトロフィーや実績の解除に影響するかは、ファミ通の先行プレイでは確認できていません。気になる人は、公式情報や発売後の報告を待つのが安全です。

気になる点・不満点

褒める声が多い作品ですが、レビューで繰り返し挙がっている不満点は次の通りです。購入前に目を通してください。

難度が高め(ファミ通)
敵の攻撃は手痛く、回復ポーションは基本3本+αしか持ち歩けません。敵の「配置」がいやらしく、ゴリ押しは通りにくい設計です。
リトライ性に難あり(ファミ通)
チェックポイントが離れており、ボスに負けると再戦までの道中も無傷で進む必要があります。ファミ通は「古き悪きソウルライクのような印象」とも表現しています。
トラップと再探索の手間(ファミ通)
トラップは一連の動作を覚えて突破する場面が多く、ワープポイントも少なめです。後半に能力が一気に解放される構成のため、中盤までは窮屈に感じる可能性があります。
悪魔城ベルモンドカースの探索パートの一場面

画像出典: ファミ通.com(探索パートの一場面)

隠しルートが多い・BGMが大人しい(電撃オンライン)
正規ルートまで隠しルートのことがあり、特別感が薄れるとの指摘です。BGMも全体的に大人しく、「シリーズらしい弾けた曲がもっと欲しい」という感想でした。電撃オンラインのオススメ度は9です。
シリーズらしさの濃淡(IGN/Push Square)
「良いメトロイドヴァニアだが、キャッスルヴァニア固有の魅力は薄め」「ジャンルの中で目新しさは少ない」という指摘があります。
悪魔城ベルモンドカースの悪魔城周辺の場面

画像出典: ファミ通.com(遠景に悪魔城が見える場面)

向いている人・向いていない人

向いている人

  • 『月下の夜想曲』以降の探索型シリーズが好きで、新作を待っていた人
  • アクションの腕前で押していく、手応えのあるゲームが好きな人
  • 難しい場面はカスタムモードで調整してでも、探索と世界観を味わいたい人

向いていない人

  • アイテム収集やレベル上げで強くなるRPG寄りの育成を期待している人(ファミ通によると、RPG要素はシリーズ作より薄い)
  • ボス戦のやり直しやトラップの繰り返しにストレスを感じやすい人
  • ポップで弾けたBGMや世界観を求める人

『メトロイド』系の探索型が好みなら、【メトロイド ラヴェナス】発売日・価格・amiiboまとめも合わせてどうぞ。

価格とエディション

スタンダードエディション 3,850円(税込)
ダウンロード版。全対応機種で購入できます。
ミッドナイトエディション 4,950円(税込)
パッケージ版(PS5・Nintendo Switch向け)。デジタルサウンドギャラリー、デジタルアートギャラリー、ゲーム内コスチューム3種が付きます。

対応機種はPS5、Xbox Series X|S、Xbox on PC、Steam、Nintendo Switchです。発売記念の無料配信やセール情報は悪魔城ドラキュラ40周年のセールまとめで整理しています。最新の価格・在庫は公式サイトで確認してください。

最近発売された別ジャンルのタイトルのレビュー整理として、【テイルズ オブ エターニア】リマスターの評価とブースト機能の賛否もどうぞ。




まとめ

  • Metascoreは85(PS5・54件)。不評レビューは0件で、全体の94%が好評
  • 評価点は、鞭と機動力の探索アクション、アルカナ、使いやすいマップ
  • 不満点は、高難度・リトライ性・トラップ・隠しルートの多さ・大人しいBGM
  • 「難しすぎる」と感じたら、ボス部屋直前から再開できるカスタムモードがある
  • 3,850円(スタンダード)で、約12年ぶりの本編として手を出しやすい価格

「良作かどうか」は評価が出揃っていますが、「自分に合うか」は難度への耐性とシリーズへの思い入れで決まります。迷うなら、機種別のスコアと不満点の項目を基準に判断してください。

参考情報・出典

公開日: 2026年10月15日。スコアやレビュー数、価格は変動する場合があります。最新情報は公式サイトや各ストアでご確認ください。





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