『GANTZ』『いぬやしき』『GIGANT』で知られる漫画家の奥浩哉さんが、2026年10月12日、自身の公式Xで「もう充分描いたので、還暦姫で引退します!」と投稿しました。現在「ビッグコミックスペリオール」で連載中の『還暦姫』が、漫画家としての最後の作品になるとあらためて明言した形です。
引退作は『還暦姫』です。一方で、連載中の『還暦姫』と『GANTZ:E』は最後まで描き切ると報告されています。引退の具体的な時期は公表されておらず、『サンダー3』のアニメや『GIGANT』の劇場版アニメなど、関わる作品の展開は続きます。

引退表明の内容
電ファミニコゲーマーの報道によると、奥氏は10月12日に公式Xで引退を明言しました。これ以前にも、2月4日に「もうすぐ還暦なので、これがおそらく引退作になると思う」、5月28日に「引退作です」と投稿しており、今回の投稿で改めて正式に表明した形です。
『還暦姫』は単行本の第1巻と第2巻が発売中です。同作と『GANTZ:E』の2作品については、最後まで描き切ると報告されています。
インタビューで語られた理由
8月には、講談社が運営するウェブメディア「クーリエ・ジャポン」のインタビューで、引退の背景を語っています(トイ・ピープルが転載して紹介)。
- 年齢: 「僕も来年で60歳」。新しいアイデアは今も湧くが、『還暦姫』を最後に引退するつもりと説明。
- 気力: 「もう漫画を描く気力がありません」。物語を考え、作画を続ける作業には大きな精神力と体力が要り、そのエネルギーが残っていないと語っています。
- 位置づけ: 『還暦姫』は自身の漫画家人生の「終活」のようなものだと表現。作中のおじさんたちには、自分を含むクリエイターの姿を投影したとのことです。
「やめるやめる詐欺」で新作を出す可能性を問われた場面でも、「ないですね、もう十分です」と答えています。また、『還暦姫』には「星人もUFOも出てきません」が、最後まで読んでほしいとも述べています。

『還暦姫』とはどんな作品か
『還暦姫』は、「ビッグコミックスペリオール」で連載中の作品です。連載告知のビジュアルでは、主役はシェアハウスに住む還暦間近の6人のおじさんと紹介されています。
インタビューによれば、着想のもとは弓月光さんの『どろん』(1972年刊行)で、男の子が女の子になるTSものに衝撃を受けた経験があります。性転換の過程をリアルに描いたデビュー作『変[HEN]』から約40年を経て、あらためて同じテーマに挑んだ作品です。作中のシェアハウスの雰囲気は、奥氏の仕事場にかなり近いとも語っています。
引退後も続く作品展開
奥氏が関わる作品の展開は、引退表明後も続く予定です。
代表作

奥氏は『変[HEN]』でデビューし、『01 ZERO ONE』『GANTZ』『いぬやしき』『GIGANT』など多くの作品を発表してきました。インタビューでは、1999年連載の『01 ZERO ONE』で背景制作に3DCGソフトのShadeとPhotoshopを使い、背景作画にデジタルを早くから取り入れたと説明しています。
そのほかの漫画ニュースは、NARUTO新作漫画SHADOW RISINGの記事も参考になります。
まとめ
- 10月12日、奥浩哉さんが公式Xで『還暦姫』をもって引退すると明言。
- 『還暦姫』と『GANTZ:E』は最後まで描き切る方針。引退の具体的な時期は未発表。
- 『サンダー3』のSEASON2(2027年)や『GIGANT』の劇場版など、作品展開は続く。
今後の連載状況や完結時期は、奥浩哉さんの公式Xや掲載誌の発表で確認してください。
参考・出典
- 『GANTZ』作者・奥浩哉氏、連載中のマンガ『還暦姫』をもって「引退します」と明言(電ファミニコゲーマー・2026年10月12日)
- 『GANTZ』の奥浩哉、引退を表明。新作『還暦姫』が最終作に(トイ・ピープル・クーリエ・ジャポンのインタビューを紹介)
- 奥浩哉 公式X(@hiroya_oku)
公開日: 2026年10月12日
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