2026年の紅葉は、山地は平年並み、平地は平年並みからやや遅めになりそうです。ウェザーニュースが10月8日に更新した予想では、日光(いろは坂)は10月23日ごろ、京都・嵐山は11月24日ごろから見頃を迎える目安です。予報ごとに日付が微妙に違うため、出かける日を決める前に押さえておきたい読み方もあわせて整理します。(2026年10月9日 公開)
2026年の紅葉は例年より遅い?
結論から言うと、「全国どこでも遅い」わけではありません。ウェザーニュースの10月8日の更新では、10月中旬までは平年並みのところが多く、その後は気温の高さで進みが鈍くなるとされています。日光のような山あいは10月下旬から、嵐山のような平地は平年よりやや遅く、11月下旬以降が見頃の目安です。

遅れの主な理由は秋の高温と日照不足
紅葉は、朝晩の冷え込みと日中の日差しがそろうほどきれいに進みます。ウェザーニュースによると、9月は秋雨前線の影響で東北から九州にかけて日照が少なく、場所によっては色づきが良くないという報告も寄せられています。日本気象協会の予想(10月1日発表)でも、11月にかけて気温が高い傾向で、平地は平年並みか遅めとされています。
北海道は「数年ぶりの鮮やかさ」の声も
一方、北海道は色づきが良い年になっています。ウェザーニュースには「数年ぶりの鮮やかさ」という報告が届いています。大雪山・旭岳(姿見の池付近)は平年どおりのタイミングで見頃を迎え、すでに終わっています。栗駒山・いわかがみ平、上高地・涸沢、磐梯吾妻スカイラインも平年並みのピークでした。
地域別・スポット別の見頃(ウェザーニュース10月8日版)
最新の予想がウェザーニュースの10月8日現在のマップです。「見頃」はスポットの木が約7割色づいてから、落葉が始まるまでの期間を指します(平年値は2004〜2025年の平均)。

すでに見頃・まもなく見頃
10月下旬から
11月に入ってから
日光や東北の高い山は10月下旬、関東〜近畿の平地や名所は11月下旬が山場になる流れです。旅行割を使う場合は、秋の旅行支援まとめ2026(10月開始の宿泊割を県別に比較)もあわせて確認すると、見頃の時期に合わせて宿を安く押さえられることがあります。
都市別の見頃予想(日本気象)
日本気象株式会社が10月1日に発表した第2回予想では、カエデ(モミジ)は全国で平年並み、イチョウは北日本・東日本で平年並みか遅めです。次回の発表は11月上旬の予定です。

主要都市のカエデ(紅葉)の見頃予想は次のとおりです(カッコ内は平年との差)。

イチョウの主な予想は、札幌11月3日、仙台11月29日、東京11月26日、金沢11月10日、名古屋11月17日、京都11月27日、大阪11月24日、福岡11月28日(+8日)です。
山は標高で見頃が大きく違う
同じ山でも、標高が高いほど早く、低いほど遅く色づきます。たとえば大雪山・旭岳は標高1500m付近が9月19日〜10月2日ごろ、500m付近が10月8〜19日ごろ。高尾山(標高599m)は11月4〜18日ごろの予想です。山や登山口がある場所では、「何メートルの地点を目当てにするか」で行く日が変わります。

予報ごとの日付の違いをどう読むか
「日光は10月下旬」「京都は11月下旬」と言っても、ほかの予想を見ると数日〜十数日ずれています。ずれには理由があるので、混乱しないようにしておくとスムーズです。

たとえば京都・嵐山は、日本気象協会が11月13日、ウェザーニュースは11月24日と、約10日の差があります。日本気象協会は第1回(10月1日)、ウェザーニュースはその1週間後の更新で、後者のほうが新しい実況を反映しています。最新の情報を優先し、出発直前に再確認するのが安全です。
見頃に合わせて出かけるコツと混雑回避
- 山地と平地を組み合わせる: 高い山(上高地・日光など)を先に、平地の名所を後に回すと、同じ秋のうちに2回見頃を楽しめる
- 見頃の「最初の1週間」を狙う: 見頃入り直後や落葉が始まる前後は、ピーク日より比較的空いていることが多い
- 平日や朝の時間帯: 嵐山・香嵐渓・高尾山のような人気スポットは、休日の午後に混雑が集中する
- 色づき状況を直前に確認: 今年は日照不足の影響で場所により色づきに差がある。各観光協会やウェザーニュースの報告で確認する
- 足元の準備: 山の紅葉は朝晩の冷え込みが強い。上着や滑りにくい靴で出かける
10月10日からの3連休に出かけるなら、山形蔵王はすでに見頃で、上高地も10月13日ごろから色づきが進む予想です。遠出する場合は、宿泊割やクーポンの配布状況もチェックしておくとお得です。じゃらんクーポンフェス第2弾の配布日と条件も参考になります。
注意点と向かない人
- 8月中旬〜9月下旬の大雨で、千葉県周辺などでは土砂災害への注意が呼びかけられており、山間部のスポットは道路や遊歩道の通行可否を事前に確認する
- 日照不足の影響で、場所によっては色づきが悪く「期待したほど赤くならない」可能性がある
- 予想は今後も更新されるため、11月上旬の更新で日付が動く可能性がある
- 「ぴったり見頃の日」に確実に行きたい人には、予報の幅がある以上不向き。直前の実況で判断できる人向けの情報
X(旧Twitter)の反応
まとめ
- 山地は平年並み、平地・都市部は平年並みかやや遅め
- 日光(いろは坂)は10月23日ごろ、京都・嵐山は11月24日ごろ、高尾山は11月22日ごろが目安(ウェザーニュース10月8日版)
- 予報会社ごとに基準が違い、日付は数日〜10日以上ずれる。最新の予想を優先する
- 山は標高で見頃が違う。出発の1週間前に実況で再確認する
- 次回の日本気象の更新は11月上旬の予定
参考・出典
- ウェザーニュース: 紅葉見頃予想(2026年10月8日)
- 日本気象協会 tenki.jp: 紅葉見頃予想(第1回)
- 日本気象株式会社: 2026年紅葉・黄葉見頃予想(第2回)
- nippon.com: 紅葉の見頃予想(日本気象協会の予想)
見頃の予想は気象状況により変わります。最新の情報は各予報会社・観光協会の公式発表をご確認ください。
コメントを残す