ドイツサッカー連盟(DFB)とadidasが、1954年から72年間続いたパートナーシップ最後となる”Farewell Kit(フェアウェルキット)”を発表した。正式発売は2026年11月3日で、2027年からは史上初めてNIKEがドイツ代表のユニフォームサプライヤーとなる。最後のユニフォームのデザインと、adidasとドイツ代表の歴史をまとめた。

ドイツ代表 adidas ラスト(farewell)ユニフォーム
最後のユニフォームは2026年11月3日発売
2026年11月3日
2026年末
2027年からNIKE(DFB史上初のNIKE契約)
ドイツ代表と用具面でのadidasとの関係は1954年に始まり、ユニフォームの内側タグにも「SEIT 1954(1954年より)」の刻印がある。今回発表されたのは、この72年に及ぶ歴史に幕を下ろす最後の一着だ。

ユニフォーム内側のタグには「SEIT 1954」の刻印がある
デザインの特徴
ベースカラーはブラックで、胸から裾にかけて金色の菱形模様のストライプが縦に走るデザインが特徴。Vネックの襟元には白と金のラインが入り、袖にはadidasの伝統である3本線をあしらう。胸には旧西ドイツ時代を思わせるクラシックなDFBエンブレム(4つ星付き)、反対側にはadidasのトレフォイル(三つ葉)ロゴが配置されている。

ドイツ代表 adidas ラストユニフォームの別アングル
現役選手が着用する姿も披露
SNS上では、現役のドイツ代表選手たちが実際にこの黒×ゴールドのユニフォームに袖を通し、トンネルから入場する様子を撮影した動画・写真が話題になっている。ピッチに立つ選手たちの背番号越しにも、縦に走る金のストライプがはっきりと確認できる。

ラストユニフォームを着用してトンネルを歩く現役ドイツ代表選手たち
1954年から続いたadidasとドイツ代表の歴史
adidasとドイツ代表の関係は、1954年にスパイクなど用具面でのパートナーシップが始まったことに端を発する。ユニフォーム自体にadidasのマークが入ったのは1980年前後からとされ、その後は1990年・2014年のワールドカップ優勝を含む数々の栄光をともに歩んできた。
今回のFarewell Kit発表に合わせて公開されたティザー映像には、2014年ブラジル大会でドイツを優勝に導いた元主将のフィリップ・ラーム氏や、当時指揮を執ったヨアヒム・レーヴ氏といったレジェンドに加え、現役の主力選手も出演。長年のパートナーシップへの敬意を込めた内容になっている。

練習に励むドイツ代表監督。adidas製のトレーニングウェアとスパイクを着用
2027年からはNIKEへ|史上初の契約変更
DFBは2027年から、これまで一度も契約したことのないNIKEをユニフォームサプライヤーとして迎える。DFBにとって用具メーカーの変更は現行体制になって以来初めてのことで、ドイツサッカー界にとって歴史的な転換点となる。SNS上の報道では、新契約は2027年から2034年までの長期契約になるとも伝えられている。
長年黒・白を基調としてきたドイツ代表ユニフォームが、新サプライヤーの下でどのようなデザインに変わっていくのかにも注目が集まりそうだ。
まとめ
ドイツ代表とadidasの72年に及ぶパートナーシップは、2026年11月3日発売の”Farewell Kit”をもって終幕を迎える。黒地に金の菱形ストライプをあしらった最後の一着は、1954年からの歴史を刻んだタグとともに、adidasとドイツサッカー界の絆を象徴するデザインとなっている。2027年からは史上初めてNIKEがサプライヤーとなり、新たな時代が始まる。
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※契約年数・発売日等の情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式サイトやadidas・DFBの発表でご確認ください。
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