(2026年9月17日 公開/2026年10月18日 最終更新)
2026年10月14日 訂正
愛知県豊田市の施策について、対象が市内全域と読める表現があったため、PayPay公式発表の記載に合わせて「豊田市駅前コモ・スクエア内の対象店舗限定」に訂正しました。あわせて、PayPay公式の自治体キャンペーン一覧(10月14日時点)で、枚方市・野田村・大泉町の11月開催予定を確認しています。
2026年10月16日 追記
NTTドコモが10月16日、岩手県野田村の「行こう!買おう!野田村で最大20%が戻ってくるキャンペーン」をd払い(dポイント)でも実施すると発表しました。期間は11月1日〜11月30日、還元率20%、上限は1回2,000ポイント・期間5,000ポイントで、PayPayと同じ条件です。詳しくは下の「野田村はd払いも20%」にまとめています。
2026年10月18日 追記
PayPay公式発表を再確認し、5市町村すべてのポイント付与予定日(支払日の翌日から30日後)と、商品券・クーポン併用時の扱いを「使い方の手順と注意点」の節に追加しました。還元率・上限・期間に変更はありません。
PayPayは2026年9月15日、地方自治体と連携する2026年11月以降のキャンペーン施策を発表しました。対象は大阪府枚方市・岩手県野田村・群馬県大泉町・秋田県潟上市・愛知県豊田市の5市町村です。それぞれの還元率・期間・付与上限と、上限まで使った場合の実質お得額を整理します。
結論(先に要点)
・期間は全て2026年11月1日〜11月30日(豊田市のみ11月1日〜12月31日の2か月間)。
・還元率は大阪府枚方市が最大15%、岩手県野田村・群馬県大泉町・秋田県潟上市・愛知県豊田市は最大20%。
・付与上限が最も小さいのは秋田県潟上市(期間2,000ポイント=1万円の利用で到達)、最も大きいのは愛知県豊田市(期間20万ポイント)。ただし豊田市は市内全域ではなく、駅前の「コモ・スクエア」内の対象店舗限定です。
・秋田県潟上市と愛知県豊田市は「PayPayクーポン」形式のため、事前のクーポン取得が必要です。
画像出典: PayPay公式サイト
11月開始のPayPay自治体還元 対象5市町村と還元率まとめ
今回発表された5市町村の還元率・付与上限・対象期間は次の通りです(いずれもPayPay公式発表・2026年9月15日付)。
大阪府枚方市
最大15%還元/1回500ポイント・期間3,000ポイント上限/2026年11月1日0:00〜11月30日23:59
岩手県野田村
最大20%還元/1回2,000ポイント・期間5,000ポイント上限/2026年11月1日〜30日
群馬県大泉町
最大20%還元/1回2,000ポイント・期間4,000ポイント上限/2026年11月1日〜30日
秋田県潟上市(PayPayクーポン)
最大20%還元/1回1,000ポイント・期間2,000ポイント上限/2026年11月1日〜30日
愛知県豊田市(PayPayクーポン)
最大20%還元/1回20,000ポイント・期間200,000ポイント上限/2026年11月1日〜12月31日/対象は豊田市駅前「コモ・スクエア」内の対象店舗のみ
対象自治体を1つずつ解説
大阪府枚方市|最大15%還元
正式名称は「枚方市 PayPayで最大15%戻ってくるキャンペーン」。対象は枚方市内の中規模・小規模PayPay加盟店のうち、市とPayPayが指定した店舗のみで、支払い方法はPayPay残高またはPayPayクレジットに限定されます。PayPay商品券での支払いは対象外です。
画像出典: PayPay公式サイト
岩手県野田村|最大20%還元
正式名称は「行こう!買おう!野田村で最大20%が戻ってくるキャンペーン」。野田村内のPayPay加盟店で、PayPay残高またはPayPayクレジットで支払うと自動的にポイントが付与される「通常付与」方式です。事前エントリーは不要ですが、支払い方法の指定には注意が必要です。
画像出典: PayPay公式サイト
群馬県大泉町|最大20%還元
正式名称は「大泉町のお店を応援!PayPayで最大20%戻ってくるキャンペーン」。枚方市と同様に、対象は町内の中規模・小規模店舗に限られます。支払い方法はPayPay残高またはPayPayクレジットのみです。
画像出典: PayPay公式サイト
秋田県潟上市|最大20%還元(PayPayクーポン)
潟上市は「PayPayクーポン」機能を使った施策です。他の4市町村と違い、対象店舗でただ支払うだけでは還元されず、PayPayアプリ上で事前にクーポンを取得しておく必要があります。付与上限は5市町村の中で最も小さく、1回1,000ポイント・期間2,000ポイントです。
上限まで使うといくら得?自治体別の実質お得額を試算
還元率だけでなく「上限に到達するために必要な利用額」まで見ると、自治体ごとの得しやすさが変わります。期間上限ポイント÷還元率で、上限到達に必要な利用額を計算しました。
大阪府枚方市(15%・上限3,000pt)
3,000pt÷15%=20,000円の利用で上限到達。1回500pt上限のため、1回あたり約3,334円までが還元率的に無駄がない決済額です。
岩手県野田村(20%・上限5,000pt)
5,000pt÷20%=25,000円の利用で上限到達。1回2,000pt上限のため、1回1万円までの決済が効率的です。
群馬県大泉町(20%・上限4,000pt)
4,000pt÷20%=20,000円の利用で上限到達。1万円の決済を2回に分けると上限まで無駄なく届きます。
秋田県潟上市(20%・上限2,000pt)
2,000pt÷20%=10,000円の利用で上限到達。5市町村の中で最も少ない利用額で上限に届く反面、得られる金額も最小です。
豊田市の20%還元とどっちが得?条件を比較
画像出典: PayPay公式サイト
同時期に実施される愛知県豊田市の最大20%還元は、期間が11月1日〜12月31日の2か月間、付与上限が1回20,000ポイント・期間200,000ポイントと、他の4市町村よりケタ違いに大きく設定されています。200,000pt÷20%=100万円の利用で上限に到達する計算ですが、対象は豊田市駅前の複合施設「コモ・スクエア」内の対象店舗に限られ、運営は豊田市駅前通り南開発株式会社です(市内のPayPay加盟店すべてが対象ではありません)。コモ・スクエアで家電や家具、ホテル利用など高額決済を予定している人向けです。
一方、枚方市・野田村・大泉町・潟上市は上限が数千ポイントと小さい代わりに、1万〜2.5万円程度の日常的な利用でも上限まで届きやすいのが特徴です。高額な支払い予定がなければ、この4市町村の方が「上限を使い切れる」現実的な還元額になります。
使い方の手順と注意点・落とし穴
枚方市・野田村・大泉町は事前エントリー不要で、対象店舗で対象の支払い方法を選ぶだけで自動的にポイントが付与されます。一方、潟上市と豊田市は「PayPayクーポン」施策のため、PayPayアプリのクーポン一覧から対象クーポンを事前に取得しておかないと、支払っても還元されません。
対象外になりやすいケース(要注意)
・PayPay商品券での支払いは全市町村で対象外
・枚方市・大泉町は大手チェーン店が対象外になりやすい(中規模・小規模店舗限定)
・潟上市・豊田市はクーポン取得を忘れると通常決済でも還元されない
・期間中に上限ポイントへ早期到達すると、それ以降の決済は還元ゼロになる
正直なところ、枚方市・大泉町のように対象店舗が中小規模店に限られる施策は、大手スーパーやチェーン店を普段使う人にはあまり向きません。事前に対象店舗を自治体の特設サイトで確認してから使うのが無難です。
ポイントはいつ付く?併用時の注意
PayPay公式発表(2026年9月15日)では、5市町村すべてで付与予定日は「支払日の翌日から起算して30日後」です。たとえば11月1日に払った分は12月初旬のポイント反映になり、11月30日の支払い分は年明けにずれ込みます。ポイントを次の買い物にすぐ回す使い方はできません。
また、枚方市・野田村・大泉町の3施策では、PayPay商品券とPayPay残高・PayPayクレジットを併用した場合、ポイント付与の対象になるのは残高・クレジットで払った分だけです。PayPay商品券で払った分には付きません。潟上市・豊田市は、同じ店で使えるクーポンを2枚以上取得しても、付与額が最も高い1枚だけが適用されます。
Xでの反応
PayPay公式発表を受け、ニュース系アカウントを中心に情報がシェアされています。
「PayPayが地方自治体と連携する11月以降のキャンペーン発表、秋田県潟上市や大阪府枚方市など5市町村で最大20%還元」
— @no_cash_news (2026-09-15)
「岩手県野田村、群馬県大泉町、大阪府枚方市でのキャンペーンに加え、秋田県潟上市や愛知県豊田市でクーポンを発行し、最大15〜20%のポイントを付与します」
— @FinWaveJapan (2026-09-15)
発表直後は主にニュース速報アカウントによる転載が中心で、一般ユーザーからの大きな反響はまだ限定的です。
野田村はd払いも20%還元|dポイントの条件と注意点
野田村の施策は、PayPayだけでなくd払いでも実施されます。ドコモの発表(2026年10月16日)とキャンペーン規約に基づく内容は次のとおりです。
d払いの野田村キャンペーン概要
・期間: 2026年11月1日0:00〜11月30日23:59(エントリー不要)
・還元: 支払い金額の20%分のdポイント(期間・用途限定)
・上限: 1回あたり2,000ポイント、期間中5,000ポイント
・進呈時期: 決済月の翌月末(11月の利用分は12月末の予定)
・有効期限: 進呈日を含む6か月間
・一部店舗は11月16日0:00から対象
d払いで対象外になる支払い方法
規約では、店頭でQRコードを読み取るd払い(コード決済)だけが対象です。次の支払いは対象外と明記されています。
- d払いタッチでの支払い
- 店舗専用アプリやモバイルオーダー、ECサイトなどd払い(ネット)での支払い
- クーポンでの支払い
- 自動販売機・券売機での支払い(一部例外店舗あり)
- たばこの購入(取引にたばこが含まれると進呈が無効または取消しになる場合あり)
同じ店舗でも、レジで提示されたQRコードを読み取る方式は対象、店舗専用アプリからd払いを選ぶ方式は対象外という扱いです。PayPay側の施策と同様、レジでの支払い方法を間違えないことが取りこぼしを防ぐ最大のポイントです。
PayPayとd払いを併用すると上限はどうなる?
野田村商工会の告知では、対象のキャッシュレス決済はPayPay・au PAY・d払いの3つと記載され、付与上限は「1IDあたり、または1アカウントあたり」で1回2,000円相当・期間5,000円相当とされています。1回の支払いで使えるのは1つのアプリだけなので、同じ支払いで二重に還元されることはありません。
一方、アプリをまたいだ場合に上限が合算されるのか、サービスごとに別枠なのかは、商工会・ドコモ・PayPayのいずれの告知にも書かれていません。ここでは断定せず、普段使うアプリ1つで期間上限(5,000ポイント=25,000円の利用)まで使う前提で考えるのが安全です。なお、au PAY側の公式ページは本稿執筆時点で確認できていません。
また商工会の告知では、利用対象店舗の一覧は「準備中」(10月16日時点)でした。店舗リストが公開されたら、普段の買い物先が入っているかを先に確認してください。
向かない人
野田村内に買い物の予定がない人にはほぼ関係がありません。また、還元はd払いでは「期間・用途限定」のdポイントで、現金のようには使えず、進呈も翌月末と遅めです。上限の5,000ポイントを得るにも25,000円分の利用が要るため、旅行や帰省で野田村に行く予定がある人向けの施策です。
ポイント還元型と商品券型|11月はどちらが得?
11月のPayPay自治体施策には、この記事で扱う「ポイント還元型」と、別記事で扱う「PayPay商品券型」の2種類があります。仕組みが違うため、向く人も違います。
- ポイント還元型(野田村・大泉町20%、枚方市15%): 居住地の制限はなく、対象エリアの店で支払うだけで後からポイントが付く。事前の購入や申込は不要。
- PayPay商品券型(東京都足立区・静岡県藤枝市・大阪府池田市): 自治体の住民が対象(足立区の二次販売は居住地不問)。足立区は4,000円で5,200円分(1,200円分お得)、藤枝市は4,000円で5,000円分(1,000円分お得)、池田市は5,000円で7,000円分(2,000円分お得)の商品券を買う形式。
旅行や出張でその地域に行く人はポイント還元型、住民として日常の買い物をまとめて得したい人は商品券型が候補になります。申込日・抽選の有無・上限口数などは、PayPay自治体商品券11月|池田市40%・足立区30%の申込方法で詳しく解説しています。
参考: NTTドコモ「11月より、自治体と連携した「dポイント」「d払い」キャンペーンを開始」(PR TIMES) / d払い 野田村キャンペーン規約 / 野田村商工会の告知
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まとめ
2026年11月はPayPayの自治体連携キャンペーンが大阪府枚方市(最大15%)、岩手県野田村・群馬県大泉町・秋田県潟上市・愛知県豊田市(いずれも最大20%)の5市町村で実施されます。ただし豊田市は駅前「コモ・スクエア」の対象店舗限定のクーポン施策です。枚方市・野田村・大泉町は事前エントリー不要の自動付与、潟上市・豊田市はPayPayクーポンの事前取得が必要です。付与上限は自治体ごとに大きく異なるため、対象エリアに住んでいる・通勤している人は、11月に入ったらまず自分の自治体の上限額とクーポンの有無を確認しておくのがおすすめです。最新の対象店舗や上限の変更は、必ず各自治体・PayPay公式サイトの最新情報を確認してください。
参考・出典
- PayPay公式「地方自治体とPayPayが連携して取り組むキャンペーンなど、2026年11月以降に実施する施策が決定!」
- NTTドコモ「11月より、自治体と連携した「dポイント」「d払い」キャンペーンを開始」
- ケータイWatch「PayPayで最大20%還元、11月は野田村・大泉町・枚方市など」

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