ISSきぼう8月18日未明に観測|見えた時刻と次に見えるのはいつ

(2026年8月18日 公開)

2026年8月18日(火)の未明、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」が、九州から東北にかけて広い範囲で観測できるチャンスを迎えた。見える時間は午前4時12分ごろからで、見え始めから見え終わりまではおよそ3分から5分程度。同じ夜には「はくちょう座κ(カッパ)流星群」も見頃を迎えており、明るい光の点が空を横切るきぼうと、時折現れる流れ星を同時に楽しめるタイミングだった。

この記事では、公式情報をもとにした観測時刻・方角の詳細、実際にX(旧Twitter)で報告された目撃情報、はくちょう座κ流星群の見頃、そして「次にきぼうが見えるのはいつか」を自分で確認する方法までまとめる。

国際宇宙ステーション(ISS)と日本実験棟きぼうの軌道上での外観

画像出典: JAXA/国立天文台(NAOJ)公式サイト




きぼうは何時何分にどの方角で見えた?

日本気象協会tenki.jpの気象予報士・中川裕美子氏による2026年8月17日付の記事によると、8月18日(火)の明け方は広い範囲で「きぼう」を見るチャンスで、見える時間は午前4時12分ごろから、特に九州から東北にかけて見やすい角度になると解説されていた。見え始めから見え終わりまでは3分から5分程度と、比較的長めに観察できる好条件だったという。

当日の天気については、北海道や東北の一部で雲が広がりやすい一方、北陸は晴れる所が多く観測しやすい状況、関東や東海は晴れたり曇ったりでタイミング次第、近畿から九州は太平洋側で雲や雨がありつつも内陸部を中心に晴れ間が見込まれていた。地域や天候によって見え方に差が出やすい夜だったといえる。

8月18日未明の観測条件(まとめ)

見え始め: 午前4時12分ごろ/継続時間: 約3〜5分/見やすい地域: 九州〜東北/天候により地域差あり




Xでは「見えた」という報告が続々

実際に未明の空を見上げた人たちからは、X上で目撃報告が相次いだ。方角の動きまで具体的に記録した投稿も見られ、事前情報どおりの時間帯・方角にきぼうが通過したことがうかがえる。

「めっちゃ小さい光点やったけど、国際宇宙ステーション(ISS)が飛んでるとこを肉眼で見れたで」

— Xユーザーの投稿より(2026-08-18未明)

「4時過ぎに西から北寄りに東へ動くISSきぼうも視認」

— Xユーザーの投稿より(2026-08-18未明)

「あー……早起きしてたのにISS通過を見逃した………40分前でしたね、通過時刻」

— Xユーザーの投稿より(2026-08-18未明)

「見えた」という声がある一方で、通過時刻の確認を誤って見逃したという声もあり、数分間しか見えないきぼうの観測は事前の時刻チェックが重要であることがあらためて浮き彫りになった。

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はくちょう座κ流星群も同時に見頃

8月18日未明は、きぼうの観測チャンスと同時に「はくちょう座κ(カッパ)流星群」も見頃を迎えていた。この流星群は8月3日から8月28日にかけて活動し、極大は8月17日午後3時ごろと予測されていたため、日本では極大当日の17日の宵から18日の明け方にかけてが観測の狙い目とされていた。

見られる流れ星の数は1時間に数個程度とペルセウス座流星群などと比べると少なめだが、ゆっくりと流れることや、明るい火球が現れやすいことが特徴とされる。放射点であるはくちょう座は夜半から明け方にかけて空の高い位置にあり、新月過ぎの細い月も午後9時ごろには沈むため、月明かりに邪魔されにくい好条件だったという。

2026年8月中旬ごろの東京の星空とはくちょう座・デネブの位置(国立天文台)

画像出典: JAXA/国立天文台(NAOJ)公式サイト

はくちょう座κ流星群とペルセウス座流星群の違い

8月中旬は三大流星群の一つ「ペルセウス座流星群」が8月12日夜から13日未明に極大を迎えたばかりで、記憶に新しい人も多いだろう。ペルセウス座流星群は極大時に1時間あたり30〜35個程度の出現が期待される大規模な流星群だが、はくちょう座κ流星群は1時間に数個程度と規模が小さい。その代わりゆっくり流れる火球が出やすく、数は少なくても印象的な一筋を見られる可能性がある。




国際宇宙ステーション「きぼう」とは

国際宇宙ステーション(ISS)は地上から約400km上空に建設された巨大な実験施設で、およそ90分で地球を1周するスピードで周回している。「きぼう」はJAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発・運用する日本実験棟で、ISSに搭載された実験モジュールの中でも最大の広さを持つ。太陽光を反射して明るく輝くため、日没後や日の出前の薄暗い時間帯には、飛行機よりも速く、点滅せず一定の明るさですーっと空を移動する光として肉眼でもはっきり確認できる。

国際宇宙ステーションから見た日本列島上空と地球

画像出典: JAXA/国立天文台(NAOJ)公式サイト

ISSでは日本人宇宙飛行士も長期滞在しており、「きぼう」のキューポラ(観測窓)から地球や日本列島の様子を撮影した写真もJAXAから多数公開されている。

ISSのキューポラから地球を撮影する宇宙飛行士

画像出典: JAXA/国立天文台(NAOJ)公式サイト

次にきぼうが見えるのはいつ?確認方法

ISS/きぼうは常に見えるわけではなく、地球上のある地点から見て「日没後・日の出前の薄暗い時間帯にISSが上空を通過する」条件がそろった日だけ観測できる。そのため見える日時・方角は観測地点によって毎回異なり、事前に公式の予測情報を確認する必要がある。

「#きぼうを見よう」で自分の地域の予測を調べる

JAXAが運営する観測情報サイト「#きぼうを見よう」(lookup.kibo.space)では、都道府県・市区町村を選択すると、その地域できぼうが見える日時・方角・最大仰角の予測を確認できる。8月18日未明の回を見逃した場合や、他の地域で次の観測チャンスを知りたい場合は、このサイトで直近の予測をチェックするのが確実だ。

観測前のチェックポイント

見える時間帯: 日没後・日の出前のおよそ2時間以内/目安: 最大仰角30度以上の回がおすすめ/直前1〜2日以内に再度予測を確認するとより正確

観測のコツ

きぼうは仰角10度ぐらいから見え始め、90度に近いほど見つけやすくなるとされる。ビルや木など視界を遮るものがない、見晴らしのよい場所を選ぶのがポイントだ。点滅せず一定の明るさで移動する光を見つけたら、それがきぼうである可能性が高い。飛行機は点滅する赤や緑のライトがあるため、見分ける目安になる。

あわせて流れ星を狙う場合は、目が暗さに慣れるまで15分程度かかるとされるため、スマートフォンの画面を見ずに空を広く見渡すのがコツだ。放射点(はくちょう座κ流星群の場合ははくちょう座付近)にこだわらず、空全体を見渡すと流れ星を見つけやすい。




まとめ

2026年8月18日未明は、午前4時12分ごろから九州〜東北を中心にISS「きぼう」が観測でき、同時にはくちょう座κ流星群も見頃を迎える一夜となった。Xでは実際に「見えた」という報告が相次ぐ一方、通過時刻を勘違いして見逃した人もおり、数分間しか見えないきぼうの観測には事前の時刻確認が欠かせないことがあらためて示された。次回以降の観測チャンスは、JAXA公式の「#きぼうを見よう」で自分の地域の予測をこまめにチェックするのがおすすめだ。天候や見える時間帯は日によって変わるため、最新情報は公式サイトで確認してほしい。

よくある質問

Q. きぼうが見えるのはなぜ数分間だけ?
A. ISSは地上から約400km上空をおよそ90分で1周しており、観測地点の上空を通過する間しか太陽光を反射して見えないため、1回の観測時間は数分程度に限られる。

Q. 次にきぼうが見えるのはいつ?
A. 見える日時は観測地点ごとに異なり、常に更新される。JAXA公式サイト「#きぼうを見よう」(lookup.kibo.space)で、自分の住んでいる地域を選択すると直近の予測日時・方角を確認できる。

Q. はくちょう座κ流星群はいつまで見られる?
A. 活動期間は8月3日から8月28日ごろまでとされ、極大(8月17日ごろ)を過ぎても出現数は減りつつ観測のチャンスは残る。ただし1時間に数個程度と出現数は少なめ。

Q. 双眼鏡や望遠鏡は必要?
A. きぼうも流れ星も肉眼で観測できる現象。むしろ視野が狭くなる双眼鏡や望遠鏡は不向きで、空を広く見渡せる場所で肉眼で探すのがおすすめとされている。

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参考・出典





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