回転寿司チェーン「くら寿司」は2026年7月15日、一部店舗で商品の欠品や配送遅延が発生していることを公式サイトで公表しました。原因は取引先へのシステム障害(不正アクセスの影響)で、冷凍食品会社ニチレイで起きた障害の影響とみられています。この記事では、何が起きているのか、どの商品が影響を受けているのか、食べても大丈夫なのかを分かりやすく整理します。

- 取引先のシステム障害で寿司ネタ・冷凍食品の配送に遅れ・未着
- 影響は関西地区の数十店舗が中心と報じられている
- フェア商品「北海道サーモン」は関係各社の尽力で確保
※2026年7月22日更新:取引先ニチレイの最新の復旧状況と個人情報に関する続報を追記しました。
目次
何が起きているのか
くら寿司は7月15日、公式サイトで「当社のお取引先様への不正アクセスの影響により 一部店舗での商品の欠品・配送遅延に関するお詫びとお知らせ」を公表しました。取引先で発生したシステム障害の影響で、店舗への寿司ネタや冷凍食品、一部食材の配送に遅れ・未着が生じているとしています。
これにより、一部の商品で一時的な欠品や提供の遅れが発生している状況です。くら寿司は利用者に対し謝罪し、「引き続き、安心・安全な食をお届けできるよう努めてまいります」とコメントしています。

影響を受けている商品・店舗
報道によると、影響が出ているのは関西地区にある数十店舗が中心とされ、「ゆず塩かつおたたき」や「熟成ふぐ」などの一部商品が欠品しているということです。一方で、7月10日から販売中のフェア商品「北海道サーモン」については、欠品しないよう関係各社の尽力と全従業員の努力によって確保できたとしています。
欠品している商品や在庫状況は店舗ごとに異なります。来店前に、利用予定の店舗の在庫状況を公式アプリや店舗へ確認することをおすすめします。
原因と背景
今回の欠品・配送遅延は、くら寿司自体のシステムではなく、取引先で発生した不正アクセスによるシステム障害が原因とされています。冷凍食品大手のニチレイでシステム障害が発生しており、その影響が食材の配送網に及んだとみられています。
報道では、この不正アクセスによる障害の範囲は日本国内に限られるとされています(2026年7月15日時点)。個人情報に関する最新状況は、後述の【2026-07-22更新】をご確認ください。同じ障害の影響は外食・小売各社にも広がっており、ケンタッキーフライドチキンなどでも品切れや影響が報じられています。

食べても大丈夫?
今回の問題は食材の「配送の遅れ・未着」によるもので、食品の安全性そのものに関する発表ではありません。くら寿司は使用する食材について、国の定めた基準に従い出荷規制に該当するものは使用していないとしています。気になる点がある場合は、公式サイトの最新のお知らせを確認しましょう。
よくある質問
Q. くら寿司で欠品が起きている原因は?
A. 取引先で発生した不正アクセスによるシステム障害の影響で、寿司ネタや冷凍食品などの配送に遅れ・未着が生じているためです。
Q. どの店舗・商品が影響を受けていますか?
A. 関西地区の数十店舗が中心と報じられ、「ゆず塩かつおたたき」「熟成ふぐ」などの一部商品が欠品しているとされています。店舗により状況は異なります。
Q. 個人情報の流出はありますか?
A. 2026年7月15日時点では社外への流出は確認されていないとされていましたが、7月22日にニチレイが公表した第4報では、被害を受けたサーバの一部に個人情報が保管されていたことが判明し、対象者へ個別に通知を行っているとされています。最新情報は取引先ニチレイの公式発表をご確認ください。
Q. 北海道サーモンフェアは開催していますか?
A. はい。7月10日から販売中の「北海道サーモン」は、欠品しないよう関係各社の尽力によって確保できたと発表されています。
【2026-07-18更新】取引先ニチレイの業務再開について
くら寿司の欠品原因となった取引先(ニチレイ)は、7月15日夜の第2報で原因を正式にサイバー攻撃と認めたうえで、7月17日から順次、冷蔵倉庫の入出庫と冷凍食品の出荷業務を再開する予定と公表しました。個人情報や顧客データの社外流出は現時点で確認されていないとしています。ただし配送・在庫の正常化は店舗によって進度が異なる見込みのため、来店前にくら寿司公式サイト・アプリで最新の告知をご確認ください。
出典: 株式会社ニチレイ「当社グループでのシステム障害発生について(第2報)」
【2026-07-22更新】ニチレイが「今週中に全拠点通常稼働」を発表、個人情報の一部保管も判明
ニチレイは7月17日の第3報で、冷蔵倉庫の入出庫業務と冷凍食品の出荷業務を順次再開したことを公表し、続く7月22日の第4報では「今週中に全拠点が通常稼働に移行する予定」とあらためて発表しました。外部のセキュリティ専門会社および警察・関係機関と連携し、安全対策を講じたうえで復旧作業を進めているとしています。
また同じ第4報では、被害を受けたサーバの一部に個人情報が保管されていたことが判明し、対象者へ別途通知を行っていると公表されました。7月15日時点では社外への流出は確認されていないとされていましたが、続報により状況が更新されている点にご留意ください。
同じ供給網の影響を受けていたケンタッキーフライドチキンは全店舗で通常営業を再開しており、外食各社で復旧が進んでいる状況です。くら寿司自身の欠品状況について同社からの追加発表は確認できていないため、来店前に公式サイト・アプリで最新の在庫状況をご確認ください。
出典: 株式会社ニチレイ「当社グループでのシステム障害発生について(第4報)」、同(第3報)
まとめ
くら寿司の一部店舗での欠品は、取引先のシステム障害(不正アクセスの影響)による配送遅延が原因です。影響は関西地区の数十店舗が中心とされ、フェアの北海道サーモンは確保されています。取引先ニチレイは2026年7月22日時点で「今週中の全拠点通常稼働」を目指しており、復旧が進んでいます。
状況は日々変化する可能性があります。来店前には、くら寿司公式サイトやアプリで最新の在庫・お知らせを必ずご確認ください。
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