「韓国旅行で現金はいくら必要?」「PayPayって使える?」「クレカだけで大丈夫?」 — 初めての韓国遠征で悩む人が多いのがお金まわりの話だ。2026年現在、韓国はキャッシュレス普及率が世界屈指の水準にあるが、日本からの旅行者が使えるサービスには注意点がある。本記事では、PayPay・クレジットカード・WOWPASS・現金両替の4つを徹底比較し、最適な使い分け方を解説する。
目次
- 韓国のキャッシュレス事情
- クレジットカードの選び方と手数料比較
- PayPayは韓国で使える?(2026年版)
- WOWPASSとは?使い方とメリット
- 現金・両替はどうする?
- おすすめの組み合わせ戦略
- まとめ
韓国のキャッシュレス事情
韓国はクレジットカード決済比率が約99%と世界第1位のキャッシュレス大国だ。コンビニ・飲食店・交通機関・屋台にいたるまで、多くの場所でカード払いが可能。ソウル・釜山・仁川など主要都市では、カードと交通ICの2枚さえあればほぼ現金なしで旅行できるレベルに達している。
ただし日本からの旅行者にとって注意が必要なのは、使用できる決済サービスの種類だ。PayPayやiDなどの日本国内のスマホ決済がそのまま使えるわけではない点を事前に把握しておこう。
韓国で使える主な国際ブランド
Visa / Mastercard / JCB / American Express / 銀聯(UnionPay)
いずれもカード対応店舗では基本的に利用可能。
クレジットカードの選び方と手数料比較
海外でクレジットカードを使うと、海外事務手数料(外貨取扱手数料)が発生する。カードによってこの手数料が大きく異なるため、事前に確認しておくことが重要だ。
| カード | 海外手数料 | 特徴 |
|---|---|---|
| イオンカード(WAON一体型等) | 約1.6% | 業界最低水準の手数料 |
| エポスカード | 約1.63% | 海外旅行保険が充実(最高3,000万円) |
| 楽天カード | 約3.63% | ポイント還元あり、手数料は高め |
| Visa/Mastercard一般 | 2〜4%程度 | カードによって差が大きい |
航空券・ホテル代など高額な支払いには海外旅行保険が自動付帯されるエポスカードや三井住友カードが重宝される。一方、現地での日常的な支払い(食事・ショッピング)では手数料の低いカードを使い分けるのが賢い。
海外キャッシング(ATM現地引き出し)も選択肢
クレジットカードのキャッシング機能を使って韓国のATMから直接ウォンを引き出す方法もある。手数料・金利は発生するが、銀行や空港の両替所と比べてレートが有利なケースも多い。利用後に繰り上げ返済すれば利息を最小限に抑えられる。
PayPayは韓国で使える?(2026年版)
「PayPayは韓国で使えない」というのは過去の話になりつつある。2025年9月以降、PayPayの「海外支払いモード」が韓国でも利用可能になった。Alipay+加盟店やZero Pay対応店舗でQRコード決済として使用できる。
ただし、以下の条件と注意点がある。
- 事前に日本でeKYC(本人確認)を完了させておく必要がある
- 海外SIM利用時はPayPayが使えない場合がある(日本の電話番号認証が必要なケースがある)
- 利用時に3〜4%の換算手数料が発生する場合があり、手数料ゼロのWOWPASSより不利なことも
- 使える店舗はAlipay+対応店に限定されており、すべての韓国の店舗で使えるわけではない
結論として、PayPayは「使える場面では便利」だが、韓国旅行のメイン決済にするには信頼性・対応店舗ともに不十分。補助的な手段として持っておく程度の位置づけが現実的だ。
WOWPASSとは?使い方とメリット
WOWPASSは韓国旅行者向けに特化したプリペイドカードで、韓国の仁川国際空港や主要観光地の空港・駅などにある専用両替機でウォンをチャージして使用する。
主な特徴は以下の通りだ。
- 決済手数料ゼロ: ウォンをチャージ後の支払いは手数料なし(日本円→ウォン変換時は換算コストあり)
- T-money機能内蔵: 地下鉄・バス・タクシーなど韓国の交通機関にそのまま使用可能
- アプリで支出管理: 専用アプリで残高・利用履歴をリアルタイムに確認できる
- 円転換でキャッシュバック: 円を機械でウォンに両替する際に約0.5%のキャッシュバックがある
デメリットは初回カード発行手数料(6,000ウォン、約600円相当)がかかる点と、チャージ残高が余った場合に返金手続きが必要になる点だ。3泊以上の旅行では元が取れることが多いため、滞在日数に応じて判断しよう。
現金・両替はどうする?
完全キャッシュレスで済む旅行者も増えているが、市場(マーケット)・露店・観光地の小規模飲食店では現金のみ対応のケースもある。2〜3泊なら1〜3万円程度を目安にウォンに換えておくと安心だ。
両替場所の比較
| 両替場所 | レート | メモ |
|---|---|---|
| 日本出発前(銀行・空港) | 悪い | 手数料が高く非推奨。到着後すぐ動きたい場合の少額のみ |
| 仁川空港(到着ロビー両替所) | 普通 | 空港としては標準的。市内より若干割高 |
| 明洞・東大門 等の観光地両替所 | 良い | 「公認両替所」マーク確認必須。複数店を比較するとさらにお得 |
| 現地ATMキャッシング | 良い | GS25・CUなどのコンビニATMが使いやすい。後日繰り上げ返済で利息最小化 |
おすすめの組み合わせ戦略
旅行スタイル・滞在日数によって最適な組み合わせは異なるが、多くの場合は以下の3点セットが定番だ。
- 1. 海外旅行保険付きカード(エポスカード等)で航空券・宿泊代を支払う
旅行保険を自動付帯させるために、出発前に使用しておくのがポイント。 - 2. WOWPASSをメインの現地決済に使う
交通・食事・ショッピングすべてWOWPASSにまとめることで手数料を抑え、支出管理も一元化できる。 - 3. 現金は1〜2万円分のウォンを明洞等で両替して持参
露店・市場・現金のみ対応の店舗に備えて少額準備。足りなくなれば現地ATMキャッシングで補充。
PayPayは「使える場所があれば使う」程度の意識で持っていくと、利便性が上がる場面もある。ただしメインの決済手段には不向きなのが現状だ。
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まとめ
- 韓国はキャッシュレス比率世界1位。クレジットカードがあれば大半の場面は対応可能
- クレカの海外手数料はカードによって大差あり。イオン・エポスカードが低コスト
- PayPayは2025年9月から韓国対応(Alipay+加盟店のみ)。メイン決済には不向き
- WOWPASSは決済手数料ゼロ+交通IC機能付き。3泊以上なら積極的に活用
- 現金は1〜3万円分を明洞などの公認両替所で換えておくと安心
- おすすめ3点セット:海外保険カード+WOWPASS+少額現金
本記事の情報は2026年5月時点のものです。為替レート・手数料・PayPayの海外対応状況などは変動する場合があります。最新情報は各クレジットカード会社・PayPay公式サイトでご確認ください。

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