全国の自治体が配っている「マンホールカード」で、受け取りをめぐるマナー違反が相次いでいます。時事通信は2026年11月4日、職員への暴言や路上駐車が後を絶たず、配布をやむなく終了した自治体も出ていると報じました。この記事では、配布を休止・終了した自治体の例、公式が案内するもらい方とルール、配布場所へ行く前の確認点を整理します。
・広島県東広島市は9月末で配布を一時休止、北海道斜里町は2025年2月で配布を終了しました(時事通信)。
・マンホールカードは1人1枚・無料・手渡しが基本で、郵送には対応していません(マンホールカード振興財団)。
・配布場所は自治体ごとに異なり、在庫切れや休止もあるため、行く前に自治体のサイトで確認するのがおすすめです。
公開日: 2026年11月4日 / 内容は時事通信の報道とマンホールカード振興財団(GKP)の案内に基づきます

目次
- 1. 結論 何が起きているのか
- 2. 配布を休止・終了した自治体はどこか
- 3. マンホールカードのルールはどうなっているか
- 4. もらい方の流れ(行き方のやり方)
- 5. 行く前の確認チェック
- 6. こんな人には向かない場合
- 7. よくある質問
1. 結論 何が起きているのか
時事通信によると、マンホールカードの発行枚数は累計で約2,600万枚に上ります。カードは2016年から、下水道事業のPRや観光振興のため、自治体が予算を計上して作っています。名刺大で、表にマンホールの写真と位置情報、裏にデザインの由来が載っており、道の駅や観光施設などで1人につき無料で1枚配られています。人気が高く、1日で約4,000枚が配られることもあるといいます。
一方で、職員への暴言や路上駐車などのトラブルが続き、配布をやめる自治体が出てきました。マンホールカードの目的は、マンホール蓋を通じて下水道への理解や関心を深めてもらうことだと、運営する財団は説明しています(マンホールカード振興財団)。
2. 配布を休止・終了した自治体はどこか

財団によると、ほかにも、転売目的だったり、服装を変えて何度も受け取ったりする問題が出ているということです。ここで挙げた2件以外の自治体の状況は、報道では触れられていません。個別の配布状況は、各自治体のサイトで確認してください。
配布が終わったままのカードは、再開される?
財団のよくあるご質問では、配布終了のままになっている自治体について、カード発行時に可能な限り継続して配るようお願いしているが、財政上の制約などで継続が一時的に難しくなる場合があると説明しています。財団は、マンホールカードを一過性の事業ではなく、下水道広報の長期的な取り組みと位置づけ、将来的な再開をお願いしているとのことです。なお、発行一覧は記録として残すため、配布が終わった自治体も削除しないとしています。
3. マンホールカードのルールはどうなっているか

- 枚数: 1人1枚。1人で複数枚もらうと他の人がもらえなくなり、自治体の予算も限られるため、遠慮するよう案内されています。
- 受け取り方: 1人1枚の「手渡し」で、郵送には対応していません。配布場所の近所のお店などに受け取りを頼むのは迷惑行為だと、財団は述べています。
- 在庫: 在庫切れの場合があるため、財団は自治体のホームページで事前に在庫を確認するようすすめています。
- 転売: 個人間のやり取りなので禁止はできないものの、財団は転売を強くご遠慮いただいているとしています。作成費用には自治体の税金が使われているためです。
カードの大きさと見方
サイズは縦8.8cm×横6.3cmで、一般的なトレーディングカードと同じです。市販のカードホルダーも使えると財団は案内しています。表面にはマンホール蓋の写真と緯度経度が載っているため、実物の設置場所まで足を運べます。ベースカラーは日本を9ブロックに分けた9色と全国ブロックの計10色で、地域ごとに集められます。
発行のペースと英語版
カードは概ね年3回発行されています。第8弾から登録制になり、1弾あたりの発行数に上限があるため、登録希望が上回ると抽選になります。このため、都道府県によって発行数に差が出ています。英語版を配っているのは、稚内市、天塩町、釜石市、つくば市、鹿嶋市、所沢市、富山市、軽井沢町、米子市、広島市、北九州市の11自治体です(2026年2月現在)。
4. もらい方の流れ(行き方のやり方)

- 配布場所を「マンホールカード検索ページ」で探す。
- 自治体のサイトで、在庫、配布時間、休止や終了の案内がないかを確認する。
- 配布場所で、窓口の案内に従って1人1枚を受け取る。
- 余裕があれば、カード表面の緯度経度を頼りに、実物のマンホール蓋も見に行く。
配布場所や時間は自治体ごとに決まっており、変更になることもあります。必ず最新の案内を、自治体の公式サイトで確認してください。
5. 行く前の確認チェック

旅先での行事や混雑の下調べは、【酉の市2026】一の酉11/7・二の酉11/19|浅草と新宿の時間と混雑のような記事も参考になります。おでかけ前の計画には、【ブルーインパルス】11月の飛行予定は?4か所の日程と時間も役立ちます。
6. こんな人には向かない場合
マンホールカードは、現地を訪れて受け取り、旅の思い出にするものです。次のような人には向きません。
- 郵送やネットで取り寄せたい人(1人1枚の手渡しが原則で、郵送は不可)
- 何枚も集めて売ることが目的の人(財団は転売を強くご遠慮いただいています)
- 配布場所に事前確認なしで行き、受け取れなかったときに不満をぶつけてしまいそうな人
配布を続けてもらうには、受け取る側のマナーが欠かせません。休止や終了になった自治体の例は、それを示しています。
7. よくある質問
まとめ
・マンホールカードは1人1枚・無料・手渡しが基本で、郵送には対応していません。転売は強くご遠慮いただいているとされています。
・行く前に、自治体のサイトで配布状況、在庫、時間を確認し、配布場所では案内とマナーを守りましょう。
配布状況やルールは変更される場合があります。最新の情報は、各自治体とマンホールカード振興財団の公式サイトで確認してください。
参考・出典
- 時事ドットコム「マンホールカード、相次ぐマナー違反 受け取れず怒鳴る客、暴言 発行自治体、やむなく終了も」(2026年11月4日)
- マンホールカード振興財団 よくあるご質問
- 下水道広報プラットホーム(GKP) マンホールカード検索
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