【松井秀喜監督】巨人秋季キャンプで擬音指導|4選手の中身を整理

巨人の松井秀喜監督(52)が、川崎のジャイアンツ球場で行っている秋季キャンプの4日目、11月3日に、若手と中堅の4選手へ打撃の個別指導をしました。「パッ、パッ、パーン」「バーン」といった擬音を交えた教え方が、各紙で報じられています。この記事では、誰に、どのくらい、何を伝えたのかを、選手別に整理します。選手の発言は各紙で表記が違うので、その違いも併せて載せます。

結論(11月3日時点)
・11/3は第2クールの初日で、松井監督は荒巻悠・相沢白虎・小浜佑斗・増田陸の4人に打撃指導をしました。第1クールは様子見で、打撃の指導は知念が質問した場面だけでした(日刊スポーツ)。
・伝え方の中心は、ゴムを最大まで引っ張って離すという例えと、擬音です。トップで「パッ」と止まり、最大のひねりから「バーン」と回る、という内容です。
・最も長かったのは増田陸との約20分(報知)で、本人の希望によるマンツーマンでした。左投手への対応を質問しています。
・長嶋茂雄氏との共通点を指摘する報道はありますが、松井監督本人が認めた発言は確認できていません。

公開日: 2026年11月3日

巨人の松井秀喜監督が秋季キャンプで擬音を交えて4選手に個別指導 11月3日の内容を整理した図
当サイト作成の図表(出典: 各紙11/3の報道)




目次

  • 1. 11/3に何があったか
  • 2. 4選手の指導内容
  • 3. 擬音の中身を3段階で読む
  • 4. 増田陸の擬音は各紙で表記が違う
  • 5. 確認できたこと・できていないこと
  • 6. この記事が向かない人
  • 7. まとめ
  • 参考・出典




1. 11/3に何があったか

11月3日は、川崎のジャイアンツ球場で行われている秋季キャンプの4日目で、第2クールの初日でした。第1クールの松井監督は、選手の様子を見る立場に徹していたと報じられています。日刊スポーツによると、第1クールで打撃について指導したのは、知念が質問に来たときだけでした。

この日は、4人の選手に個別で声をかける場面がありました。記者から「ゴジラの日」だと伝えられた松井監督が「貴重な情報ですね。覚えておきます」と答えた場面も、報じられています。

同じ秋季キャンプでは、【巨人コーチ陣2027】松井新監督の一軍・二軍・三軍の全メンバー一覧で整理したコーチ陣のうち、高橋由伸ヘッドコーチも、ユニホームを着て練習に加わったと報じられています(報知・日刊スポーツ)。

2. 4選手の指導内容

松井秀喜監督が11月3日に指導した荒巻悠 相沢白虎 小浜佑斗 増田陸の4選手と指導時間の一覧
当サイト作成の図表(出典: 各紙11/3の報道)

指導の時間は、報知の記事にある数字です。ほかの新聞は、人数と内容が中心で、時間まで書いていないものがあります。

荒巻悠(内野手・23歳・プロ2年目) 約5分
松井監督に「ちょっとおいで」と呼ばれて、声をかけられました(報知)。左打ちの長距離砲候補として、期待されている選手です。スポニチは、午前の屋内での指導としています。
相沢白虎(育成・外野手・22歳) 約8分
バットを手にしながらの指導でした。時間は報知の記載によるものです。
小浜佑斗(内野手・25歳・来季2年目) 約3分
「パッ、パッ、パーン」と、身振りを交えた説明を受けました。小浜は「分かりやすかった」「擬音っぽい教え方は今までいなかった」と話し、松井監督を「遠すぎる存在」と表現しています。日刊スポーツによると、本人の言い換えは「トップで一度止まり、ボールを見てから、割れを保ったまま攻める」というものです。
増田陸(内野手・26歳) 約20分
自分から頼んで、マンツーマンで教わりました。2018年のドラフト2位で入団し、2026年は63試合に出場して打率2割3分6厘、6本塁打です。聞いたのは、左投手へのアプローチでした。スポニチは、スイングの速さを上げれば、ボールを長く見られて、引き込んで幅も出せる、という趣旨の助言と伝えています。

日刊スポーツの写真説明には「荒牧」という表記がありますが、報知とスポニチは荒巻悠です。この記事は、荒巻悠で統一しています。




3. 擬音の中身を3段階で読む

松井監督の打撃指導の例え トップで止まる ゴムを最大まで引っ張る 最大のところから一気に回る の3段階
当サイト作成の図表(出典: 各紙11/3の報道)

日刊スポーツの説明では、松井監督は打撃をゴムに例えています。ゴムを最大まで引っ張った状態から離せば、最大のスピードが出ます。ゆっくり離すと、スピードは落ちます。打撃でいうと、トップの形から、体のひねりを最大にして、一気に回す、という考え方です。

1段階目 「パッ」と止まる
トップで一度、動きを止めて、割れ(ため)をつくります。小浜の言い換えの「トップで一度止まる」にあたる部分です。
2段階目 最大まで引っ張った状態をつくる
ゴムを引っ張り切るイメージです。増田の談話にある「最大引っ張った状態から」にあたります。
3段階目 「バーン」と回る
最大の状態から、一気に回ります。「グワっと、ガン」ではなく、止まった状態から「パッ」と回れたらよい、というのが増田の受け取りです(報知)。

松井監督は、教え方についても話しています。「子どもの時から今日までに蓄積されたもの。アメリカだけではないです」(Full-Count)という言葉です。また「みんなそれぞれ課題を持っているでしょうから。聞かれたときになるべく納得してもらえる答えを用意したい」とも話しています(日刊スポーツ・Full-Count)。

増田は「言葉では難しい」とも話していて(日刊スポーツ)、言葉の説明よりも、身振りと感覚で理解したようです。擬音は、技術を誰にでも伝わる言葉に直すためというより、感覚を共有するための手段だと読めます(これは記事を読んだ上での見方です)。

4. 増田陸の擬音は各紙で表記が違う

増田陸が聞いた擬音の各紙の表記 デイリーとスポニチはバーン 日刊スポーツはバン Full-Countはパン
当サイト作成の図表(出典: 各紙11/3の報道)

同じ指導を伝える記事でも、擬音の書き方は、新聞ごとに違います。デイリーとスポニチは「バーン」、日刊スポーツは「バン」、Full-Countは「パン」です。報知は、増田の言葉として「グワっと、ガン、じゃなくて。パッて止まった状態で…パッて回れる、バーン!…最大引っ張った状態からガン!って回れたら一番」と伝えています。

擬音は、聞いた記者の耳と、記事にするときの書き方で変わるものです。この記事では、どれが正しいと決めず、各紙の表記を並べました。一致して読み取れるのは、止まる動きと、一気に回る動きの2つが、1つの流れになっている点です。

5. 確認できたこと・できていないこと

松井監督の擬音指導について報道で確認できたこととできていないことの整理
当サイト作成の図表(出典: 各紙11/3の報道)
長嶋茂雄氏との関係
報知は「4番1000日計画」を、日刊スポーツは松井監督の日米通算507本塁打を取り上げ、長嶋氏の指導との共通点を示しています。ただし、これは記者の見立てで、松井監督が「長嶋さんの教え方だ」と話した発言は、確認できていません。
指導の効果
選手の感想は「分かりやすかった」までで、打撃の数字や内容にどう影響するかは、まだ分かりません。秋季キャンプは、来季に向けた土台づくりの期間です。
時間の数字
約5分・約8分・約3分・約20分は報知の記載です。ほかの新聞の記載とは、完全には照合できていません。

他球団の秋季キャンプの様子は、工藤中日 秋季キャンプ初日にもまとめています。

6. この記事が向かない人

  • 来季の成績や、レギュラー争いの予想を知りたい人。この記事は、11/3の指導の内容に限っています。
  • 松井監督の指導を、技術論として細かく知りたい人。報道されている言葉と、選手の談話の範囲でしか整理できていません。
  • 4選手以外の選手の指導を知りたい人。この日の報道で確認できたのは、4人です。

チームの戦力の動きは、巨人 自由契約の選手一覧で整理しています。




7. まとめ

・11/3(秋季キャンプ4日目)、松井秀喜監督が荒巻悠・相沢白虎・小浜佑斗・増田陸の4人に打撃指導をしました。
・内容の中心は、ゴムを最大まで引っ張って離す例えと、「パッ」と止まって「バーン」と回る擬音です。
・増田陸とは約20分のマンツーマン。左投手への対応が質問のテーマでした(報知)。
・擬音の表記は各紙で違い、長嶋氏との共通点は記者の見立てです。効果の評価は、まだできません。

日程や情報は変更される場合があります。最新情報は読売ジャイアンツ公式サイトでご確認ください。

参考・出典

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