【近畿 大雨】10/26も警報級の可能性|和歌山68mmとJR運転状況

2026年10月26日(月)朝の時点で、25日の和歌山県を中心とした大雨の被害・交通への影響と、26日の近畿の警戒ポイントを整理しました。(2026年10月26日 公開・6時台までの報道をもとに作成)

結論
25日は和歌山市で1時間68.0mmと10月の観測史上最大の雨になり、和歌山県に一時レベル4の土砂災害危険警報が出ました。26日も大阪管区気象台は、近畿で朝〜夜にかけて警報級の大雨の可能性があるとしています。JR西日本の在来線は25日に阪和線・和歌山線・きのくに線・紀勢線で運転見合わせが出たため、月曜朝は出発前に必ず運行状況を確認してください。新幹線は26日の始発から通常運行の予定です(NHK・午前5時半時点)。
目次
1. 25日の和歌山で何が起きた?
2. JR西日本はどこで止まった?運転状況
3. 26日の近畿はいつ・どこが危ない?
4. レベル3とレベル4の違いと取るべき行動
5. 月曜朝の通勤・通学で確認すること
6. 台風30号が消えたのに雨が続く理由
7. よくある質問
8. まとめ
和歌山市で道路が冠水した様子 近畿の大雨 10月26日も激しい雨のおそれ

画像出典: NHK NEWS WEB(和歌山 25日午前10時ごろ)




25日の和歌山で何が起きた?

前線や台風30号などの影響で、25日は和歌山県を中心に局地的に非常に激しい雨が降りました(NHK・25日20時15分)。MBSニュースによると、和歌山市内では午前10時3分までの1時間に68ミリを観測し、これは10月の観測史上最大です。市は災害警戒本部を立ち上げて対応に当たりました。

和歌山市で午前10時3分までの1時間に68.0mmを観測 10月の観測史上最大

画像出典: MBSニュース(視聴者提供映像)

レベル4の警報が一時発表
和歌山県では北部を中心に、一時レベル4の「土砂災害危険警報」が発表されました。ウェザーニュースによると、25日13時10分の時点でも和歌山県にレベル4、徳島県・和歌山県・静岡県にレベル3の大雨警報が出ていました。京都新聞は、大阪市にも一時レベル3の大雨警報が出たと伝えています。
土砂崩れと避難指示
和歌山市相坂では土砂崩れが発生して通行止めになりましたが、MBSの記事の時点(25日17時40分ごろ)で解除されています。由良町と広川町の一部では一時避難指示が出ましたが、同じ時点で解除されています。

25日の大雨のピークは過ぎたものの、NHKは近畿で26日朝から再び局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあるとして、土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

近畿の大雨 25日から26日の時系列 和歌山68mmとJR運転見合わせ

画像出典: MBSニュース・NHK・京都新聞・tenki.jp・関西テレビの報道をもとに作成




JR西日本はどこで止まった?運転状況

25日はJR西日本の近畿の在来線で、和歌山県内を中心に複数路線が運転を見合わせました。時点ごとに区間が変わっているため、報道で確認できた2つの時点を並べます。

25日午前11時現在(関西テレビ)

阪和線
和泉砂川駅〜和歌山駅
和歌山線
五条駅〜粉河駅、高田駅〜五条駅
きのくに線
加茂郷駅〜和歌山駅、箕島駅〜加茂郷駅、御坊駅〜箕島駅
紀勢線
和歌山市駅〜和歌山駅

25日午後5時40分ごろ(MBSニュース)

和歌山線
和歌山駅〜高田駅で見合わせ
きのくに線
和歌山駅〜紀伊田辺駅で見合わせ
紀勢線
和歌山駅〜和歌山市駅で見合わせ

その後の再開状況

NHKによると、大雨で線路内に竹が倒れ込んだ影響で止まっていたきのくに線の御坊駅〜和歌山駅は、竹の撤去作業が終わり、25日午後11時10分すぎに運転を再開しました。そのほかの区間の26日朝の状況は、報道の時点では確認できていません。

この記事の運行情報は26日の判断材料になりません
上に挙げた区間は25日時点の報道です。26日の運転計画は雨の降り方で変わります。出発前にJR西日本公式サイトや公式Xで路線ごとの運転状況を確認してください。私鉄・地下鉄・バスについては、この記事では扱えていません。Yahoo!路線情報の近畿の運行情報で一覧できます。

26日の近畿はいつ・どこが危ない?

大阪管区気象台は25日夕に大雨に関する気象情報を発表し、台風30号などの影響で、近畿地方は26日朝〜夜にかけて再び警報級の大雨の可能性があるとして、浸水害・河川の増水・土砂災害への警戒を呼びかけました(京都新聞)。

府県別の「警報級の可能性」の時間帯

兵庫県・京都府
26日朝〜夜に警報級大雨の可能性(京都新聞の府県別記事の見出しによる)
大阪府・滋賀県
26日昼前〜夜に警報級大雨の可能性(同上)

予想より雨が強まった場合は、近畿2府4県で26日朝〜夜にレベル3大雨警報が発表される可能性があります。京都府と和歌山県北部では、レベル4の土砂災害危険警報の可能性もあるとされています。

予想雨量(多い所)

1時間降水量は、25日が近畿中南部で30ミリ、26日は近畿地方で最大40ミリの予想です。24時間降水量は、25日午後6時〜26日午後6時が近畿北部80ミリ・中部100ミリ・南部120ミリ、26日午後6時〜27日午後6時が北部60ミリ・中部80ミリ・南部80ミリです。

近畿の24時間降水量予想 北部80ミリ 中部100ミリ 南部120ミリ 大阪管区気象台

画像出典: 大阪管区気象台の発表(京都新聞・Yahoo!ニュース掲載)をもとに作成

25日と26日の違い: 「和歌山中心」から「近畿全体」へ

25日にレベル4が出たのは和歌山県の一部でしたが、26日の予想は2府4県の広い範囲で警報級の可能性とされており、雨の範囲が広がる点が違います。一方、26日に予想される1時間降水量の最大は40ミリで、25日に和歌山市で実際に観測された68ミリより少ない見通しです。ただし土砂キキクルの判定は、1時間雨量と「土壌雨量指数」(地中にどれだけ雨がたまっているかの指標)の組み合わせで行われます(気象庁)。25日に大雨が降った地域では、雨量が少なくても危険度が上がることがある、という仕組みは知っておく必要があります。




レベル3とレベル4の違いと取るべき行動

2026年5月29日から運用が始まった新しい防災気象情報では、これまでの大雨警報が「レベル3大雨警報」に名称が変わり、警戒レベルの数字が情報名に付くようになりました(気象庁)。25日の報道に出てきた「土砂災害危険警報」はレベル4に当たります。

レベル3大雨警報とレベル4土砂災害危険警報の違い 取るべき行動の比較

画像出典: 気象庁「新たな防災気象情報について(令和8年〜)」「土砂キキクル」をもとに作成

レベル3(警報)
土砂キキクルの「警戒」(赤)が目安です。気象庁は、土砂災害警戒区域等にお住まいの高齢者等は遅くともこの段階で自ら避難の判断をするよう案内しています。一般の人にも、普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたりすることが強く望まれるとしています。
レベル4(危険警報)
土砂キキクルの「危険」(紫)が目安で、危険な場所からの避難が必要な段階です。命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況とされ、一般の人も遅くとも「危険」(紫)が出た時点で、土砂災害警戒区域等の外の安全な場所へ速やかに避難することが重要です。

避難のときは、指定された避難場所へ向かうことにこだわる必要はありません。気象庁は、道路冠水や暴風で移動がかえって危険なときは、崖から少しでも離れた部屋や、近くの頑丈な建物の上層階に移るなど、その時点で最善の行動を取るよう案内しています。自治体から避難指示や高齢者等避難が出たときは、キキクルの色に関わらず速やかに行動してください。

土砂キキクルの現在の色は気象庁の危険度分布(キキクル)で、発表中の警報は気象庁の警報・注意報ページで確認できます。

月曜朝の通勤・通学で確認すること

ウェザーニュースは23日の交通影響予測で、新幹線が動いていても在来線や私鉄が止まっていれば目的地へ着けない事態がありうること、天候が回復しても線路や設備の安全確認で再開まで時間がかかる場合があることを挙げています。26日朝のNHKの交通影響(午前5時半時点)では、新幹線は始発から通常通りの予定でしたが、乗り継ぎ先の在来線までは確認が必要です。

月曜朝の大雨 出発前チェック5項目 JR西日本の運行状況と冠水に注意

画像出典: ウェザーニュース・気象庁・JR西日本の案内をもとに作成

こんな人は特に早めの確認を

和歌山・大阪南部から通勤する人
阪和線・きのくに線・和歌山線・紀勢線は25日に広い区間で止まりました。26日朝の運転計画を事前に確認し、振替輸送や別ルートを用意しておくと安心です。
車で通勤する人
ウェザーニュースは、高速道路に大きな影響がなくても、一般道ではアンダーパスなど低い場所で冠水し通行が難しくなると指摘しています。出発前に通勤路の冠水の有無を確認し、無理なら公共交通へ切り替えましょう。
土砂災害警戒区域に住む人
自宅や通学路が警戒区域かをハザードマップで確認し、雨が強まる時間帯の外出を見合わせる判断も選択肢です。

この記事では、26日に学校・会社が休みになるかどうかは扱えていません。各自治体・学校・勤務先の案内を確認してください。

台風30号が消えたのに雨が続く理由

tenki.jpによると、台風30号は25日午後9時に東シナ海で温帯低気圧に変わりました。ただ、京都新聞が伝えた大阪管区気象台の説明では、この温帯低気圧は秋雨前線を伴い、北東側で雨雲が発達する見込みで、近畿が26日にその強い雨のエリアに入る可能性があります。台風でなくなっても雨の警戒は終わらない、という点が今回のポイントです。

tenki.jpは、台風から変わった低気圧や前線の影響で、九州から関東甲信にかけて27日にかけて大雨となる所があるとしています。27日にかけては太平洋側を中心に雨で、雨の量がさらに増える所がありそうだとも伝えています。台風30号そのものの経過は、当ブログの台風30号の進路・影響まとめで整理しています。

よくある質問

運転見合わせの区間はいつ再開しますか?

雨が弱まっても、線路や設備の安全確認が終わるまで再開できないことがあります(ウェザーニュース)。25日のきのくに線は、竹が線路に倒れ込んだ影響で、撤去が終わった午後11時10分すぎの再開でした。再開時刻は見通せないため、JR西日本の公式発表を確認してください。

「大雨警報」と「土砂災害危険警報」はどちらが危険ですか?

警戒レベルの数字が大きい、レベル4の土砂災害危険警報の方が危険度は高い段階です。レベル3は高齢者等の避難と一般の人の避難準備、レベル4は危険な場所からの避難が必要な段階とされています(気象庁)。

26日の雨はいつまで続きますか?

大阪管区気象台は26日朝〜夜の警報級大雨の可能性を示しており、24時間降水量は26日午後6時〜27日午後6時にも近畿北部60ミリ、中部・南部80ミリが予想されています。27日にかけても注意が必要です。




まとめ

・25日は和歌山市で1時間68.0mm(10月の観測史上最大)、和歌山県に一時レベル4の土砂災害危険警報。
・26日は近畿2府4県で朝〜夜に警報級の大雨の可能性。京都府と和歌山県北部はレベル4の可能性も。
・JR西日本は25日に阪和線・和歌山線・きのくに線・紀勢線で運転見合わせ。きのくに線 御坊〜和歌山間は25日午後11時10分すぎに再開。26日朝は新幹線は通常運行の予定。
・月曜朝は公式の運行情報とキキクルを見てから出発し、冠水しやすい道は避ける。

あわせて読みたい

参考・出典

警報・運行状況・雨量予想は時間とともに変わります。最新情報は気象庁・各自治体・JR西日本などの公式発表で確認してください。





コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です