【iPhone Duo】LINE・PayPayは未対応?対応アプリ一覧

(2026年10月25日 公開)

2026年10月23日に発売されたApple初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」。閉じると5.4型、開くと7.6型になりますが、開いた大画面を生かせるかどうかは、アプリ側の対応次第です。ITmedia Mobileの検証をもとに、LINE・PayPayなど日本の定番アプリがどう見えるかを整理します。

結論
2026年10月23〜24日時点で、LINE・PayPay・TVer・ポケモンGO・Googleスプレッドシートは未対応です。インナーディスプレイ(開いた大画面)で起動すると、画面中央に通常のiPhoneサイズで表示され、左右に黒い余白が出ます。一方、Instagram・Netflix・Slack・ChatGPT・Claudeなどは対応済みで、Googleマップも発売前後のアップデートで全画面表示に対応しました。対応状況はApp Storeの「Made for iPhone Duo」バッジで確認できます。
iPhone Duoのインナーディスプレイで起動したLINE 周囲に黒い余白が出る様子

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)

この記事でわかること

  • アプリの表示が3段階に分かれる仕組み
  • 未対応の日本アプリと実際の見え方
  • 対応済みアプリの一覧
  • 買う前に自分のアプリを確認する方法
  • 対応が進むのはいつごろか




iPhone Duoのアプリ表示は3段階に分かれる

ITmedia Mobileによると、インナーディスプレイでの表示は、アプリを作る際に使われた開発キット(SDK)のバージョンで3段階に分かれます。SDKとは、アプリ開発者がiOS向けにアプリを組み立てる際に使うツール一式のことです。

段階1: iOS 26以前のSDKでビルドされたアプリ
従来のiPhoneと同じサイズで表示され、周囲に黒い余白ができます。
段階2: iOS 27のSDKでビルドされたアプリ
表示領域は広がりますが、一部に余白が残ります。
段階3: iOS 27.1以降のSDKでビルドされたアプリ
画面いっぱいに表示されます。

つまり、「iOS 27に対応した」と書かれているアプリでも、画面いっぱいに使えるとは限りません。完全に大画面を生かせるのは、iOS 27.1以降のSDKでビルドされたアプリに限られます。

iPhone Duoを開いた状態 インナーディスプレイにロック画面を表示

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)




LINE・PayPay・TVerなど未対応アプリの見え方

ITmedia Mobileが実機で確認した、未対応アプリの表示です。いずれも2026年10月23日時点の確認です。

LINE

インナーディスプレイで開くと、画面中央にiPhoneと同じ大きさのUIが表示され、周囲は黒い帯で囲まれます。本体を横向きに持っても縦長の表示のまま中央に配置され、使われるのは画面の横幅の3分の1強にとどまります。

iPhone Duoの大画面で通常サイズのまま表示されたLINEのトーク一覧

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)

閉じたアウターディスプレイでも課題があります。トーク画面でキーボードを表示させると、見える会話はほぼ2行分に限られます。入力欄の周囲にはAI機能「Agent i」のボタンやスタンプのサジェストも並び、狭い画面をさらに圧迫します。

iPhone Duoのアウターディスプレイでキーボードを出したLINEのトーク画面

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)

ポケモンGO

インナーディスプレイで起動すると、画面中央に小さく表示されます。画面いっぱいまで広げることもできますが、拡大しているだけで情報量は増えず、左右には非対称の黒帯が生じます。

iPhone Duoのインナーディスプレイで拡大表示したポケモンGO

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)

PayPayとTVer

PayPayとTVerも同様に未対応で、インナーディスプレイでは左右に黒い余白が残ります。

iPhone Duoのインナーディスプレイで起動したPayPay 左右に黒い余白

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)

iPhone Duoのインナーディスプレイで起動したTVer 左右に黒い余白

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)

Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシートもまだ対応しておらず、拡大表示はできても表示できる情報量が少ないままです。

iPhone Duoで拡大表示したGoogleスプレッドシート

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)

「拡大」ボタンで解決する?

画面右下の拡大ボタンを押せば、画面の幅いっぱいまで表示を引き伸ばせます。ただし文字やボタンが大きくなるだけで、一度に表示できる情報量は変わりません。ITmedia Mobileは、2010年に初代iPadが登場した際にiPhone用アプリを2倍に拡大して表示していたのと同じ仕組みだと説明しています。

対応済みアプリ一覧(インナーディスプレイに最適化)

対応済みアプリでは、Appleが付ける「Made for iPhone Duo」バッジがApp Storeに表示されます。ITmedia Mobile(10月24日12時30分時点)が紹介した対応アプリの一例は次のとおりです。

ビジネス
Microsoft Word / Outlook、Zoom、Slack、Fantastical、FirstSeed手帳、Things 3、Noteshelf 3、日本経済新聞 電子版
交通・天気
Lyft、アメミル、Weather 360
旅行
アメリカン航空、ユナイテッド航空、Tripsy、Raylie、Flighty
料理・暮らし
NYT Cooking、LTK
動画編集・SNS
Detail、Instagram(Instagram Editsを含む)、VLLO、NobodySurf
動画配信・スポーツ
Netflix、Amazon Prime Video、Paramount+、MLB

このほか、前述のITmedia Mobile 10月23日の記事では、ChatGPT、Claude、Googleマップ(発売前後のアップデートで全画面表示に対応)、Teslaのアプリも対応済みとされています。

iPhone Duoのインナーディスプレイに最適化されたInstagram

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)

iPhone Duoに完全対応したSlackのチャンネル一覧画面

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)

iPhone Duoの大画面に対応したTeslaアプリのコントロール画面

画像出典: ITmedia Mobile(itmedia.co.jp/mobile)

対応アプリの活用例

NetflixやAmazon Prime Videoは、本体を折って立てるフレックスモードで、画面の上半分に映像、下半分に操作画面やキャスト情報(X-Ray)を表示できます。Slackではチャンネル一覧とやりとりを一画面に収められます。Zoomでは共有資料と参加者の映像を同じ画面に並べられます。




日本の定番アプリは対応が遅れやすい?

Appleが発表に合わせて名前を挙げたDuo向けのアプリやゲームは57本ありますが、国別に紹介されたアプリに日本向けの項目は含まれていませんでした。ITmedia Mobileは、日本の人気アプリには独自のデザインを採用したものが多く、金融系のアプリは安全性の検証に時間をかける傾向があるため、主要アプリの対応版が出そろうまでにはしばらくかかりそうだと伝えています。

「Made for iPhone Duo」バッジを獲得しているのは、現状では海外発のグローバルアプリが中心です。

買う前に自分のアプリを確認する方法と向かない人

3ステップで確認

  • 1. 毎日使うアプリを5つほど書き出す(メッセージ・決済・動画・ゲーム・仕事用など)
  • 2. App Storeの各アプリの製品ページで「Made for iPhone Duo」バッジの有無を見る
  • 3. バッジが無いアプリは、拡大表示のまま使うことになると想定しておく

Apple公式のiPhone Duoにおすすめのアプリ(App Store)では、Appleが紹介する対応アプリを一覧できます。ただし、日本向けの項目が含まれていなかったとITmedia Mobileが指摘している点には注意してください。

向かない人・注意したい人

LINE・PayPay・TVerなど、日本の定番アプリが利用の中心の人は、開いた大画面のメリットを感じにくい可能性があります。本体価格は36万4800円からと高額で、現時点ではアプリ側の対応待ちになる場面が多くなります。逆に、Instagram・Netflix・Slack・Zoomなど対応済みのアプリが中心の人は、大画面の恩恵を受けやすいといえます。

価格や予約・在庫の状況は、当ブログのiPhone Duo予約は10月16日21時|品薄対策と価格まとめも参考にしてください。

対応が進むのはいつ?目安は2027年4月

1つの目安になるのが2027年4月です。Appleは、同月以降にApp Storeへ申請されるすべてのアプリとゲームについて、iPhone Duo用スクリーンショットの提出を必須にすると発表しています。新規公開だけでなく、既存アプリのアップデートも対象です。同じく2027年4月からは、iOS 27以降のSDKでのビルドも求められます。

ただし、画面の端まで使う完全な最適化が義務付けられるわけではありません。それでも、スクリーンショットを用意する以上、開発者は自分のアプリがDuoでどう見えるかと向き合うことになります。少なくとも、表示領域が最も狭いiOS 26以前のSDKでビルドされたアプリは減っていくと見られます。

よくある質問

LINEはiPhone Duoで使える?

使えますが、インナーディスプレイでは通常のiPhoneサイズで中央に表示され、周囲に黒い余白が出ます。2026年10月23日時点の確認です。

「Made for iPhone Duo」バッジとは?

Duo用のスクリーンショットを登録したアプリに、App Storeの製品ページで表示されるバッジです。対応状況を知る目安になります。

未対応アプリでも使える?

使えます。既存のiPhoneアプリは動作しますが、大画面を生かした表示にはなりません。

価格と発売日は?

2026年10月23日発売で、36万4800円からです。詳細はApple公式のiPhone Duoページで確認できます。




まとめ

・LINE・PayPay・TVer・ポケモンGO・Googleスプレッドシートは、2026年10月23日時点で未対応で、黒い余白が出る
・Instagram・Netflix・Slack・ChatGPT・Claude・Googleマップ・Teslaなどは対応済み
・完全な全画面表示は、iOS 27.1以降のSDKでビルドされたアプリに限られる
・購入前にApp Storeで「Made for iPhone Duo」バッジを確認する
・2027年4月のスクリーンショット必須化が、対応が進む目安

アプリの対応状況は日々更新されます。最新の状態はApp Storeや公式の情報で確認してください。

参考・出典

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