【渋谷ハロウィン2026】交通規制はいつ?ハチ公封鎖と自粛要請

渋谷ハロウィンの交通規制はいつから?2026年は10月30日(金)・31日(土)の2日間、ハチ公像の仮囲いや路上飲酒の規制、酒類販売の自粛依頼など対策が重なります。渋谷区が発表した内容を日程別に整理しました。

結論: 2026年のハロウィーン当日(10月31日・土)の渋谷は、前日の30日(金)と合わせた2日間、対策が実施されます。ハチ公像の周りには仮囲いが設置されて像が見られなくなり、渋谷区は酒類を扱う62店舗に販売の自粛を依頼しています。警察の交通規制は31日夕方から11月1日早朝にかけて実施予定です。

長谷部健区長は「来るなとは言いたくない」と述べており、渋谷区の呼びかけは「来訪の禁止」ではなく、迷惑行為をやめてほしいというお願いです。ただし、31日の渋谷は仮装をして夜通し楽しめる街ではない、という点を強調しています。

目次
長谷部健渋谷区長がGOODBYE BAD HALLOWEENのボードを持ち、迷惑行為を禁じる4種のポスターが並ぶ会見の様子
画像出典: 渋谷区(シブヤ経済新聞掲載)




何が決まったのか|渋谷区の発表の要点

渋谷区は9月30日、10月末のハロウィーン対策を発表しました。今年掲げたメッセージは「GOODBYE BAD HALLOWEEN(さよなら迷惑ハロウィーン)」です。問題視されてきたのは、路上での飲酒・喫煙、ごみのポイ捨て、騒音、通行の妨げになる仮装姿での写真撮影などで、区はこれらを「本来のハロウィーンの楽しみ方ではない」としています。

今年はハロウィーン当日の10月31日が土曜日にあたるため、前日の金曜(30日)と合わせた2日間で対策が組まれています。対策予算は約7,400万円で、内訳は駅周辺の安全対策が約5,800万円、ごみ対策が約200万円、フラッグ・憲章ボードが約1,400万円です。昨年は当日のみ重点的に実施したため、執行額は約5,800万円でした。

渋谷区のGOODBYE BAD HALLOWEENポスター(喫煙禁止・飲酒禁止の2枚)
画像出典: 渋谷区(シブヤ経済新聞掲載)

呼びかけの内容

  • 10月16日〜11月1日(場所により異なる)に、渋谷駅前の憲章ボードや、センター街・公園通り・道玄坂・中央街の街路灯にメッセージフラッグを掲出
  • アニメーションを用いた啓発動画を制作し、駅周辺の街頭ビジョン、区庁舎内のビジョン、SNSなどで放映
  • 「きれいなまち渋谷をみんなでつくる条例」を一部改正し、ごみのポイ捨てに対する過料の徴収を開始




日程別タイムライン|30日・31日・11月1日

区の発表をもとに、時間軸で整理しました。警察の交通規制は発表時点では詳細が未公表で、10月上旬に警視庁のホームページで公表される予定とされています。実際に出かける前に必ず最新の公表内容を確認してください。

10月16日〜11月1日
駅前の憲章ボードや主要な通りの街路灯にメッセージフラッグを掲出(場所によって期間が異なる)
10月30日(金)6時ごろ〜11月1日(日)17時ごろ
忠犬ハチ公像の周辺に仮囲いを設置。期間中はハチ公像を鑑賞できません
10月30日(金)早朝〜11月1日(日)早朝
渋谷駅前・宮益坂下の喫煙所を閉鎖
10月30日(金)17時〜31日(土)5時
電動マイクロモビリティのシェアサービス「LUUP」「Lime」について、渋谷駅周辺計26カ所のポートで貸し出し・返却場所を選べなくなる(日経の報道では両日17時〜翌5時とされており、時間帯の表記に差があるため、利用予定の人はアプリで確認してください)
10月30日(金)19時〜
ハチ公前広場など約10カ所に監視台を設置し、民間警備員を約60人投入。区職員による路上飲酒・喫煙・販売のマナー啓発は19時〜23時が中心
10月31日(土)19時〜翌5時
監視台を設置し、警備員を約125人投入(2日間の延べ約185人)。区職員のマナー啓発も同時間帯が中心。酒類販売の自粛依頼もこの日
10月31日(土)夕方〜11月1日(日)早朝
警察が駅周辺を中心に交通規制を実施する予定。混雑状況に応じ、公共交通機関の出入り口なども変わる可能性があります
渋谷区のGOODBYE BAD HALLOWEENポスター(ごみのポイ捨て禁止・通行妨害の禁止の2枚)
画像出典: 渋谷区(シブヤ経済新聞掲載)

ハチ公像の仮囲いとシェアモビリティの利用制限

「ハチ公封鎖」と言われているのは、駅前の人の流れを整え、銅像を守るために、10月30日6時ごろから11月1日17時ごろまでハチ公像の周辺に仮囲いを置く措置です。期間中は待ち合わせ場所として定番のハチ公像を見ることができなくなります。この3日間は、別の場所を待ち合わせに指定した方が安全です。

シェア電動キックボード・自転車の「LUUP」と「Lime」は、渋谷駅周辺の計26カ所のポートで、貸し出し・返却の場所が選べなくなります。シェアサービスで渋谷に来る場合は、近隣の駅で乗り捨てる前提で動くのが確実です。

渋谷区が公園通りなどに掲出するNO SMOKINGのハロウィーン啓発ポスター
画像出典: 渋谷区(シブヤ経済新聞掲載)

路上飲酒禁止と酒類販売の自粛依頼

渋谷区では2024年10月から、条例で18時〜翌5時の路上での飲酒を禁止しています。もともと2019年の条例でハロウィーン期間や年末に限って禁止していたものを、2024年に通年へ切り替えたものです。長谷部区長は、条例によって酒に起因した風紀の乱れが「大きく変わったと思う」と話しています。

31日は同じ時間帯に、路上飲酒禁止エリア付近のコンビニ、百貨店、小売店など酒類販売事業者62店舗に対して、区が酒類販売の自粛を依頼します。これは「依頼」であり、法的な販売禁止ではありません。一方で、路上での飲酒そのものは条例で禁止されている行為です。

渋谷区のNO OBSTRUCTING(通行妨害の禁止)を訴えるハロウィーン啓発ポスター
画像出典: 渋谷区(シブヤ経済新聞掲載)

ごみ対策と設備

ごみのポイ捨てには過料が科されるようになりました。通常は3人1組・3班で巡回していますが、ハロウィーン当日は7人1組・5班に増員します。ごみ収集場は宇田川町交番前(30日・31日)、ハチ公広場前とグランド東京渋谷ビル前(31日)に設置され、ボランティアによる清掃も予定されています。なお、仮設トイレや着替え場所は設置されません。仮装の着替えを街なかで済ませる前提では行けないので、自宅や宿泊先で済ませておく必要があります。

「来ないで」の本当の意味

SNSでは「渋谷に来ないで」という受け止め方が広がりがちですが、区長自身は会見で「観光客や来街者を受け入れている街として、『来るな』とは言いたくない」と述べています。ハロウィーン自体を否定するのではなく、商店街などが主催するイベントや、商業施設・クラブなどの屋内の企画の中で「マナーを守って楽しんでほしい」という立場です。

区の主張を整理すると
・来訪の禁止ではない(「来るな」とは言いたくない)
・路上での飲酒・喫煙・ポイ捨て・通行妨害は「やめてほしい」(一部は条例の対象)
・31日の渋谷は、仮装をして夜通し路上で楽しめる街ではない

つまり「行ってはいけない」のではなく、「路上に長く留まって騒ぐ使い方は受け入れられない」というメッセージです。買い物や食事で渋谷を訪れること自体が否定されているわけではありません。

長谷部健渋谷区長が掲げたGOODBYE BAD HALLOWEENのメッセージボード
画像出典: 渋谷区(シブヤ経済新聞掲載)




人出の見込みと過去との比較

区の計測によると、昨年は雨の影響もあるなか、渋谷センター街の路上にいた来街者が最も多かった21時ごろで約4,200人でした。計測を始めた2019年(約4万人)以降で最も少ない数字です。一昨年は最も多かった22時ごろで約1万8,000人で、今年の人出はこの一昨年と同等と見込まれています。

  • 2019年(計測開始): 約4万人
  • 一昨年: 約1万8,000人(22時ごろがピーク)
  • 昨年: 約4,200人(21時ごろがピーク・雨の影響あり)

長谷部区長は近年の傾向について「ピークから比べれば少しずつ熱が下がってきているように感じる」と話し、仮装者の約7〜8割を訪日外国人が占めるという見方にも触れています。そのうえで「今年は重要なターニングポイントになる。このままブームアウトしていけばいいが、気を引き締めて対応しなければいけない」としています。

この記事の限界と、渋谷に行かない方がよい人

確認できていないこと: 警察の交通規制の具体的な区間・時刻は、渋谷区の発表時点では未公表でした。この記事では「31日夕方から11月1日早朝に実施予定」という区の説明までしか書いていません。当日の動き方を決める前に、警視庁の公式サイトで最新の規制情報を確認してください。LUUP・Limeの制限時間も、区と報道で表記に差があります。

こんな人は31日の夜の渋谷は避けた方がよい

  • 仮装して路上で夜通し撮影・飲酒をしたい人(条例・仮囲い・監視体制のうえ、着替え場所もありません)
  • ハチ公像の前で待ち合わせ・記念撮影をしたい人(30日〜11月1日17時ごろは仮囲いで見られません)
  • 小さな子ども連れや足腰に不安がある人(混雑の状況によって公共交通機関の出入り口が変わる可能性があります)

それでも行く場合の心得

  • 待ち合わせは仮囲いの外・別の場所にする
  • ごみは持ち帰るか、設置された収集場に出す
  • 路上では飲酒も喫煙もしない(喫煙所も閉鎖されています)
  • 立ち止まっての撮影で通行を妨げない
  • 帰りの電車の時刻と出入口の変更をあらかじめ確認する

渋谷以外・屋内で楽しむ選択肢

区長が「屋内の企画」に言及しているように、同じ週末でもハロウィーンを楽しめる場所は他にもあります。当サイトで取り上げた近隣・全国のイベントです。

よくある質問

Q. 2026年の渋谷ハロウィーンは入場禁止になりますか?
A. なりません。区長は「来るなとは言いたくない」と述べています。ただし、路上での飲酒・喫煙・ポイ捨て・通行妨害はやめるよう呼びかけられています。
Q. ハチ公像はいつから見られなくなりますか?
A. 10月30日6時ごろから11月1日17時ごろまで、仮囲いが設置されて像を鑑賞できません。
Q. 路上で飲酒するとどうなりますか?
A. 渋谷区では条例で18時〜翌5時の路上飲酒が通年で禁止されています。31日は酒類販売事業者62店舗に販売自粛の依頼もされています。
Q. 警察の交通規制はいつ?
A. 31日の夕方から11月1日の早朝に、駅周辺を中心に実施する予定です。詳細は警視庁のホームページで公表される予定とされています。
Q. トイレや着替え場所はありますか?
A. 仮設トイレや着替え場所は設置されません。




まとめ・参考出典

まとめ: 2026年の渋谷ハロウィーンは10月30日・31日の2日間対策が実施され、ハチ公像の仮囲い、シェアモビリティの制限、酒類販売の自粛依頼、監視台と警備員の配置、警察の交通規制が重なります。渋谷区の呼びかけは「来ないで」ではなく、迷惑行為をやめてほしいというお願いです。屋内イベントや他のエリアも含めて、行き先と動き方を決めましょう。

公開日: 2026年10月21日。規制内容や時刻は変更される場合があるため、最新情報は警視庁の公式サイトや渋谷区公式サイトで確認してください。

参考・出典





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