2027年1月放送のNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」の新キャスト4名が、2026年10月9日に発表されました。この記事は2026年10月10日時点の発表内容をまとめたものです。

新キャスト4名と役柄
吉田松陰:中村倫也
長州萩藩の下級武士の次男で、幼少から兵学を学び、11歳で藩主の前で講義をした才人として描かれます。江戸では安積艮斎の塾で、主人公の小栗らと開国の是非を激論します。ペリー来航後は黒船に乗り込んで密航を企てて失敗し、入獄。萩の野山獄での日々が思想を過激にしていく人物です。中村さんは「吉田松陰という“熱源”を魅力的に提示できるよう、最大限を尽くしたい」とコメントしています。

高杉晋作:寛一郎
松陰が萩の自宅で開いた松下村塾に入り、松陰を生涯の師と仰ぐ長州藩士です。その後江戸に遊学して安積艮斎の塾に入り、小栗と出会います。老中暗殺を企てた松陰が江戸の牢へ送られると、晋作は小栗を頼ってなんとか松陰を救おうとします。松陰の生きざまに影響を受け、長州の生き残りをかけた「奇兵隊」を起こす原動力になっていきます。

島津久光:斎藤工
名君と名高い薩摩藩主・斉彬の異母弟です。兄の急逝後、遺志を継ぐために機会をうかがい、若き藩主の父「国父」として藩政を掌握。千人余りの兵を率いて上洛し、朝廷の使者とともに江戸入りして幕府に政治改革を求めます。ただし、そこにはさまざまな“想定外”が待っているとされています。

島津斉彬:西岡德馬
11代薩摩藩主で、西洋の文化や技術、世界情勢に精通した人物です。江戸の薩摩藩邸に生まれ、老中・阿部正弘や水戸の徳川斉昭など幕府や雄藩のリーダーとも幅広くつながっています。まだ無名だった勝麟太郎(勝海舟)の蘭学の才を見込んだ一人でもあります。開国で押し寄せる西洋列強から日本を守るため、ある一大計画を実行しようとします。

人物の相関まとめ
今回の4人は、松坂桃李さん演じる主人公・小栗忠順を中心に見ると、次のようにつながっています。
制作統括の勝田夏子さんは、艮斎の門下に実際に吉田松陰と高杉晋作がいたことに驚いたとコメントしています。薩摩勢については「はじめは勝麟太郎と出会います」とあり、小栗とは別のルートで物語に入ってくる構成のようです。
各キャストの大河ドラマ出演歴
西岡さんは1990年の「翔ぶが如く」で薩摩藩・島津斉彬の重臣・赤山靱負を演じており、今回は同じ薩摩の斉彬本人を演じることに「運命的なものを感じます」とコメントしています。
作品の基本情報と放送日程
物語は、日本初の遣米使節として新しい国の形をデザインしながら、明治新政府に「逆賊」とされた幕臣・小栗忠順を描くものです。幕府側、いわゆる“敗者の目線”から幕末を描く点が特徴とされています。
これまでに発表されたキャストには、北村有起哉さん、鈴木京香さん、上白石萌音さん、岡部たかしさん、中村雅俊さんのほか、宮野真守さん、岩田剛典さん、北村一輝さん、柄本明さん、眞栄田郷敦さんらが名を連ねています。
見る前に知っておきたいこと
主人公は幕府側の小栗なので、松陰・晋作・久光・斉彬はあくまで主人公と関わる人物として登場します。薩長側の視点を中心に幕末を追いたい人には、これまでの幕末ものとは視点が違うため、好みが分かれる可能性があります。一方で、勝田さんは「松陰も晋作も久光も、それぞれが真剣に未来を考え、愛憎入り乱れるドラマ」と述べており、敵味方というより各人の葛藤が描かれる方向性が示されています。
紹介されている役柄の説明は、番組が発表した人物紹介に基づくものです。劇中でどの場面にどの人物が登場するかは、放送が始まってから確認してください。
ドラマ好きの方は、VIVANT続編のキャスト・放送日まとめ、NHKドラマ6作品のNetflix配信情報、天狗の台所Season3のキャスト情報もあわせてどうぞ。
まとめ
- 吉田松陰は中村倫也さん、高杉晋作は寛一郎さん、島津久光は斎藤工さん、島津斉彬は西岡德馬さん
- 主人公は松坂桃李さん演じる小栗忠順。安積艮斎の塾が松陰・晋作・小栗をつなぐ
- 放送は2027年1月10日(日)20:00〜、NHK総合。NHK ONEで同時・見逃し配信予定
放送日程や出演者の最新情報は、NHK公式サイトで確認してください。
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