女優・文筆家の岸惠子(きし けいこ)さんが、老衰のため2026年8月7日に死去していたことが、8月19日に所属事務所から発表された。93歳だった。『君の名は』三部作をはじめ、市川崑監督作品など数多くの映画に出演し、日本映画界を代表する女優のひとりとして知られていた。ここでは発表内容と、これまでの代表作・受賞歴を振り返る。
画像出典: 映画ナタリー(2019年6月、フランス映画祭登壇時)
死因は老衰、8月7日に永眠
所属事務所は8月19日、公式に以下の内容を発表した。
発表によると、死因は老衰。葬儀は本人の意志によりすでに近親者のみで執り行われており、香典・供花は辞退するとしている。
岸惠子さんのプロフィール
1932年8月11日、神奈川県横浜市生まれ。1951年公開の映画『我家は楽し』でスクリーンデビューした。以降、女優として活躍する一方、フランス在住の経験を生かした文筆家としてもエッセイなどを発表し、幅広く活動していた。
代表作
代表作として知られるのは、1953年公開の『君の名は』三部作。戦後の日本映画を代表するヒット作で、岸さんの巻いたストールの結び方が「真知子巻き」として社会現象になったことでも知られる。ほかに1954年『女の園』、市川崑監督作品では1960年『おとうと』、1977年『悪魔の手毬唄』、1978年『女王蜂』、1983年『細雪』などに出演。2001年公開の『かあちゃん』にも主演した。
受賞歴
岸さんはこれまでに数々の賞を受賞している。『かあちゃん』での演技が評価され、2002年に日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。2004年には旭日小綬章を受章し、2011年にはフランス芸術文化勲章コマンドールを受章した。2017年には第65回菊池寛賞を受賞するなど、映画・文筆両面での功績が広く認められていた。
文筆家としての活動
岸さんは女優業のかたわら、フランス・パリでの生活経験をもとにしたエッセイなど文筆家としての顔も持っていた。国際的な視野を生かした著作や随筆は、映画とは異なる読者層からも支持を集めていた。
よくある質問
岸惠子さんはいつ亡くなった?
2026年8月7日に死去。所属事務所が8月19日に発表した。
死因は何?
老衰。享年93歳だった。
代表作は?
『君の名は』三部作(1953年)のほか、市川崑監督作品の『おとうと』『悪魔の手毬唄』『細雪』、2001年の『かあちゃん』などが代表作として知られる。
葬儀は行われた?
本人の意志により、すでに近親者のみで執り行われている。香典・供花は辞退するとの発表があった。
まとめ
岸惠子さんは2026年8月7日、老衰のため93歳で死去した。『君の名は』三部作をはじめ、市川崑監督作品など数多くの名作に出演し、女優として、また文筆家として長年にわたり活躍した。葬儀は近親者のみですでに執り行われている。心よりご冥福をお祈りしたい。
(2026年8月19日 公開)
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