Googleが2026年8月12日、同社初となる紛失防止トラッカー「Google Pixel Tag」を発表した。Appleの「AirTag」に対抗する製品で、鍵や財布、カバンなどに取り付けておけば、Android端末のネットワークを使って居場所を素早く探し出せる。この記事では発売日・価格・機能・使い方まで、公式発表をもとに分かっている情報をまとめる。
(2026年8月13日 公開)
Google Pixel Tagはいつから発売?
画像出典: Google Pixel 11シリーズ発表イベントのスライド
Pixel Tagは2026年8月12日に「Pixel 11」シリーズ・「Pixel Watch 5」と同時に発表された。発売時期は2026年11月で、日本国内でも取り扱いが予定されている。海外メディアの報道では「11月11日」に販売が始まるとされており、Pixel 11本体の発売(8月20日)からは約3カ月後の展開になる。Googleにとって紛失防止タグは今回が初参入で、Apple・Samsungに次ぐ主要スマホメーカーによる本格投入という位置づけだ。
Pixel 11シリーズと同時発表の理由
Pixel Tagは単独の周辺機器ではなく、「Pixel 11」シリーズのアクセサリーの一つとして紹介されている。GoogleのAI機能を軸にしたPixel 11の発表イベントの中で、位置情報まわりの体験を強化するプロダクトとして披露された形だ。UWB(超広帯域無線)に対応するPixel 11 Proと組み合わせることで、スマートフォン側によりリッチな距離・方向表示ができる点も、同時発表の狙いとみられる。
価格はいくら?
画像出典: Google公式(Pixel Tag製品画像)
価格は次のとおり。
5,010円(税込)
16,940円(税込)・1個あたり約4,235円
4個セットでまとめ買いすると、単品換算で1個あたり700円以上安くなる計算になる。鍵・財布・カバン・スーツケースなど複数の持ち物に付けたい人はセット購入の方がお得だ。AirTagの日本での価格(単品4,900円・4個パック16,800円)と比べても近い価格帯に設定されており、Xでも「値段はAirTagとほぼ同じか」という声が上がっている。
どんな機能がある?
画像出典: Google公式(Pixel Tag製品画像)
本体はステンレススチール製の薄型・軽量デザインで、サイズは約46.1×28×5.4mm、重量は約11.8g。IP67の防水・防塵性能を備えており、水回りや屋外でも安心して使える。主な機能は次のとおり。
UWB(超広帯域無線)+Bluetooth Channel Sounding
UWBとBluetooth Channel Soundingの両方に対応し、近づくとスマートフォン側の画面に距離と方向が視覚的に表示される。捜索できる範囲は最大50mとされ、部屋の中で見失った物を探す際も迷わず近づける。UWB対応はPixel 11 Proなど対応端末との組み合わせで効果を発揮する機能で、Xでも「UWBがついたのは大きな進歩」という評価の声が見られた。
内蔵スピーカーとスマホを鳴らす機能
Pixel Tag本体にはスピーカーが内蔵されており、アプリから音を鳴らして物理的な位置を特定できる。逆にPixel Tag側のボタンを押すと、ペアリングしたスマートフォンを鳴らして呼び出すことも可能。カバンの中でスマホが行方不明になった時にも役立つ双方向仕様になっている。
10億台超のAndroidネットワーク「Find Hub」
Bluetoothの通信範囲を離れて紛失した場合でも、Googleの位置情報探索サービス「Find Hub」を通じて、周囲にある10億台を超えるAndroid端末のネットワークを匿名で活用し、Pixel Tagの位置情報を更新できる。持ち物は最大10人まで共有でき、家族や友人と一緒に探すことも可能だ。
電池と対応機種は?
電源はコイン型電池のCR2032を採用し、ユーザー自身で交換できる。バッテリー持続時間は最長1年とされ、専用の充電作業は不要だ。対応機種はAndroid 9以降を搭載したスマートフォンで、Fast Pairを使えば近づけるだけで簡単にペアリングできる。UWBによる距離・方向表示など一部機能はUWB対応端末(Pixel 11 Proなど)限定になる可能性があるため、詳細なスペック要件は発売前に公式サイトで確認しておきたい。
画像出典: Google公式(Pixel Tag使用イメージ)
AirTagとの違いは?
Apple「AirTag」との最大の違いは対応OSだ。AirTagはiPhoneの「探す」アプリ・Find Myネットワークが前提で、Androidユーザーは公式には利用しづらい。Pixel TagはAndroid標準の「Find Hub」ネットワークを前提に設計されており、Androidユーザーにとって初めての“純正”選択肢になる。価格帯・IP67防水防塵・コイン電池仕様など基本スペックは近いが、UWB+Bluetooth Channel Soundingという組み合わせはPixel Tag側の新しい特徴だ。
一方でXでは「Find Hubのオフラインデバイスを探す設定がiOSより限定的に見える」という指摘もあり、実際の探索精度・カバー範囲についてはAirTagとの実機比較を待ちたいところだ。
Xでの反応
「ちょっと欲しい」
— Xユーザーの投稿より(2026-08-12)
「Google Pixel Tagの値段、AirTagとほぼ同じか」
— Xユーザーの投稿より(2026-08-12)
「UWBついたのは大進歩なんだけど、Find Hubのオフラインのデバイスを探すのデフォルト設定がiOSより限定的に見えるので、実効でAirTagと比較するとまだまだ差があるように見える」
— Xユーザーの投稿より(2026-08-12)
「Pixel TagもUWB対応か」
— Xユーザーの投稿より(2026-08-12)
発表直後から「値段」「UWB対応」「AirTagとの実力差」に注目が集まっており、価格の手頃さを歓迎する声と、Android版Find Myとしての実力を見極めたいという慎重な声が混在している。
よくある質問
Q. Google Pixel Tagの発売日はいつ?
2026年11月発売予定。Pixel 11シリーズと同じ2026年8月12日に発表されたが、実際の発売はPixel 11本体より遅れて11月になる。
Q. 価格はいくら?
単品5,010円(税込)、4個セット16,940円(税込)。
Q. iPhoneでも使える?
公式発表では対応機種はAndroid 9以降とされており、Androidユーザー向けの製品として設計されている。iPhoneでの利用については現時点で公式情報がないため、購入前に対応状況を確認したい。
Q. 電池はどれくらい持つ?
コイン電池CR2032を採用し、バッテリー持続は最長1年。ユーザー自身で電池交換ができる。
まとめ
Google Pixel Tagは、Googleが初めて手がける純正の紛失防止タグ。2026年11月発売、価格は単品5,010円・4個セット16,940円で、IP67防水防塵・UWB対応・10億台超のAndroidネットワークを活用した捜索機能が特徴だ。Apple AirTagのAndroid版という位置づけで、鍵や財布を失くしやすい人には注目の選択肢になりそうだ。価格・仕様は今後変更される可能性もあるため、購入前には必ず公式サイトで最新情報を確認してほしい。
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参考・出典
- ITmedia PC USER「Google純正の紛失防止タグ「Pixel Tag」が登場!」
- ASCII.jp「グーグル純正の忘れ物タグがついに登場! 「Pixel Tag」は11月発売」
- ケータイ Watch「グーグルが「Pixel 11」シリーズと「Pixel Watch 5」を発表」
- ファミ通.com「Google Pixel Tag登場。薄型軽量設計でIP67防水防塵」

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