(2026年8月7日 公開)
大型で強い台風13号「ドルフィン」が2026年8月7日昼過ぎから夕方にかけて沖縄本島地方に最接近している。沖縄電力によると、7日午前9時現在で県内19市町村・計2,250戸が停電しており、国頭村や読谷村を中心に影響が広がっている。本記事では、台風13号による最新の停電状況、復旧状況の確認方法、停電時に注意すべきポイントを一次情報にもとづいて整理する。
画像出典: tenki.jp(日本気象協会) 2026年8月7日9時発表の進路予想
【8月8日更新】停電は最大1万6900世帯超まで拡大、復旧進む
沖縄電力の集計によると、台風13号の暴風により沖縄県内の停電は8月7日午後5時時点で21市町村・約1万6920世帯まで拡大した(全体の約9割が沖縄本島北部に集中)。7日午後7時には20市町村・1万6940世帯まで達したが、その後は復旧作業が進み、7日午後11時時点では21市町村・1万3160世帯と減少傾向に転じている。
7日午後11時時点で被害世帯が多いのは以下の地域(琉球新報まとめ)。
台風13号は8月7日16時時点で中心気圧935hPa・最大風速45m/s・最大瞬間風速60m/sの「非常に強い」勢力に再発達し、名護市では最大瞬間風速42.0m/s(7日15時21分)を観測した。琉球新報によれば同日夕方時点でけが人は少なくとも7人が報告され、住宅一部損壊も5棟確認されている。
出典: 琉球新報「21市町村1万6920世帯で停電」(8/7) / 琉球新報「勢力『非常に強い』に再発達」(8/7)
【2026年8月9日更新】停電は8日夜に7,710世帯まで減少、台風は九州の西へ
沖縄電力の集計によると、台風13号による県内停電は8月8日午後11時時点で12市町村・約7,710世帯まで減少しました。ピークは8月7日午後4時の約18,410世帯で、そこから復旧作業が進み1日で半分以下に。停電はなお本島北部に集中しており、名護市約2,430世帯・本部町約1,300世帯・国頭村約1,090世帯などが残っています。
台風13号は8月8日午後11時時点で久米島の西北西約250kmを西へ時速15kmで進んでおり、中心気圧945hPa・最大風速45m/s・最大瞬間風速60m/sの「大型で非常に強い」勢力を維持。9日夜には日本の暴風域から離れ、11日ごろに中国大陸で熱帯低気圧に変わる見込みです。沖縄本島の暴風域からの離脱に伴い、9日以降は残る停電エリアでも復旧が加速する見通しです。
台風13号「ドルフィン」の現在地と勢力
気象庁・tenki.jpの発表によると、台風13号は2026年8月7日午前9時現在、沖永良部島の南東約30kmを西へ時速25kmで進んでいる。分類は「大型で強い」台風で、中心気圧950ヘクトパスカル、最大風速40メートル、最大瞬間風速55メートルという猛烈な勢力を維持している。暴風域(風速25メートル以上)は北東側330km・南西側185kmに、強風域(風速15メートル以上)は北東側650km・南西側560kmに広がっており、沖縄本島地方は7日午前4時ごろから暴風域に入っている。
すでに奄美大島では最大瞬間風速34.5メートルの暴風が観測され、大東島地方でも最大瞬間風速30メートルを超える突風が吹いた。沖縄本島では電柱や街灯の倒壊につながりかねない最大瞬間風速55メートルの猛烈な風が予想されており、気象台は暴風・高波・大雨に厳重な警戒を呼びかけている。前日の8月6日には強風の影響で3人がけがをしたとの報道もある。
停電はどこで何戸発生している?
沖縄電力によると、台風13号の影響で2026年8月7日午前9時現在、沖縄県内では計19市町村・2,250世帯が停電している。特に停電戸数が多いのは本島北部の自治体で、深夜から早朝にかけて暴風域に入った地域を中心に被害が集中している。
なお、FNN(フジテレビ系)は7日朝の時点で「本島北部を中心に約3,000戸が停電」と報じており、台風の接近にともなって停電戸数が時間とともに増加している状況がうかがえる。台風は昼過ぎから夕方にかけてさらに接近するため、今後も停電が拡大する可能性がある。断水については本記事の執筆時点で公式な発表は確認できていない。
画像出典: tenki.jp(日本気象協会) 沖縄・奄美近海の台風13号(2026年8月7日9時)
停電の最新状況・復旧見込みを確認する方法
自分の住む地域の停電状況や復旧見込みをリアルタイムで確認したい場合は、以下の手順で沖縄電力の「停電情報公開サービス」を使うのが最も確実だ。
ステップ1: 停電情報公開サービスにアクセス
沖縄電力の停電地図表示サービス(okidenmail.jp/bosai/sp/info)にアクセスする。パソコン・スマートフォンどちらからでも閲覧できる。
ステップ2: 地域を絞り込む
県全体の地図から市町村、さらに具体的な停電区域まで段階的にタップして絞り込む。停電戸数は0戸〜10,001戸以上まで色分け表示され、地図を見るだけで被害の大きい地域が一目で分かる。
ステップ3: 復旧見込み時間・対応状況を確認
各区域をタップすると、復旧見込み時間と対応状況(「災害対応」または「通常対応」)が表示される。悪天候時は現地作業ができないため遠隔操作での対応となり、天候が回復してから現地での復旧作業が始まる仕組みになっている点は理解しておきたい。ページ内の「更新」ボタンを押すと最新情報に切り替わる。なお、低圧設備や建物内の配線が原因の停電はこのサービスには反映されない。
ステップ4: 停電情報が確認できない場合
ネット環境が使えない場合は、沖縄電力のコールセンターやテレビ・ラジオ・コミュニティFMの災害情報でも状況を確認できる。停電の通報自体もコールセンターで受け付けている。
今後の進路予想と警戒のタイミング
台風13号は今後も西〜西南西方向に進み、勢力を維持したまま沖縄・奄美地方の近海を通過する見込みだ。気象庁発表の進路予想は以下の通り。
進路予想は今後の観測データで変わる可能性がある。最新の進路・強度は気象庁またはtenki.jpの台風13号ページで随時更新されるため、こまめに確認したい。
停電時の注意点・落とし穴
停電が発生・拡大している状況では、次のような点に注意したい。
暴風域が去るまでは屋外の復旧作業ができない
沖縄電力の停電対応は、悪天候時は遠隔操作で行い、天候が回復してから現場での復旧作業に入る仕組みになっている。暴風域を抜けきっていない地域では、復旧見込み時間が表示されないか、大きく後ろ倒しになる場合がある点を理解しておく必要がある。
熱中症リスクにも注意
停電でエアコンが使えなくなると、8月の沖縄では室内でも熱中症のリスクが高まる。沖縄県防災士会も台風接近にともなう停電と熱中症の両方への備えを呼びかけている。冷房が使えない場合は無理に自宅に留まらず、日頃から水分・保冷剤・モバイルバッテリーなどを備えておくことが重要だ。
停電の通報は電力会社へ、感電・漏電には近づかない
自宅だけが停電している場合はブレーカーの確認をしたうえで沖縄電力のコールセンターに連絡する。倒れた電柱や垂れ下がった電線には絶対に近づかず、感電の危険があるため自分で対処しようとしないことが基本だ。
Xでの反応
台風13号の接近について、X(旧Twitter)上でも多くの投稿が見られる。
「大型で強い台風13号、沖縄・奄美は本気で危ない。猛烈な風・大雨…住家倒壊の恐れもあるレベル」
— Xユーザーの投稿より(2026年8月7日)
「強い勢力で大東島地方を直撃する見込みの台風13号。南大東村と北大東村では窓をベニヤ板で覆うなど住民が厳重な対策。沖縄本島でも停電に備えてポータブル電源を購入する客が相次いだ」
— Xユーザーの投稿より(2026年8月5日)
「今回の台風はそんなにかな?那覇市街地は中々停電にならないし、居酒屋とか開いてますよ」とタクシーの運転手さんが話していた
— Xユーザーの投稿より(2026年8月6日)
暴風域に長時間入る北部・離島の被害を心配する声がある一方、那覇市街地では6日時点でまだ大きな影響が出ていなかったという声もあり、地域差が大きいことがうかがえる。
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【2026年8月10日更新】停電は約5,240戸まで減少、復旧作業続く
沖縄電力の公式X発表によると、台風13号による県内停電は2026年8月9日14時時点で約5,240戸まで減少しました。8月9日中の推移は10時=約6,410戸、13時=約5,280戸、14時=約5,240戸と、日中を通じて着実に復旧が進んでいます。前日8日23時時点(約7,710戸)からも約2,500戸減少しました。
沖縄電力・関係会社・電気工事会社の職員を動員し、被害状況の把握と早期復旧に向けた作業が引き続き行われています。停電エリアの詳細と最新の復旧状況は沖縄電力公式X(@OKIDEN_Official)や停電情報ページで随時更新されているため、停電中の方は最新情報を確認してください。
【2026-08-11 追記】8月10日朝には230戸まで復旧
琉球新報・沖縄タイムスなど地元報道各社によると、8月9日午後7時時点で残っていた停電は北部7市町村の計2,480世帯(最多は国頭村860世帯)。その後夜間を通じて復旧が進み、8月10日午前8時にはおよそ230戸まで減少した。ピーク時(8月7日午後4時の約1万8,410世帯)からほぼ99%が復旧した計算になる。一方、断水は本島北部の一部地域で継続しており、避難所閉鎖に対する住民の疑問視の声も報じられている。
出典: 琉球新報(9日午後7時2,480世帯)、沖縄タイムス(10日朝の復旧進捗)
よくある質問
台風13号による沖縄の停電は現在何戸?
沖縄電力によると、2026年8月7日午前9時現在で県内19市町村・計2,250世帯が停電しています。国頭村(約470世帯)、読谷村(約370世帯)、名護市(約200世帯)、西原町(約180世帯)で特に多くなっています。台風が接近中のため今後も戸数は変動する見込みです。
停電はいつ復旧する?
現時点で全体の復旧見込み時刻は発表されていません。個別の地域の復旧見込みは、沖縄電力の停電情報公開サービス(okidenmail.jp)で地域ごとに確認できます。暴風域を抜けるまでは現地での復旧作業ができないため、天候の回復状況によって時間が変わります。
台風13号は沖縄本島にいつ最接近する?
気象庁の発表では、2026年8月7日昼過ぎから夕方にかけて沖縄本島地方に最も接近する見込みです。沖縄本島地方はすでに7日午前4時ごろから暴風域に入っています。
台風13号の強さはどのくらい?
2026年8月7日午前9時時点で、大型で強い台風に分類され、中心気圧950ヘクトパスカル、最大風速40メートル、最大瞬間風速55メートルです。沖縄本島では電柱や街灯の倒壊のおそれがある猛烈な風が予想されています。
断水は発生している?
本記事の執筆時点(8月7日午前)では、公式な断水の発表は確認されていません。状況が変わり次第、確認できた情報を追記します。
停電時にまず何をすればいい?
まず自宅のブレーカーを確認し、それでも復旧しない場合は沖縄電力のコールセンターに連絡します。倒れた電柱や垂れ下がった電線には絶対に近づかないでください。エアコンが使えない間は熱中症対策として水分補給や保冷剤の準備をおすすめします。
台風13号はこのあとどこへ進む?
気象庁の予想では、8月8日午前6時に久米島の北西約110km、8月9日午前3時に東シナ海に到達する見込みです。進路は今後の観測で変わる可能性があるため、最新情報を随時確認してください。
まとめ
台風13号「ドルフィン」は2026年8月7日昼過ぎから夕方にかけて沖縄本島地方に最も接近し、9時現在で県内19市町村・計2,250世帯が停電している。台風の接近にともなって停電が拡大する可能性があるため、最新の停電状況は沖縄電力の停電情報公開サービスで随時確認し、復旧までは感電やブレーカーの誤操作、熱中症に十分注意してほしい。今後の進路や被害状況は本記事でも更新予定なので、続報も合わせてチェックしてほしい。
参考・出典
※本記事の停電戸数・進路予想などの数値は執筆時点(2026年8月7日午前9時台)の情報です。台風接近にともない状況は刻々と変化するため、最新の情報は沖縄電力や気象庁の発表を必ずご確認ください。
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