2026年8月13日(日本時間)、太陽・月・地球が一直線に並ぶ「皆既日食」が起こる。今回の皆既日食帯はグリーンランドやアイスランド、スペインなどを通過し、ヨーロッパ本土で皆既日食が見られるのは1999年8月以来となる。日本では残念ながら観測できないが、公式のライブ配信で世界各地の様子をリアルタイムで見ることができる。この記事では発生時刻・見える地域・日本で見えるかどうか・配信での視聴方法をまとめて紹介する。

画像:アストロアーツ「皆既日食2026」特集ページより
皆既日食とは・いつ起こる?
皆既日食は、月が太陽と地球の間に入り、太陽を完全に隠す現象。太陽の光がさえぎられることでコロナ(太陽の外側の大気)が肉眼で見えるようになる、天文現象の中でも特に貴重な瞬間だ。
今回の皆既日食は現地時間2026年8月12日(水)に発生し、日本時間では日付が変わった8月13日(木)未明にあたる。皆既帯(太陽が完全に隠れて見える地域)は北極圏からグリーンランド、アイスランド沖を通り、スペイン・バレアレス諸島(マヨルカ島など)へと抜けていくコースをたどる。

画像:European Space Agency (ESA) / 出典:Instituto Geográfico Nacional, Real Observatorio de la Armada
日本では見える? 見える地域はどこ?
結論から言うと、今回の皆既日食は日本からは一切観測できない。皆既帯・部分日食帯のいずれも北半球の高緯度〜大西洋沿岸に限られており、日本を含むアジア地域は月の影の通り道から完全に外れている。
皆既日食(太陽が完全に隠れる)が見られるのは、グリーンランド南部、アイスランド、スペイン本土の一部、バレアレス諸島など。このほか、カナダ北東部やヨーロッパ・北アフリカの広い範囲では、太陽の一部が欠けて見える「部分日食」として観測できる地域もある。

各地の現地時間を日本標準時(JST)に換算した目安時刻
スペイン・バレンシア周辺では日本時間の8月13日午前3時33分頃に食の最大(太陽が最も深く隠れる瞬間)を迎える見込み。皆既の継続時間は場所によって異なるが、最大でも2分に満たない程度と短めだ。

画像:アストロアーツ「皆既日食2026」特集ページより(StellaNavigatorで作成)
配信での視聴方法
日本からは直接観測できないため、皆既日食の様子を見たい場合は現地からの公式ライブ配信を利用するのがおすすめだ。
現地の複数地点からの映像を配信する専門サイト。配信ページ:timeanddate.com/live/eclipse-solar-2026-august-12
ESAがYouTubeでライブ配信を予定している。配信ページ:youtube.com/live/DRDx2xDR8NA
配信の開始時刻は日本時間の深夜〜未明にあたるため、リアルタイム視聴が難しい場合はアーカイブ動画としても公開されることが多い。正確な配信開始時刻は各配信ページで直前に確認しておきたい。
次に日本で皆既日食が見られるのは?
日本国内で皆既日食が観測できるのは、2035年9月2日の予定だ。北陸・北関東エリアを中心に皆既帯が通過すると見込まれており、日本本土で皆既日食が見られるのは1963年7月以来、実に70年以上ぶりの機会になる。今回の2026年の皆既日食は見られないものの、9年後に向けて今から情報をチェックしておくのもよいだろう。

画像:国立天文台「ほしぞら情報」2026年8月
Xでの反応
X(旧Twitter)では、8月12日から13日にかけて皆既日食・惑星の集合・ペルセウス座流星群の極大がほぼ同時期に重なることへの驚きの声が見られた。「日本では見えないのが残念」「配信で見るしかない」といった投稿のほか、スペインのバレンシアやマヨルカ島など現地の天文ファンによる観測準備の報告も見られた。日本国内から見られないことを惜しむ声が多く、配信情報を求める投稿も目立った。
まとめ
2026年8月13日(日本時間)に発生する皆既日食は、グリーンランド・アイスランド・スペインなどで観測できるが、日本からは見ることができない。現地の様子はtimeanddate.comやESAの公式ライブ配信で見られるので、興味のある人はチェックしてみてほしい。日本国内で次に皆既日食が見られるのは2035年9月2日の予定だ。
よくある質問
Q. 日本で皆既日食は見えますか?
A. いいえ、2026年8月の皆既日食は日本からは観測できません。皆既帯・部分日食帯ともに北大西洋周辺(グリーンランド・アイスランド・スペインなど)に限られています。
Q. いつ、どこで見られますか?
A. 現地時間2026年8月12日(日本時間では8月13日未明)、グリーンランド南部・アイスランド・スペイン本土の一部・バレアレス諸島などで皆既日食として観測できます。
Q. 配信で見る方法は?
A. timeanddate.comやESA(欧州宇宙機関)の公式YouTubeチャンネルなどでライブ配信が予定されています。
Q. 次に日本で皆既日食が見られるのはいつ?
A. 2035年9月2日に、北陸・北関東エリアを中心に日本国内で皆既日食が観測できる見込みです。
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※発生時刻・見える地域等の情報は執筆時点のものです。最新情報は各天文機関の公式発表をご確認ください。
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