うなぎ土用の丑の日2026|値下がりの理由とお得な買い方ガイド

(2026年7月20日 公開)

2026年の夏の土用の丑の日は7月26日(日)。毎年恒例のうなぎ商戦だが、今年は例年と違う大きなニュースがある。稚魚(シラスウナギ)の豊漁を受けて、うなぎの卸値が大幅に下落しているのだ。この記事では、なぜ今年うなぎが安くなっているのか、その理由と具体的な数値、そして少しでもお得にうなぎを買う方法をまとめる。

2026年土用の丑の日 うなぎが値下がりしていることを伝えるキャンペーン画像

画像出典: イオン株式会社 プレスリリース(PR TIMES)




2026年の土用の丑の日はいつ?由来もおさらい

2026年の夏の土用の丑の日は7月26日(日)。夏の土用の期間は7月20日(月)から8月6日(木)までの18日間で、この期間中に丑の日が巡ってくるのは1回のみ。今年は「二の丑」が存在しない年にあたるため、うなぎを食べる機会は実質この1日に集中しやすい。

土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、江戸時代の学者・平賀源内の逸話に由来するとされる。夏場に客足が落ちて困っていたうなぎ屋の相談を受けた源内が「本日、土用の丑の日」という看板を提案し、「丑の日に『う』の付く食べ物を食べると夏負けしない」という言い伝えを活用して宣伝したところ大ヒットし、これが定着したという説が広く知られている。




なぜ今年はうなぎが安いのか

今年のうなぎ商戦最大のトピックは「値下がり」だ。うなぎ養殖の元となる稚魚・シラスウナギの2025年漁期の国内採捕量は約14.8トンと、前年の2倍以上に回復した。5年ぶりの豊漁とされ、取引価格は1kgあたり約250万円から約130万円へと、ほぼ半値(48%下落)まで下がっている。

シラスウナギは養殖池に入れられてから出荷サイズに育つまで半年から1年ほどかかるため、稚魚の価格下落が実際の店頭価格に反映されるまでには時間差(タイムラグ)がある。豊洲市場の活鰻卸値は2026年3月時点で前年同月比24.8%の下落(2025年3月の1kgあたり5,065円から2026年3月は3,811円)となっており、稚魚価格の下落が徐々に川下に波及してきている状況だ。

この流れを受けて、大手スーパーのイオンは公式に「昨年の豊漁でうなぎがお買い求めやすくなりました」と発表。看板商品「トップバリュ グリーンアイナチュラル 鹿児島県産うなぎ蒲焼」の大サイズ(156g)は本体2,180円で、これは昨年比500円安という具体的な値下げ幅を明示している。

トップバリュ グリーンアイナチュラル 鹿児島県産うなぎ蒲焼のパッケージ

画像出典: イオン株式会社 プレスリリース(PR TIMES)

卸値はどれくらい下がった?具体的な数値

数値で整理すると、値下がりの背景がより分かりやすい。

シラスウナギ取引価格
2024年漁期 約250万円/kg → 2025年漁期 約130万円/kg(48%下落)
豊洲市場 活鰻卸値
2025年3月 5,065円/kg → 2026年3月 3,811円/kg(24.8%下落)
イオン トップバリュ うなぎ蒲焼(大・156g)
本体2,180円(昨年比500円安)

イオンは今年、特大サイズ以上のうなぎ蒲焼を過去最多となる12万尾用意し、300gの超特大サイズ(イオン史上最大)も新たに販売する。白焼きの新商品「うなくいーん」(有頭135g、本体2,080円)や、蒲焼と白焼の食べ比べセット(本体4,180円)もラインナップされ、7月24日から26日にかけてが最大の販売期間となる見込みだ。




卸値が下がっても店頭価格が下がりきらない理由

「卸値が2割以上下がっているのに、なぜうな重の値段はそこまで下がらないのか」と感じる人も多いだろう。実際、うなぎかば焼きの消費者物価指数は2026年4月時点でも高止まりが続いている。理由は主に2つある。

円安と輸入コストの高止まり

国内で流通するうなぎの多くは輸入に依存しており、2026年5月時点の円相場は1ドル158円台と円安基調が続く。為替の変動は輸入コストに直接影響するため、稚魚価格が下がっても輸入分のコストは相殺されにくい。

飼料・人件費・光熱費の高止まり

養殖用の配合飼料価格の指数は2020年比で36%増の水準が続いているとされ、飼料代・エネルギー価格・人件費といった養殖から流通までのコスト構造も高止まりしている。稚魚価格の下落分と、こうした川下コストの上昇分が「綱引き」状態にあるため、消費者価格は緩やかにしか動かないというのが実情だ。うなぎの値下がりの恩恵を受けられるかどうかは、店舗・商品によって差が大きい点には注意したい。

お得にうなぎを買う方法は?

値下がり傾向とはいえ、まだまだ高級品のうなぎ。少しでもお得に手に入れるためのポイントをまとめた。

タイムセールと週末特売を狙う

大型スーパーやデパートでは、週末限定の特売や閉店間際のタイムセールでうなぎが値引きされることがある。土用の丑の日当日は需要が集中して価格が上がりやすいため、前後の日程で在庫が動くタイミングを狙うのも手だ。イオンのように7月24日から26日にかけて品ぞろえを増やす小売店も多く、期間中に複数回チェックする価値がある。

国産と中国産の見分け方

価格を抑えたい場合、中国産うなぎも選択肢になる。一般的に、価格が高めのものが国産、比較的安価なものが中国産であることが多い。見た目では、国産うなぎは皮が薄めで身が引き締まっているのに対し、中国産は身が肉厚で皮も厚めという傾向がある。焼き色が均一で皮に自然なつやがあり、身がふっくらしているものを選ぶと、鮮度の良いものに出会いやすい。確実に産地を確認したい場合は、パッケージの産地表示を確認するか、鮮魚専門店・老舗うなぎ店で購入するのが安心だ。

国産うなぎ蒲焼とタレのセット商品パッケージ

画像出典: イオン株式会社 プレスリリース(PR TIMES)

Xでの反応

SNS上でも、今年の土用の丑の日に向けた声が投稿されている。

「今日は土用の丑の日、うなぎは家族揃ってからになります。早く食べたいなぁ」

— Xユーザーの投稿より(2026-07-20)

「土用の丑の日か。国産のやつ、がっつりじゃなくてもいいから少しは食べたいな…高いよね、うなぎ」

— Xユーザーの投稿より(2026-07-20)

値下がり傾向は報じられているものの、依然として「高い」という実感を持つ人も多いようだ。実際に店頭でどこまで安くなっているかは、店舗によって確認してみる価値がありそうだ。




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まとめ

2026年の土用の丑の日は7月26日(日)の1回のみ。シラスウナギの豊漁を背景に卸値は前年より2割以上下落しており、イオンのように「昨年比500円安」と明示する小売店も出てきている。ただし円安や飼料・人件費の高止まりで店頭価格の下落幅は店舗差が大きいのが実情だ。タイムセールや特売のタイミングを狙いつつ、価格や産地表示を確認しながら、無理のない範囲でうなぎを楽しみたい。価格や在庫状況は変動するため、購入前に各店舗の公式情報で最新情報を確認してほしい。

よくある質問

2026年の土用の丑の日はいつ?

2026年夏の土用の丑の日は7月26日(日)です。今年は「二の丑」がなく、夏の土用期間中に丑の日が巡ってくるのは1回のみです。

なぜ今年はうなぎが安いの?

稚魚であるシラスウナギが2025年漁期に豊漁となり、取引価格が前年の約250万円/kgから約130万円/kgへと下落したためです。この影響で豊洲市場の活鰻卸値も前年同月比24.8%下落しています。

店頭価格もその分安くなる?

店舗や商品によって差があります。イオンのように具体的な値下げ額を打ち出す小売店がある一方、円安や飼料・人件費の高止まりにより、価格を据え置く店舗も少なくありません。

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参考・出典





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